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クアドラード高騰

ムンディアルでの活躍でオークション状態。

現地24日の日本戦に出場するかどうかは分かりませんが、これまでのギリシャ戦、コートジボワール戦でのパフォーマンスによって各方面の評価がうなぎ上りなのがコロンビアの右サイドを担当するファン・ギジェルモ・クアドラードです。この世界的見本市での活躍を見込み、ウディネーゼから残り50%分の権利を買い取ったフィオレンティーナの元には、欧州のグランデたちからの問い合わせが殺到していて、超売り手市場となっているらしく。なんでもバルセロナは5,000万ユーロを要求されているとのことで、この状況が変わらないのであれば、撤退が濃厚となります。

予算3,500万ユーロに対し、要求額5,000万ユーロ?

SPORT紙の伝えるところでは、ファン・ギジェルモ・クアドラードはアンドニ・スビサレッタが以前より右ラテラル補強のトップ候補にしてきただけでなく、ルイス・エンリケがポリバレント性を評価し、多少のムリをしてでも獲得を求めている選手です。よって、かつてダニ・アルベス獲得に要した3,000万ユーロを上回る、3,500万ユーロまでならバルサは用意するとされています。

しかし可能なかぎり儲けたいフィオレンティーナはまず、ユベントスによる3,000万ユーロのオファー(当時はウディネーゼとの共同保有で、各クラブに1,500万ユーロずつの提案)を拒否。続いてバイエルン・ミュンヘンによる4,000万ユーロのオファーにも断りを入れたそうです。クアドラードには他にもマンチェスター・シティとユナイテッドもまた関心を示していると言われ、まさにオークション状態。ビオラさんは交渉の入り口でとりあえず「で、ナンボ出せますの?」と訊くらしく、バルサがクアドラードを獲得するためには本人によるバルサ指名は不可欠でしょうし、彼がビッグクラブならどこでもOKの見解ならば、さっさと断念して別の選手なりポジションに精力を傾けるのが賢明そうです。

ウディネーゼがクアドラードの残り50%の権利をフィオレンティーナに譲った際、後にビオラのみが濡れ手に粟の商売をすることを良しとしたとは考えにくく、転売によって儲けた分は折半するとの秘密条項があるとする方がしっくりきます。もしくは窓口をフィオレに一本化しただけで、権利は実はまだ50%ずつか。いずれにせよややこしい案件なのは間違いなく、表向きはクアドラードにこだわっていると見せかけつつ、水面下では同等の予算で実行可能そうなフランスかポルトガルの選手に目標変更している、なんて話でも良しであります。いや、そもそも、まずはセントラル確保をッ。

 

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