進展しない放出作戦:スアレスに干すぞと脅すバルサかな

残り1年の契約を放棄し、移籍をするようにデランテロに求めるクラブ
もし残留するのであれば、空白の一年になることも覚悟せよと警告

選手を新たに加える前に、まず放出しなければならない。経済的かつスポーツ的な問題の両面からバルサはスカッドの整理が必須となっています。しかしこれが上手くいっていない。退団したラキティッチと話が進んでいるビダルを除き、その他大勢の戦力外選手たちはまだ移籍先が見つかっていません。

バルセロナが売り払いたい選手ははっきりしています。先日の親善試合(ナスティック戦)に招集されなかったルイス・スアレスアルトゥーロ・ビダルラフィーニャワゲマテウス・フェルナンデス、そしてCOVID-19陽性で隔離されていたウンティティトディボです。はっきりしすぎちゃうと足元を見られますよね。

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残留するなら干しますよ

クラブ功労者を裏門から追い出しがちなFCバルセロナの悪しき伝統が、ルイス・スアレス(クラブ歴代得点ランキング3位)に対して発動しています。

持続可能レベルを超えたサラリー総額を減らそうとクラブが取り組んでいて、そのために(カンテラーノを除く)高給ベテラーノたちに移籍するよう促すところまでは理解できる。若返りの必要もあり、やむを得ないとも思います。
スアレスの場合は、クーマンが考える4-2-3-1には守備免除選手を2人置けない事情も解る。彼とメッシを使うなら、結局バルベルデ式の4-4-2に戻るでしょう。

問題はその放出方法です。
戦力外である旨を一方的に簡単な電話で通達し、バルサとの残り1年分の給与を放棄して退団するよう求める。もしここに残っても試合出場機会はないぞ何故ならキミは戦力外だと圧力をかける。ブラックですな・・・。

9月14日版SPORTによると、バルサはルイス・スアレスに対して、もし契約を全うするつもりなら1シーズン間を観客席で過ごすことになるかもしれんぞと警告しているそうです。週末のプレシーズン親善試合(対ナスティック)では、ルイシートは招集外となって自宅観戦。水曜日のジローナ戦もそうなるでしょう。

同紙にはグループ練習から外されていることをスアレス周辺は理解できずにいるとの記述もある(メッシとフィジカルメニューに取り組んでる2日前の映像は確認。戦術メニューは不明)。バルサ入団前のトディボもそうでしたが、あちらは容赦なく干しますね。

敬意を欠く強引なやり口

スアレスは、クラブのそういう強引なやり方に納得をしていないようです。
元々バルサを出る気のなかったデランテロですし、なんでこのオレが裏門からクラブを追い出されなあかんねん、なにが名誉ある退団やねん●●●バルトメウと反発するのは自然の流れ。面と向き合って話し合わないので両者の距離は縮まらず、どんどん捻れていきます。

スアレスが求めるのは、敬意ある手順でしょう。移籍を検討するにしても、クラブは監督の電話一つで片付けようとするのではなく、まずは会長なり強化技術部長らが話を持って来るべきと彼は考えています。契約解除はそれからだろうと。

レオ・メッシの退団希望に対しては契約書を盾に、やれるもんならやってみろと言っていたバルトメウ理事会が、スアレスが残り契約を全うすることを阻もうとする矛盾・・・
というか、1シーズンを通して退団希望を出していたメッシには、適当な口約束でその思いを踏みにじり、かつスアレスには敬意を欠いたやり口で強引に追い出そうとする。どちらの選手に対しても、もっと適切な道はあったでしょうに。

ユベントスアトレティコとの移籍話のあったスアレスですが、完全に納得して決断を下せない現時点では、回答を保留している模様です。

(守備で走れないからとバルサを出されて、上記の2チームで走れるのなら、バルサでもいける?)

停滞する その他の放出作戦

放出作戦が停滞しているのはスアレスだけではありません。
どうにか近日中に解決しそうなのはアルトゥーロ・ビダルのインテル移籍だけで、それにしても早々に戦力外だと知れ渡らせてしまったおかげで、もし移籍金が発生するにしても形だけの額でしょう。むしろ無料のフリー移籍になりそう。

これまでは上手くいってきた転売ビジネスにも陰りが見えます。
セネガル人のムッサ・ワゲは「オファーも問い合わせもない」。
マテウス・フェルナンデスは「入団プレゼンテーションすらされていないし、オファーもなし」(どちらもSPORT情報)。特にフェルナンデスは、なんで獲得しましたかね。謎すぎます。

契約が残り1年となっていることで今夏の売却が必須のラフィーニャも、移籍先は見つかるとしても理事会が目論むような金額(1,500万ユーロ)にはなりますまい。彼も絶対に足元見られる案件です。

怪我のリスクが高く、給料もそれなりに高いサムエル・ウンティティは、獲得に名乗りを上げる勇気のあるクラブが出てくると期待できない。ビッグサムは残留を希望しています。

唯一、良い買い手が付くかもしれないのはジャンクレール・トディボですが・・・ 面白そうな資質を持った選手なので出来れば残してほしかった。セントラルはロナルド・アラウホの昇格とエリック・ガルシアの獲得で強化する計画となっています。

 

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