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セルジ・ロベルト欠場、どうなる代役

デポルティーボ戦の右ラテラルをどうするか。

10月の代表戦ウイークは、いわゆるFIFAウイルスが暴れてくれる1週間となりました。猛威を振るうとまではいかずとも、ジョルディ・アルバが左脚の大腿二頭筋を負傷して全治10日になったほか、セルジ・ロベルトが右腿の内転筋の肉離れを起こし、ジャスペル・シレセンが右ヒザ外側靭帯の捻挫で全治3週間。レオ・メッシサムエル・ウンティティイバン・ラキティッチらは回復順調とはいえ、パロン明けのデポルティーボ戦は両ラテラルのレギュラーを欠くことになり、ルイス・エンリケは眉間にしわを寄せていることでしょう。特に注目されているのが、セルジ・ロベルト欠場の穴埋めです。

セルジ・ロベルトは医療部の報告によれば負傷はしておらず、回復に要する日数は定番の“経過次第”と発表されています。土曜日に間に合う可能性もありますが、水曜にシティ戦が待っていることを考えれば、大事をとって温存するのが妥当でしょう)

順当にアレイシのはずだが…

本来であれば、セルジ・ロベルトの短期間の休養に対しては、アレイシ・ビダルの起用で問題はないところです。そのアレイシにトラブルが発生した場合の備えとしてカンテラーノの招集に注目が集まるとしても、先発は「頼むぞ、アレイシ」でよいはずだった。しかしルイス・エンリケはカタランラテラルの何がしかを明らかに気に入ってはおらず、ここ6試合連続でアレイシをベンチメンバーからも外しています。土曜日のデポルティーボ戦でついに招集し、先発を任せるかどうかは非常に不透明です。

ここでもしルイス・エンリケアレイシをベンチから外すとなれば、それは99%戦力外通告となります。そしてそれが現実となった場合は、誰が右ラテラルを務めるのか。レガネス戦で皆を驚かせた、マスチェラーノを右に置く3バック(ラフィーニャが偽の右インテリオールとなり、守備時に下がる)への再挑戦は、前回の出来の悪さを考えればおそらくないでしょうし、止めてほしいと思います。あの試合を1-5で勝てたのは、トリデンテの決定力が際立っていたから。加えてマスチェラーノは疲労を蓄積させて帰宅、ピケも精神的にしんどそうな状況ゆえ、奇策は非常に怖いです。

通常の4バックであればバルサBのセルジ・パレンシアにチャンスが訪れるところも見てみたくはありますが、ルイス・エンリケがここで若手を試すとも考えにくく。そもそもパレンシアは昨日のトレーニングにも呼ばれてもいません。

よって、なんの深読みもなくアレイシ・ビダルで決まりと見ていいと思うのですが、なんでしょうかこの確信の持てない感じ。先発起用されるにせよ、されないにせよ、アレイシの将来やテクニコのチーム計画へと少なからぬ影響を及ぼす週末となりそうです。そしてロベルトがフル稼働できるとも思えないので、右ラテラル控え問題は早晩解決しなければなりません。

 

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