昨季の活躍でビッグになりました
持ち前のポリバレント性に加え、伝説となったPSG戦の6-1弾や、ベルナベウクラシコでメッシ弾が生まれるきっかけとなったギャロップなどで欧州全体にその名を売った昨シーズンのセルジ・ロベルト。そうするとどういう変化が現れるかといえば、夏にビッグクラブから高額オファーが届くようになるわけでして、プレミアリーグの強豪たちが彼に関心を持っているという記事を見ると、あのセルジがここまで頭角を現してきたかと感慨深いものを感じます。
ユナイテッドが4,000万ユーロ
今回セルジ・ロベルト獲得を試み、バルサから「彼は放出不可」と告げられたらしいのは、ジョセ・モウリーニョ率いるマンチェスター・ユナイテッドです。MD紙によると、赤い悪魔チームはカタランセントロカンピスタに対して4,000万ユーロの第一オファーを出したそうで。昨今は物価が狂っているとはいえ、これは結構な金額。セルジに代わって言いますと、「それはつまり自分が良い仕事をしているという証だから、とても満足だよ」ってところでしょうか。
同紙はまた、ユナイテッドだけでなく、チェルシーのアントニオ・コンテ監督もまたセルジ・ロベルトの能力を高く評価し、彼に移籍を打診したと伝えています。初夏にはマンチェスター・シティからのオファーがあったといいますし、すっかり人気銘柄となったセルジ・ロベルト。自信なさげに中盤をさまよっていた姿は過去の話で、今ではもうチームに不可欠な存在です。
今季は中盤で
MDによると、エルネスト・バルベルデはセルジ・ロベルトにはパウリーニョに似た特性(フィジカルの強さ、ボールタッチ)があると見込んでおり、クラブに獲得を要望しているパウリーニョが獲れない場合は、セルジにその役割を担わせるつもりだそうです。もう一人、アンドレ・ゴメスにも同様の期待がかかっているそうなので、広州恒大との交渉をそんなに頑張らずに、彼らを信頼すればいいじゃないかと思わずにはいられない。でも8月7日付のSPORT紙が言うには、パウリーニョはもう“陥落寸前”なんですよね・・・。
きっと間違いないのは、セルジ・ロベルトがバルセロナを去ろうとする時が訪れるとしても、それはカンプノウで栄冠の全てを手中に収め、三十路も越えて選手生活の締めくくりをどうするか、と考え始める時でしょう。今はまだ夢の始まり。シーズン中にはセルジ・ロベルトも契約更新があると見られていますし、プレミア方面はいくら彼を誘惑しても無駄ってモノです。
コメント
確かにセルジ・ロベルトはかなりの躍進を見せていますね。トップチーム昇格後は器用貧乏な印象が強かったですが、昨シーズンはダイナミックなパフォーマンスでした。
個人的には、セルジを引き抜かれるくらいならネイマールの1人や2人退団したところで痒くもないですね(笑)
いつか、セルジがトップチームでカピタンマークを巻いてプレーするところを見たいですねー