バルサがロベルト側に契約更新のオファーを提出
セルジ・ロベルトとの契約更新を急いでいるFCバルセロナが、彼の代理人ジュゼップ・マリア・オロビッツ氏にオファーを提出したそうです。2019年6月で満了する契約の期間を延長し、年俸もアップしましょうというその提案書。契約解除金は現在のバーゲン価格4,000万ユーロから、10倍の4億ユーロへ増額されるとMDが伝えています。
金銭面でズレがあるという
11月10日付MD(ムンドデポルティボ)紙によると、現時点ではまだ、バルサからのオファーはセルジ・ロベルトを納得させるには至っていません。
セントロカンピスタ(MF)が不十分だと考えているのは、金銭面だそうです。
カンテラーノの宿命とでも言いますか、ウスマン・デンベレなんていきなり超高額年俸を得ていると報じられるにも関わらず、セルジ・ロベルトはまだスカッド内の年俸トップ11に入っていないとMD紙のミゲル・リコ記者はいいます。
オロビッツ代理人の電話には、欧州各地から数多くのオファーが届いているのは間違いないです。しかしセルジはバルサでの成功をいつだって夢見て、それらを断っている。そのカンテラーノの気持ちに、クラブは甘えていてはなりません。彼のような選手はスカッドにいないのですから。
契約解除金を上げるなら、年俸も
バルサはセルジ・ロベルトに契約解除金を4,000万ユーロから4億ユーロにするよう提示しているといいます。これはウスマン・デンベレのそれと同額。それだけ退団へのハードルを上げるわけですから、年俸条件も10倍とは行かずとも、それなりにする必要があります。
選手側が難色を示しているのなら、クラブはまだケチっているんでしょう。庶民にとっては、億単位の年俸を少ないのどうの言うことにまったく現実感はないですが。
(ちなみにオロビッツ代理人の顧客は、セルヒオ・ブスケツ、クリスティアン・テージョ、ジョナタン・ソリアーノ、オリオル・ブスケツなど、ほぼほぼバルサ出身。あとはたしかペップ・グアルディオラもそうだったような)
右肩上がりの年俸総額を抑えたいクラブと、然るべき評価を年俸で示してほしいという選手側とのせめぎ合い(そういう意味でもアルダは・・・となる)。年内にまとまるだろうといわれていたセルジ・ロベルトの契約更新ですが、ちょっとばかり長引くかもしれません。
このニュースのまとめ
- ・バルサはセルジ・ロベルト側に契約更新をオファー
- ・両者には金銭面でのズレがある
- ・契約解除金は10倍の4億ユーロになるらしい
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