良い感覚を手に、パロンに入ることが重要だとミスター
FCバルセロナは今日10月1日、カンプノウにラス・パルマスを迎え撃ちます。代表戦によるパロン(リーガ中断)前の試合に勝つことは、試合のない2週間をよい気分で過ごすために非常に重要ですし、リーガ再開一発目がワンダでのアトレティコ戦だけに絶対勝っておきたい。前日会見でのエルネスト・バルベルデは次のように勝利への意欲を表しています。
「3ポイントを得ることが非常に重要だ。私たちは良いフィーリングをもってパロンへと入りたいんだ。9試合連続の勝利で、全勝ということになるからね。9戦全勝によって私たちは落ち着きを得るし、最高の結果で第一段階のノルマを果たすことになる」
バレロ・リベラの教え
ここまでバルサは公式戦8連勝で来ていますが、勝ち続けることは容易ではないとチングリは言います。引き合いに出したのはバルサハンドボール部の歴史的名将バレロ・リベラの言葉です。
「常勝は良いことだ。誰もにとって良いことだと私は思う。けれどもそれによってガードを下げることは出来ない。一番難しいのは、勝って再び勝つことだとバレロ・リベラは言っていた。 そのためには常に警戒しなければならず、緊張を保たなければならないからね。自信、それに自分たちを超えるためには相手チームが大いに苦しむという感覚を得ることによって、勝利を繰り返すための状況に自分たちを置けるんだ」
「もし誰かを納得させようとするなら、勝利しなければならない。特に序盤はそうだよ」
監督交代直後のラス・パルマス
9連勝を達成してパロンへと入るためには、今日ラス・パルマスを倒さなければなりません。カナリアチームは今週マノロ・マルケスを解任し、パコ・アジェスタランが新監督に就任。データのない相手は対策が取りにくくなります。
「ラス・パルマスは技術レベルが高く、ポゼッションやプレーによって相手にダメージを与えようとするチームだ。パコ・アジェスタランはそのフットボルを継続させてくると思う」
「私は相手選手たちのキャラクターに基礎を置いて準備をするし、選手は変わらないわけでね。時間はあまりなく、似た点が幾つもあると私は理解してるよ。状況は新しいとはいえ、変更は多くないかもしれない。パコ・アジェスタランは整然としたチームが好きな監督だ」
このラス・パルマス戦のために、チングリはアジェスタランが監督だった頃のバレンシアをチェックしたそうです。「彼がバレンシアを率いていた時の試合を幾つか参考にしている。彼らはカンプノウで勝利をあげているね。2日で変えられることは少ないけれど、新監督は彼の好みに合わせたチームを作ろうと試みてくるだろう」
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