今のスカッドでの不安なポジション
エルネスト・バルベルデは冬のマーケットでセントラルの補強を望んでいる、といわれています。その有力候補はパルメイラスのコロンビア代表 イェリー・ミナ(22)と考えられてきましたが、どうやらチングリさんはこの選択肢にあまり心を動かされてないそうで。求めるのは欧州フットボルに適応したセントラルです。
欧州に適応した即戦力
獲得目前といわれたイニゴ・マルティネスを獲らなかったことで(デンベレとコウチーニョの2枚取りに資金を集中した結果?)、現在バルサのセントラルはピケとウンティティ、マスチェ+ここまで出番なしのベルマーレンの4人体制となっています。
不安要素はこの4人に怪我が重なること。ベルマーレンは良いオファーが届けば転出もありえます。そこで新たなセントラルに目星を付けておけ、ということになるのですが・・・
セクレタリア・テクニカ(強化技術部)が提案するイェリー・ミナにミスターはあまり乗り気ではないらしく。その理由は、彼が将来性ある若者だとしても、欧州初挑戦でバルサ流に適応するには時間がかかるであろうこと。春からは要求度の高い試合が続きますし、そこで使えなければ意味がないので、バルベルデはOKを出さないようです。
夏に控える(?)Ligt の獲得
この情報を伝えるMD紙は最近、アヤックスの18歳、Matthijs de Ligt(読めない。カタルーニャ風に呼びたい。リグト?) をやたらと推しています。曰く、「冬にイェリー・ミナが来たとしても、ナンバーワンターゲットはこの Ligt」。しかしオランダの新星は夏の補強対象で、1月のマーケットでは狙っていかないようです。
バルサのセントラルはマスチェラーノが2018年夏で退団する可能性があり、ベルマーレンもいなくなるかもしれません。もしこの二人が去れば、イェリー・ミナを獲得して、Ligt を育てていくかもしれないのですが・・・ 逆にマスチェラーノは契約が満了する2019年までいるかもしれない。状況は様々に変化します。
ニースへと2年間の武者修行にいっているマルロン・サントスの帰還や、残り1つの非EU選手枠(現在ルイス・スアレスとパウリーニョで2つを占める)を含めてパズルを完成させなければならず、ペップ・セグラ、ロベルト・フェルナンデス、エルネスト・バルベルデはこのセントラル問題にどんな解を出すんでしょうか。
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