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コパで3戦連発 アルナイス「トップチームでの得点は最高」

与えられたチャンスを活かすBチームのデランテロ

バルサのようなビッグクラブでトップチームに上がれるかどうかは、与えられたチャンスで結果を出せるか否か、そこに懸かっています。その点でホセ・アルナイス(22)は十二分にアピールに成功している。起用された国王杯の3試合でいずれも得点を決めてるのですから、そろそろリーガデビューも見えてきそうです。

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バライードスで先発し、先制点

バルサらしさを欠いたフットボルでクレに落胆のため息をつかせているバルサB監督ジェラール・ロペスですが、昨年夏にこのホセ・アルナイス獲得をホセ・マリ・バケロに強く求めたのは正解でした。

普段はとても控えめで大人しいのに、ピッチに入ると性格が変わるタイプ。
ゴールに親指をくわえるのは、昨年6月に誕生した愛息に捧げるため。
ここぞという試合で責任を引き受けられる、生まれついての勝者。

アルナイスはこのセルタ・デ・ビーゴ戦では、いつものエストレーモではなく4-3-3の“偽9番”を任されています。

デランテロ(FW)の序列ではもう、招集外となってバルセロナに残されたジェラール・デウロフェウよりも上。使えば結果を出すのですから、エルネスト・バルベルデの信頼を勝ち取るのも当然でしょう。

バライードスでは「バルサ選手として最高のプレー」と評されるアンドレ・ゴメスの左からのセンタリングに中央で合わせ(上手くフォンタスのマークを外した)、価値ある先制点をマークしています。

これで国王杯では3試合に出場して、3得点。立派なものです(SPORTによると、コパで3試合3得点は2004/05のルドビク・ジュリ、1992/93のフリオ・サリナス以来とか)。

リーガでも見たい

こうなると見てみたくなるのは、リーガでプレーするアルナイスです。
PCのモニターじゃなくて、テレビの大きな画面でフィリアル(Bチーム)期待の選手を見たい。

カルラス・アラニャーと並び、バルサBでの最多得点選手(6ゴール)であり4アシストも記録している中心選手なので、彼が抜けるとBチームとしてもしんどいでしょうが、出来るならリーガでも是非起用をお願いしたいです。

1月5日付のMD(ムンドデポルティボ)によるとプレミアリーグの3クラブ(アーセナル、トッテナム、サウザンプトン)が契約解除金2,000万ユーロの支払いも検討しているそうです。

しかし、カンプノウに手が届こうかとしているバルサB選手が、ここで浮気をすることはないと断言しましょう。

セルタ戦終了後、ホセ・アルナイスはこうコメントしています。

トップチームでプレーをして、得点するなんて最高だけど、必要なのはハードワークを続けることだ」「最後はちょっとガス欠になったよ」「すごく満足。でもそれはゴールしたからというより、チームが良い感覚を残せたからだよ」

かなり頑張ったことで、ふくらはぎに違和感が生じ、70分でウスマン・デンベレと交代となったアルナイス。次のカンプノウでのブエルタ(第二戦)でもチャンスがありそうなので、期待しましょう。

 

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