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マッチデータ|リーガ第31節 バルサ 3-1 レガネス

Liga Española | jornada 31

レオ・メッシの一人舞台。
止めようのない。

もう何度目かも分からない、レオ・メッシが次元の違いを示した試合。大エースのハットトリックによってバルサがレガネスを3-1で下し、レアル・ソシエダが1978/80シーズンに達成したリーガ38節無敗記録に並んだ。リーガタイトルへと向けて、着実に歩を進めるバルベルデチーム。

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試合のトピックス

●なんといっても、レオ・メッシ。最後までよく守り、戦ったレガネスに対し、圧倒的な個の能力を見せつけてハットトリックをやってのけた。

●前半はバルサペースで進み、レガネスがバルサ陣内に攻め入る場面はごくわずかだった。コウチーニョスアレスなどが相手ゴールに迫ったが、決めたのはメッシ。先制点はやや右からのフリーキックで、美しい弧を描きながらゴール右端を射貫いた。

●その5分後、再びクラックの追加点。ラキティッチからの縦パスを受けたコウチーニョが、相手DFの間へ走り込むメッシの足元にぴたりと収まる絶妙なボールを供給。レオはDFの寄せをものともせずエリア内へ切れ込み、得意の左足シュートをゴール左隅に突き刺している。

コウチーニョメッシをアシストしたのは、前節セビージャ戦に続いて2回目。磨かれていく連携。

●後半はバルサがギアを落とし、レガネスの攻勢を許す、ありがちな展開。68分にペピネーロ(きゅうり)たちの唯一の枠内シュートとなるエル・ザール弾を食らい、2-1とされた。セルジ・ロベルトの足首をかすったことでテル・ステーゲンの届かないコースに飛んだのは不運だったが、フリーで打たれたのがマズかった。

●そんな試合に幕を引いたのがレオ・メッシ。エリア包囲線でデンベレの入れたボールを胸トラップ、裏へと抜け出すとGKクエジャルを左足アウトサイドのチップキックで攻略してハットトリックを達成した。引き出しのなんと豊富なことか。

●ハットトリックによって、リーガでの得点を「29」まで伸ばしたレオ・メッシ。2年連続の得点王へとまた一歩近づいた。2番手につけるのはルイス・スアレスクリスティアノ・ロナウドで22得点。

レオ・メッシがフリーキックで得点を量産する。リーガにおけるFK得点は6つめで、これは2006/07シーズンのロナウジーニョと並ぶクラブ記録。今季のメッシはもう1つ、チャンピオンズ・オリンピアコス戦でも直接FKを決めている。バルサでは通算34度目。

●FCバルセロナのリーガ無敗記録が38試合となって、1980年に樹立されたレアル・ソシエダの記録と並ぶ。バルサがリーガで最後に負けたのは2016/17シーズンの第31節、マラガ戦。

ウスマン・デンベレの動きにキレがあり、同じ右サイドで組んだネルソン・セメドとのスピード感ある攻撃は大きな武器になる。最近まであまり出番のないセメドだったが、怪我から復帰して以降、2試合連続の先発で好パフォーマンス。

アンドレ・ゴメスが77本のパスを試み、73本を成功させた。これは自身のリーガ108試合のなかでの最高記録。守備面でもボール奪取11回(ピケと並びチーム最多)、インターセプト2回の貢献。

●残念だったこと二つ。左ラテラルでバルサBのククレジャが招集もされなかったことと、デニス・スアレスの登場が89分だったこと。ディニェの不在はセルジ・ロベルトの起用ではなくククレジャで補ってほしかったなぁ・・・ デニスはもうちょっと長く見たかったなぁ。

エルネスト・バルベルデがバルサ監督として公式戦 50試合。うち、黒星はスーペルコパと国王杯のわずか3試合のみで、ジョハン・クライフ(1988/89~)以降のバルサ監督で最少。得点数「116」はルイス・エンリケティト・ビラノバマルティーノグアルディオラマルティーノロブソンに次ぐ6番目だが、失点「26」は最少。

 

FC Barcelona Leganés
3 1
7 de Abril – Sabado 20:45 h
Camp Nou
: 72,126
Goles
Messi (27)  
Messi (32)  
  El Zhar (68)
Messi (87)  
Titular
Ter Stegen【6】 Cuéllar
Semedo【7】 Zaldua
Piqué【6】 Bustinza
Vermaelen【6+】 Siovas
Sergi Roberto【6+】 Raúl
Rakitic【7】 Omar Ramos
André Gomes【6】 Gabriel
Coutinho【6+】 Rubén Pérez
Dembélé【7】 El Zhar
Messi (c)【9】 Eraso
Suárez【6】 Amrabat
Cambios
Sergi Roberto→ Jordi Alba【6】(74) Amrabat→ Beauvue (46)
Coutinho→ Iniesta【6】(80) Eraso→ Brasanac (60)
Dembélé→ Denis【sc】(89) Rubén Pérez→ Guerrero (77)
Entrenadores
Ernesto Valverde【6】 Asier Garitano
Arbitro
De Burgos Bengoetxea (vasco)
Tarjetas
Coutinho (78) Siovas (50)
Jordi Alba (84) Gabriel (55)
  Rubén Pérez (76)
  Zaldua (79)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 2 2

Tarjetas Amarillasredcard

4 4 0
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
8 4 12 (6)

Tiros a puertaredcard

11 (1) 6 5
4 1 5

Ocasiones de Golredcard

1 1 0
2 3 5

Cornersredcard

3 1 2
1 2 3

Fueras de juegosredcard

4 0 4
5 9 14

Faltasredcard

12 9 3
    698

pasesredcard

305    
    69% Posesion del Balon 31%    
Formación

ディニェが負傷欠場。
ブスケツ、アレイシ、ミナが監督判断で招集外。
シレセン、デニス、イニエスタ、パウリーニョ、アルカセル、アルバ、ウンティティがベンチスタート。

各所でローテーション。一番の驚きは左ラテラルにセルジ・ロベルトを起用した点。バルサBのククレジャは選択されなかった・・・ 残念。右ラテラルはセメド、左セントラルにはベルマーレン。
中盤は右足に痛みの残るブスケツを温存し、ラキティッチとアンドレ・ゴメスのドブレピボーテ。両サイドにはデンベレとコウチーニョ。

交代の1人目はセルジ・ロベルトから、ジョルディ・アルバ。
2人目はコウチーニョを下げてイニエスタを投入。
期待のデニスに出番が訪れたのは、89分。デンベレに替わって右サイドで起用された。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Messi (27)  
Messi (32)  
  El Zhar (68)
Messi (87)  
Reporte
 

 

コメント

  1. レト より:

    バルベルデ監督は(負傷以外の)リスクを冒しませんから
    守備で計算できない選手は使わないでしょうね。
    同様の理由でデニスも中盤よりアタッカーとしての起用が中心になると思います。

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