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マッチデータ|チャンピオンズ1/4 final 第2戦 ローマ 3-0 バルサ

Champions League | 1/4 final, vuelta

悲惨な内容で、まさかの敗退は当然の結果。
受け身に回りすぎ、自滅した。

FCバルセロナがチャンピオンズに別れを告げた。3年連続での準々決勝敗退。カンプノウでのイダで手にした4-1を活かせず、気合の入ったローマに終始圧迫された結果、3点を奪われて敗れる残念さだった。自分たちのフットボールを全くしないまま押し流されたことに失望する。バカげた負け方。

試合のトピックス

●バルサがやらかしてはいけない試合を、最悪なタイミングでやらかした。闘って負けたのならいざ知らず、守りにいって、何もできずに敗れた。バルサらしさのかけらもなく。悲惨。大失敗。赤っ恥。青えんじっ恥。

バルセロナ相手に3点ビハインドをひっくり返した、と以後称えられるであろうローマ。勇敢な闘いっぷりに異論は全くないものの、このバルサでなければ逆転はもっと厳しかっただろう。

●バルサは開始2~4分にかけてシュートを3本放ったものの、その後はプレッシャーに苦しんで長くシュートを打つこともできず。散発でシュート9本とか、パス総数が500に届かないとか、泣けるひどさ。82分に3-0にされてようやく目の色を変えたが、時すでに遅し

●ローマは3バックの前にラテラルを置き、サイド攻撃を重視する布陣。それを中央でジェコが受けた。ジェコはスピードがあり、当たりに強く、6分に先制点を決めると58分に決定的なPKも獲得。バルサは彼を中和する方法を見つけ出せなかった。

●前半をどうにか1-0で終え、後半はさすがに手を打ってくるだろうと期待されたバルセロナだったが、筋書きはむしろ後半の方が悪化していた。ローマを後押ししたのは58分、エリア内へと突撃で堪らずピケジェコを倒してPKとなったこと。

あと1点決めれば大逆転の達成となり、希望の見えたロマーノは空中戦勝負へとスイッチ切り替え。ナインゴランデ・ロッシのヘッドがポストをかすめた。

●このままではヤバイぞ、という展開にもエルネスト・バルベルデは手を打たず、81分まで戦況を見た。ようやく行った交代は機能してなかったイニエスタに替えてのアンドレ・ゴメス。もっと早めにデンベレでどうだったか。82分にマノラスにヘッド弾を決められて万事休す。競り負けたネルソン・セメドがショック状態でないか心配。

●2-0のデ・ロッシ、3-0のマノラスは奇しくもカンプノウでオウンゴールをした二人。

ジェラール・ピケにとってチャンピオンズ100試合は、散々な節目に。ピケのパス数64(成功52)がイバン・ラキティッチ(成功51)と並ぶチーム最多である点が、バルサの苦戦を示している。バルサの攻撃はピケのロングパスに頼る場面が多数。ローマの攻勢にどうにか対抗していたが、58分にはジェコを引っ張り倒してしまいPKを与えた。

アンドレス・イニエスタレオ・メッシがチャンピオンズに揃って先発したのも、これが100回目で、大会初の快挙。二人が初めて揃ってCLでプレーしたのは2004年10月7日のシャクタール戦。戦績は56勝27分17敗。

●試合終了後のアンドレス・イニエスタ「痛い負け」「敗退して落胆してるよ」「ローマはどう攻撃するかすごく明確だったけど、僕らは解決策を見つけられなかった」「バルサで最後のCL?それも一つの可能性」「でも今はメッセージを送る日じゃない。僕らはみんな傷ついている」

●バルセロナは3年連続でチャンピオンズ準々決勝敗退。2015/16はアトレティコ、2016/17はユベントスに引導を渡されていた。シメオネ組とユーベはその後、決勝まで行っている(そして白組に負けている)ので、ローマはどうか。

 

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Roma FC Barcelona
3 0
10 de Abril 2018 – Martes 20:45 h
Stadio Olimpico
: 72,000
Goles
Dzeko (6)  
De Rossi (58pk)  
Manolas (82)  
Titular
Alisson 【5】Ter Stegen
Manolas 【3】Semedo
Fazio 【4】Piqué
Juan Jesus 【3】Umtiti
Nainggolan 【3】Jordi Alba
De Rossi 【3】Busquets
Strootman 【4】Sergi Roberto
Florenzi 【4】Rakitic
Kolarov 【4】Iniesta (c)
Dzeko 【4】Messi
Shick 【4】Suárez
Cambios
Schick→ Ünder (72) Iniesta→【3】André Gomes (81)
Nainggolan→ El Shaarawy (76) Semedo→【3】Dembélé (85)
  Busquets→【3】Alcácer (85)
Entrenadores
Eusebio Di Francesco 【3】Ernesto Valverde
Arbitro
Clément Turpin (francia)
Tarjetas
Fazio (38) Piqué (57)
Juan Jesus (44) Messi (63)
  Suárez (72)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 0 2

Tarjetas Amarillasredcard

3 3 0
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
8 8 16 (7)

Tiros a puertaredcard

9 (3) 4 5
3 5 8

Ocasiones de Golredcard

1 0 1
4 2 6

Cornersredcard

3 3 0
0 0 0

Fueras de juegosredcard

4 2 2
11 8 19

Faltasredcard

10 6 4
184 195 379

pasesredcard

496 254 242
45%   45% Posesion del Balon 55%   55%
Formación

ディニェが負傷欠場。
コウチーニョは今季チャンピオンズ登録できない。
出場可能な選手全員で遠征。
オルトラ(バルサB)、アレイシ、ミナがベンチ外。
シレセン、デニス、デンベレ、パウリーニョ、アルカセル、アンドレ・ゴメス、ベルマーレンがベンチスタート。

カンプノウでのイダと同じ、バルベルデの鉄板イレブン。
注目されたブスケツは結局先発起用された(せざるを得なかった)。ただし本調子ではないので、ラキティッチが懸命に周辺をカバー。ローマのインテンシティに勝てず、ボールは回らず。

交代は後手に回り、80分を過ぎてから。まず1人目はイニエスタに替えてアンドレ・ゴメス。
その直後、勝ち抜けには1点が必要となり、セメドを下げてデンベレを送り出す。セルジ・ロベルトが右ラテラルへ移動。ピケはもう前線に張り付き、3バックとなっていた。
最後はスクランブルでブスケツがベンチに退いてアルカセルが前線へ。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Dzeko (6)  
De Rossi (58pk)  
Manolas (82)  
Reporte
 

 

 

コメント

  1. レト より:

    今季のバルサはCL優勝する力はないと思っていましたが、
    こんな屈辱的な結末は想像すらしていませんでした。
    これまで堅実なチーム編成で信頼を勝ち取ったバルベルデ監督も
    この1試合で全てを失ったと言っていいでしょう。
    実際、ここから国内二冠を達成したとしても今回の屈辱を拭い去ることは不可能なわけで・・・
    バルサ史上最悪の試合の一つとして歴史に刻まれると思います。
    この選手層の薄さで良くやった方だとは思いますが、この大一番でビッグクラブ初挑戦の監督の度量不足が露呈してしまった形ですね(昨シーズンのエメリ監督と重なるのは皮肉な話です)。
    監督最大のアイデンティティだった「堅実なチーム作り」のイメージが崩壊したことで
    これまで表面化しなかった監督への批判が一気に噴出する可能性が高いです。

    モチベーションダダ下がりで残りの試合も全て消化試合のような雰囲気ですが、
    こうなってしまっては逆にここから連敗して国内タイトルも危うくなる最悪の展開も現実味を帯びてきたので、早い段階でチームが立ち直れるよう祈るしかありません。
    主力も軒並み高齢ですし、バルサにとっては来シーズンまで逃してしまったらCL制覇できるチャンスは当分得られないかもしれないのですから。

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