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チャンピオンズ制覇のための、優先順位と補強

コパはそこまで頑張らない。

バルサが3年連続でチャンピオンズ8強止まりだった一方で、レアル・マドリーが3連覇に近づいているこの状況。もしバルベルデチームが国内二冠を達成しても、白いチームが欧州王者となれば、その喜びは小さなものとなってしまいます(2年前のように)。

なんといっても世間的な評価は、チャンピオンズがずば抜けて高い。そこでバルサの経営陣はシーズン目標として三冠は狙いつつ、チャンピオンズをより優先していくことにしたと4月16日付のMD紙が伝えています。

7試合で栄光を掴めるチャンピオンズ

6試合のグループステージを突破すれば、強敵ばかりで一つの失敗が命取りになるとはいえ、“わずか”6試合を勝ち抜くことで栄誉あるファイナルへと進めるのもチャンピオンズリーグです。

今季のバルベルデチームは見事コパ決勝へと進出し、リーガも2位アトレティコに11ポイント差と好成績を残しています。しかし1月のコパ&リーガの連戦で主力たちがエネルギーを非常に消耗したことも、ローマでの惨敗の一つの要因。

コパはもっと控えメンバーに賭けてよかった、というのが反省点です。

4月に入って全タイトルの可能性が残っていたことは評価しないといけないけれど、コパを失っていたとしてもチャンピオンズで決勝に行ける方が嬉しいのもまた事実。コパはそこまで頑張らずとも、控えを信頼してダメでも仕方ないくらいでいいです(日本では放送ないし!)。

ヨーロッパを制するための補強

そして優先度を上げるチャンピオンズを獲るために必要なのが、グリースマンであり、アルトゥールであり、デ・リフトデ・ヨングだというMD紙です。アヤックスの二人は即戦力を期待しつつも、未来への投資となります。

●欧州での得点力強化

今季のチャンピオンズでバルサが苦しんでいる要因に、ルイス・スアレスの得点力不足があります。カンプノウでのローマ戦でようやくネットを揺らすまで、392日も欧州での得点がなく、アウェーでは2015年9月のローマ戦から得点がないルイシート

アントワン・グリースマン(27)を獲ることでこれを埋め、かつ前線に競争をもたらせるとMDはアトレティコのクラック獲得を非常に強く推しています。でもなぁ、、あんまり胸ときめかないんですよね。

ゴレアドールを連れてくる安易案ではなく、スアレスがヨーロッパで点を取るための新たな工夫とか、そっち方面でなんとかならんものか。世代交代は・・・知りません^^; ひとまずパコ・アルカセル、その後アベル・ルイスクルイベルの息子ジュスティン

●ボールポゼッションの強化

ボールは保持できても、効果的にボールを回せているとは言い難く、横パスが多いバルベルデバルサ。これを補うべく獲得するのがアルトゥール・メロ(21)です。

イニエスタに憧れるブラジル人ながら、チャビ・エルナンデス風味のするパスが持ち味のインテリオール。
入団は内定しているので、あとはその時期ですが、チャンピオンズで戦力とするには2019年1月よりは今年の夏が良いのは明白で、EU圏外選手枠問題をクラブがどう解決するのか見てみましょう。

●アヤックスの宝石たち

アヤックスの将来有望株、マタイス・デ・リフト(18)とフレンキー・デ・ヨング(20)もまたバルサが強い関心を示すとされる選手たちです。前者はセントラルで、後者はピボーテ。ラ・マシアにはホルヘ・クエンカ(18)とオリオル・ブスケツ(19)がいるので悩ましいですが、バルサに合いそうな宝石なのは確かです。

どちらもアヤックスのレギュラーだけに、選手として伸びるためには、バルサでベンチよりは残留してプレーした方が良い。しかし他のビッグクラブも狙っている未来のクラック候補なので、待っているとどうなるか分からない。

アルトゥールジェリー・ミナのように内定を取り付け、チームの必要に応じて入団時期を決める方式をバルサは考えているようですが、安くない彼らもグリースマンも、となると数名放出をしても厳しそうです(フレンキーは昨年末に契約更新したばかり)。

このニュースのまとめ

  • ・チャンピオンズの優先順位を上げる
  • ・前線とポゼッションを強化したいクラブ
  • ・アヤックスの宝石たちを確保したい

 

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