あるクラブが、4,000万ユーロ以上を払う準備があるという・・・
もしもパウリーニョに4,000万ユーロ以上のオファーが届いたなら、あなたならどうしますか?重要な戦力なので丁重にお断りするか、こんなチャンスは二度とないとして快諾するか。そもそもそんなオファー自体があり得ない、と笑って終了しそうですが、実はそうでもないようなんです。
去年、4,000万ユーロで獲得
去年の夏、バルサがパウリーニョを獲得した時の騒ぎを覚えていますでしょうか。
中国でプレーする、欧州で実績のない29歳の選手に4,000万ユーロをつぎ込むなんて!
ブラジル代表選手とはいえ、バルサタイプではないし、どうかしている!
エトセトラ…
パウリーニョがハードワークや決定的なゴールによって、その2-3ヶ月後には周囲の懐疑的な視線を称賛へと変えてしまったのはみんなの知るところですが、その活躍に惚れた某ビッグクラブが、引き抜きに大金を準備しているとのニュースは驚きを与えるものでした。
選手代理人からバルサに打診か
これを報じているのは7月1日付MD紙です。
同紙曰く、「ブラジル人セントロカンピスタに、ある強力なクラブが視線を送っている。そのクラブはバルサが昨年夏に彼と契約を結ぶ際に支払った以上の額を出す準備がある」
先週、キア・ジョオラブチアンという有名なイラン人代理人がバルセロナ空港で目撃されており、おそらくは顧客であるコウチーニョのEUパスポート手続きの件だろう、とSPORTは伝えていたのですが、MDは幾つかあった議題の中にパウリーニョも含まれていたという情報を得たと説明。
もしこれが事実の場合、代理人が顧客を通さずにクラブに話を出すことはないでしょうから、パウリーニョ本人も少なくとも話に関心を持っている、クラブはそう解釈している模様です。
クラブと選手の双方にメリット
そしてパウリーニョが移籍で前向きで、彼を手放すことで4,000~5,000万ユーロを得られるのであれば、補強資金の欲しいバルサなら受けるでしょう。
メリットは4,000万ユーロ以上なんていうキャッシュを得られることや(そのままフレンキー・デ・ヨングが獲れそう)、それなりに良い額であろう年俸を“節約”できること、占めているEU圏外選手枠をひとつ空けられることなど。
(つまりジェリー・ミナを放出するべき理由が一つなくなるのですが、結局は売りそう。パウパウを売ることでチェルシーのウイリアンを狙うとかMDは言ってる・・・)
パウリーニョにとっての利点は、プロフェッショナルとして良い評価と収入を得られること。
スポーツ面においても、中盤にアルトゥール(やフレンキー)、アラニャーら若い衆が増えるバルサよりも魅力的かもしれません。
思わぬ放出オペレーションが、これから進んでいくかもしれないというお話でした。
このニュースのまとめ
- ・パウリーニョに、欧州の某ビッグクラブが関心とか
- ・4,000万ユーロ以上を支払う準備があるという
- ・バルサにとってはキャッシュを得る思わぬ機会
コメント
なんとも複雑な話ですね。
バルサ都合だと良い話ですが、優勝の原動力でもあったわけで、ポイ捨てみたいにはなって欲しくないですね。
バルサ&ブラジル代表という看板に見合うオファーだといいですね。
このままFW補強するとほんとにどっかの白いクラブみたいで嫌ですね…。ウィリアンは要らんて…。
パウリーニョはゴリゴリ活躍したとはいえ、やはりバルサ的選手ではないので、今売るのが選手にもクラブにもwin-winなのかな、と思います。