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デ・リフト作戦は、1月に前倒しするかもしれない


来夏に狙う計画だったが、冬に獲りに行きそうな気配

バルセロナが当初の計画を変更し、冬のマーケットにてセントラル(CB)を補強するかも知れません。カギとなるのは、サムエル・ウンティティのヒザの具合。もしウンティティが長期離脱となった場合はセントラルの運用が厳しくなるため、テクニコたちは冬の強化をクラブに求めています。

狙うのはここ数日バルサ系メディアにしきりに取り上げられている、アヤックスの新星マティイス・デ・リフト(19)。夏の獲得を目指すといわれていたデ・リフトですが、計画は急な方向転換を迎えているようです。

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ウンティティ負傷、不安なセントラル陣

セントラル補強計画の見直しに大きな影響を与えているのが、サムエル・ウンティティの左ヒザの違和感です。

ウンティティのヒザは回復せず、手術へと近づく...
FCバルセロナの守備の要、サムエル・ウンティティ(24)が長期離脱となるかもしれません。「左ヒザの違和感」(クラブ発表)の回復は期待されたように進まず、手術の選択肢が真剣に検討されるようになっているようです。

保存治療が思うように効果を出していないウンティティは、手術を受ける可能性が高まっている。
もう一人のレギュラーであるジェラール・ピケウンティティの不在もあって出ずっぱりの危険な状態、トーマス・ベルマーレンは常に負傷の不安がつきまとう・・・ バルサのセントラルはわりと綱渡り状態です。
もしクレマン・ラングレに何かあれば、と想像すると非常に怖い。

セントラルを冬のマーケットで補強するべきではないか、との声が上がるのは自然な流れで、獲るならバルサを将来的に支えられるような逸材がほしい。
そこでNO.1候補に挙がっているのがアヤックスのマティイス・デ・リフトです。

(昨日までデ・リフトは来季の補強だといっていたMDやSPORTが、今日揃って1月へとシフトした背景には、クラブ筋のリークがある?)

ペップ・セグラも魅了された

セントラルの補強に関しては、先日バルサ系スポーツ紙のインタビューに応じたペップ・セグラ(スポーツマネージャー)が「スカッドには4人のセントラルがいる」と冬の新規加入を否定をしています。

が、10月12日のSPORTはそのペップ・セグラこそがマティイス・デ・リフトに魅了されていて、クラブ理事会に冬の獲得を推薦していると報じている。

セグラエリック・アビダル(強化技術部長)とともに先日のバイエルン対アヤックスでデ・リフトを視察しており、ビッグクラブを相手にハイレベルなパフォーマンスを見せたオランダ人セントラルにすっかり感銘を受けたというのです。それで迷いは消えたと。

夏まで待つと市場価格がさらに上がるだろうから、経済面でも冬の獲得を薦めている模様。

デ・リフトはバルサを志望する

デ・リフト獲得作戦でバルサに有利な点は、選手本人がバルサ加入を希望し、それをバルサ側に伝えているらしいことです。

そう報じているのは、10月11日のMD。
デ・リフトはすでにバルサへと、自分が最優先するのはカンプノウでプレーすることだと伝えている。
最大の難問は所属クラブのアヤックス(スポーツディレクターは元バルサのマルク・オーベルマルス)が冬移籍で首を縦に振るかどうかですね。

10月12日のMDは、バルサがすでに選手やアヤックスと交渉をしていて、あとはウンティティのヒザの状態によって夏に獲るのか冬に前倒しするのかを決めると述べてます。
エル・クラシコ後の、11月の国際親善試合ウィークあたりはデ・リフトの話題がさらに盛り上がってるんじゃないでしょうか。

ちなみにデ・リフトの代理人はあのお騒がせ男のミノ・ライオラ・・・
味方に付ければ頼もしい、と前向きに捉えることにします。

このニュースのまとめ

  • ・ウンティティの怪我、ピケの酷使などセントラルは綱渡り運用
  • ・セグラとアビダルがデ・リフトに感銘を受けている
  • ・デ・リフトもバルサ志望
  • ・状況を見て、11月に決断する

 

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