左ヒザの回復が進まず、日ごとに増す手術の可能性
FCバルセロナの守備の要、サムエル・ウンティティ(24)が長期離脱となるかもしれません。
「左ヒザの違和感」(クラブ発表)によって9月末のレガネス戦を最後に欠場を続けているセントラルですが、残念ながら回復は期待されたようには進まず。手術の選択肢が真剣に検討されるようになっているようです。
期待どおりでない保存治療
サムエル・ウンティティの左ヒザに違和感が発生したタイミングはよく分かりません。どうやら夏のムンディアル(W杯)のようですが、その時はまだ大したことがなかったのか、彼はプレーを続けた。
今季のウンティティのプレーがいまひとつパッとしなかったのは、この違和感の影響も大きそうです。
医療サービス部も含め、ついに問題解決に真剣に取り組まねばならないと判断したのがレガネス戦の後。ウンティティはそこからトレーニングにも参加せず、保存治療を続けています(3試合欠場中)。
困ったのはウンティティ自身が選んだらしいこの保存治療が、期待していたような効果を出していないことです。
現状ではビッグサムの早期の復帰は期待できず、今月後半に控えているセビージャ戦、インテル・ミラノ戦の欠場はもう確定的。最後のレアル・マドリー戦も望み薄でしょう。そしてこの10月28日のエル・クラシコ、このあたりが決断のタイムリミットになります。
手術の場合、回復に2-4ヶ月
一番ハッピーな筋書きは、今月末までにヒザが快方に向うことです。
しかしそうでないならば、もう手術を考えねばならない。
もし軟骨再生のための手術を受けることになった場合は、SPORT紙は2ヶ月ほど、MD紙はもっと厳しく4ヶ月の戦線離脱になるだろうと伝えています。
つまり11月初旬に手術台に上った場合は、早くても年明け、3月までは起用できないと覚悟しなければなりません。シーズン終盤のコンペティションのリズムに耐えられるフィジカルに戻す必要もあるので、復活と言えるようになるのは桜の季節でしょうか。
もうね、シーズン中にセントラルが厳しい運用を強いられるのは毎年の定番です。
毎年、「またか」と思う。
スカッドに4人いるからといって、苦もなくシーズンを乗り切れることなんてまずなく、ほぼ必ず人手が足りない時期が発生するんですよね。
フィリアル(Bチーム)に躍進間近の期待株がいれば、チャンスにもなりますが・・・
(マスチェラーノさん、一時復帰はどうですか?)
このニュースのまとめ
- ・サムエル・ウンティティの左ヒザから違和感が消えない
- ・9月末から保存治療を継続中
- ・今月末まで待ってもダメなら、手術し長期離脱へ
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