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ペドリ「マドリーが僕を獲得しなかったことに感謝」:だってバルサ選手になれたから

白クラブに「レベルにない」と言われたことで今自分は望むところにいる
アンスは「全てを備えている」と大称賛

この2020年11月のFIFAウィークにおいて、FCバルセロナの新星ペドリ・ロドリゲスがスペイン代表U-21デビューを飾りました。「将来の夢」だと語るムンディアル(W杯)優勝へと向けた第一歩。セントロカンピスタは言います。「自分に限界を設けたくない。一歩ずつ前進して、日々向上し続けないとね。代表でムンディアルに出場したいといつも言っているし、子どもの頃からの夢なんだ」。今はオリンピック出場が現実的な目標です。

自分を見失ってはいけない

そんなU-21代表合宿中のペドリ・ロドリゲスが、ラジオ局 SER の番組 El Larguero に出演。自身やバルサについてコメントをしています。17歳にして一躍有名選手になったことに、浮ついた様子が見られないのに毎度感心する。しっかりした家庭に育ったのでしょう。

もし謙虚さを失って、自分であることを止めたなら、フットボル選手ではいられなくなると思うんだ」
「両親や兄がいちばん助言をくれるね。兄はいつも何かしらの失敗点を見つけてくれる。それによって自分への要求度が上がるし、地に足を付けていられるから、とても良いことだよ」

メッシに感嘆する

学ぶといえば、ロッカールームの先輩たちもこれ以上ないほどのお手本となります。レオ・メッシと日々を過ごせるわけですから。ペドリは言います。

メッシのプレーは、見慣れるってことが決してないよ。メッシだけじゃなくて、チームメイト全員に驚く。彼らから学べるなんて贅沢なことさ。メッシの動きはすごいんだよ・・・ 彼はしたいプレーをしたいときに出来る」
「テレビやプレステで彼を見ていて、それからリアルな生活で彼を見るというのは感動だよ。メッシと一緒にプレーできる、それは人生が僕に与えてくれた褒美なんだ」

ちなみにペドリは「ピケよりもメッシに感銘を受ける」と正直に語ってまして、よろしい。

マドリー入団テストに落ちて良かった

ガチのクレ家族に育ち、身体には青えんじの血が流れるペドリですが、実はレアル・マドリーの入団テストを受けたことがあります。結果は、必要なレベルにないとの理由で不合格。けれどもそれによって大本命だったバルセロナ入団への道が拓けて今があるわけですから、合格しなくて良かったと全力で思うクレ界隈です。

「テストで1週間マドリーに居たよ。彼らには、僕はレベルにないって言われた。オフィスに連れて行かれて、そう言われた時はちょっとムカついたけど、ハードワークを続けて向上するうえで役立ったからね。感謝をしてるよ。そのおかげで僕は今、いつも居たいと思っていたチームにいるんだ

「僕は小さな頃からバルサファンだった」と語るペドリですから、入団テストの際に白いシャツを着用するのは「奇妙だった」そうです。「だって、普段はいつもバルサのシャツを着てるからね」

アンスを称える

ペドリがバルサでトレーニングを始めたのは、セティエンチームがチャンピオンズのためにリスボンへと旅立った後のシウタット・エスポルティーバです。その時、寂しいトレーニンググラウンドで一緒だったトリンカオが、ロッカールームでの一番の仲良し。また同い年で「とても仲が良い」というアンス・ファティのことを、ペドリは絶賛しています。

アンスにはすごい得点力があるね。フットボールにおいてはとても重要なことだ。彼は大きな資質があって、1対1も強いし・・・ 彼にはものすごい未来がある。全てを備えてるよ」

またこのインタビューでは、ペドリはグリーズマン先輩の悩める現状についても訊ねられています。そんな質問を若手にせんといたげて・・・ もうすぐ18歳少年の模範的回答はこうです。

「僕は良いプレーをしてると思うよ。得点チャンスを手にしているけど、運が悪くてゴールになってないんだ。彼はチームにものすごく貢献してる」

そして短期間ではあったけれども一緒にトレーニングに取り組み、現在はアトレティコ・マドリーの選手となったルイス・スアレス。バルサの前9番がコロナウイルス陽性となり、今週末の試合を欠場する件について、ペドリは残念がっています。

「良いニュースではないよ。最高の選手たちはピッチにいて、試合をプレーしないといけないんだ」

 

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