リーガ連覇、欧州奪還へ向け重要な1ヶ月が始まった。
この7月15日から、スペインでもいよいよプレシーズンが動き出しました。FCバルセロナもシウター・エスポルティーバにて、まずは恒例のメディカルチェックを実施。アフェライ、プジョル、クエンカ、ピント、オイエル、モントーヤ、バルトラ、マスチェラーノ、アドリアーノ、ソング、セルジ・ロベルト、ドスサントス、メッシ、テージョ、アレクシスの15選手がまず、ドクターたちによる健康・体力診断を受けています。コンフェデレーションズ杯に出場していたスペインとブラジルの両代表たちは2週間後(29日)の始動です。
16日からは4日連続ダブルセッション
プレシーズン初日のメディカルチェックは、バケーションをいかに健全に過ごしてきたのかを競うコンテストのようなものです。選手たちは順番に、血液・尿検査、心電図検査、透け透けのノースリーブを着てルームランナーを走る検査、筋肉量の測定などを実施。どうでもいいですが、散髪をしてサッパリした選手が多いのが、新シーズンへの意気込みを表しているように思えます。
初日のメニューは、このメディカルチェックのみで終了。16日(火)からはいよいよトレーニングが開始となり、金曜日まで4日連続してダブルセッション(9時と19時)で汗を流す予定となっています。20日(土)は今シーズンの初遠征で、ポーランドにてレヒア・グダニスクと親善試合。翌日曜日(21日)は休日です。
5月5日のベティス戦後の会見で、「来季はおそらく、幾つか異なったことをやっていく」と語っていたティト・ビラノバ。そのカギの一つになるだろうとワタクシが考えているのは、この夏からティトチームにアシスタントとして加入したジョアン・フランセスク・フェレール、通称“ルビ”の存在です。6月までジローナを率い、ジリ貧だったチームをプリメーラ昇格の一歩手前まで導いたルビ。彼はおそらく、ペップチーム時代のティトのように戦術面でミスターをサポートすると見られ、弱点だった守備面で働いてくれれば・・・と個人的に期待しています。
16日にはまた、ティト・ビラノバとアンドニ・スビサレッタによる記者会見もあります。ネイマールの獲得以降、進んでいる感じの見えない補強作戦ほか、様々な質問が2人にはぶつけられることでしょう。核心に触れるような返答はないにせよ、多少なりともの安心感をもらえればいいんですが。いずれにせよ、リーガ開幕まであと1ヶ月。実りの多い1ヶ月となりますよう!バモス!
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