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【マッチレポート】ラ・リーガ第38節 エイバル 0-1 バルサ

塩っぱい勝利でシーズン(他あれこれ)に別れ。

勝ってシーズンを締めくくったが、内容は味気なく。
グリーズマンのアクロバティックな一撃にてどうにか体裁は保った。

FCバルセロナが残念な後味となっている2020/21シーズンの全日程を終えた。ラ・リーガ最終節でクーマンチームに勝利をもたらしたのは、グリーズマンのゴラッソ。前半はシュート1本という切なさながら、どうにか最後は体裁を保った形だ。内容としては気合のエイバルに軍配が上がるも、火力不足で決定機を仕留めきれず。対照的にバルサはクラック技ありの一発で勝利をもぎ取っている。

試合のポイント

●ラ・リーガ優勝の可能性が消え、3位確保が懸かっているとは言え消化試合のバルサ(メッシペドリはすでにバケーション)を、来季の2部落ちが決まっているゆえにプリメーラでの最終戦に気合で臨んだエイバルが圧す、そんな試合となった。エイバルのプレッシングにバルサはあっぷあっぷ。意欲のないチームが、あるチームに押し込まれるのは当然の成り行きであり、エイバルにもう少しパンチ力があればバルサが泣ける結末を迎えていただろう。



●前半のシュート数は、エイバルの11本に対してバルサは1本。いくらなんでもそれはヒドいということで、クーマンは後半、システムを4-3-3に戻すことで状況の改善を図った。これによってバルサは幾分活発になる。得点機は作れないのだが、テンポは何段か上昇。そして0-0のまま迎えた81分、その時が訪れるのだ・・・

●とはいっても3位確保戦なのであまり劇的ではない。右サイドでのデンベレの崩しが決まり、ゴール前でのあれこれの後、逆ポスト前にいたグリーズマンのジャンピングボレーが決まって0-1!理不尽さやシュート体勢がルイス・スアレスを思い出さなくもない、そんなゴラッソだった。その数分後、のシュートがクロスバーに弾かれたのはバルサにとっては幸運。そんなこんなで風味の薄い勝利でシーズン最終戦を終えたバルサだが、来季の開幕節に何人が残っているのだろうか。

トピックス

更新待ち

 




La Liga | Jornada 38
22 de Mayo 2021 – sabado 18:00 h
Ipurua
:—
SD Eibar FC Barcelona
0 1
Goles
  Griezmann (81)
Titular
Yoel 【】Neto
Rober Correa 【】Dest
Paulo Oliveira 【】Araujo
Arbilla 【】De Jong
Luis Rafael 【】Mingueza
Bryan Gil 【】Junior
Atienza 【】Busquets
Diop 【】Ilaix
Inui 【】Trincao
Sergi Enrich 【】Griezmann
Kike García 【】Dembélé
Cambios
Bryan Gil→
Pedro León (46)
Trincao→
【】Braithwaite (46)
Diop→
Sergio Alvarez (62)
Junior→
【】Jordi Alba (46)
Rober Correa→
Pozo (76)
Mingueza→
【】Umtiti (46)
Oliveira→
Bigas (76)
Ilaix→
【】Riqui Puig (55)
Sergi Enrich→
Quique (77)
De Jong→
【】Pjanic (74)
Entrenadores
José Luis Mendilibar 【】Ronald Koeman
Arbitro
Jaime Latre (aragonés)
Tarjetas
  Junior (23)
  Busquets (74)
  Araujo (78)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0

Golesredcard

1 1 0
11 6 17 (3)

Tiros a puertaredcard

7 (3) 6 1
3 2 5

Ocasiones de Golredcard

2 2 0
4 2 6

Cornersredcard

3 2 1
1 0 1

Fueras de juegosredcard

3 1 2
    318

pasesredcard

701    
32.9% 32.3% 32.6% Posesion del Balon 67.4% 67.7% 67.1%
53 72 125 perdidas de balon 119 65 54
27 35 62 recuperaciones de balon 63 36 27
6 5 11

Faltasredcard

15 6 9
0 0 0

Tarjetas Amarillasredcard

3 2 1
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
Formación

テル・ステーゲン、コウチーニョ、アンス・ファティ、セルジ・ロベルトが負傷中。ラングレが出場停止。メッシとペドリは監督の許可を得て欠場。
イニャキ、アルナウ、ピケ、ピアニッチ、ブライスウェイト、リキ・プッチ、ジョルディ・アルバ、マテウス、ウンティティ、コンラッドがベンチスタート。

最終節にして、これまでとは異なる新方式を採用。デスト、アラウホ、ミンゲサ、ジュニオルの4人にデ・ヨングが加わる5バックとなっている。ボール保持時はデストとジュニオルが上がる3セントラル。その前方にセルヒオ、そしてイライシュ。プンタにはデンベレが配置され、その後ろにグリーズマンとトリンカオ。

試みは失敗し、サッパリだった前半(シュート1)。状況を改善するべくハーフタイム明けに3人の選手交代が行われた。ミンゲサ、ジュニオル、トリンカオに送り出されたのはウンティティ、アルバ、ブライスウェイト。これに伴い、システムは4-3-3に変更となる。
55分、イライシュ・モリバがアクシデントで負傷し、リキ・プッチと交代。
5人目は74分、デ・ヨングに代えてのピアニッチ。

Titular Final
先発時 終了時
 

2021年5月23日(日)、エイバル戦翌日のバルセロナスポーツ紙。

MD「アトレティ、カンペオン!」

  • アトレティ、カンペオン!
  • → 先制されて始まった心臓に悪い試合を経て、11度目のリーグ優勝を手にしたロヒブランコたち
  • → コレアとルイス・スアレスの得点によって逆転するまで苦しんだシメオネチーム
  • そしてマドリーは、無冠
  • エイバル 0-1 バルサ
    ゴラッソと共に閉幕
    バルサにとって残念なリーガの幕を閉じるグリーズマンの貴重なゴール

SPORT「勝利と・・・サイクルの終焉」

  • 勝利と・・・サイクルの終焉
  • → 最下位相手の多くの犠牲を伴う勝利、そして近日中に大きな変更があるだろうという感覚とともにシーズンを終えたバルサ
  • → ラポルタはすぐに決断を下さなければならない。多くの選手を放出し、次の監督が誰になるのかを具体化する決断
  • クーマン「これが私の最後の試合だとは思わない」
  • ■アルゼンチンでのインタビュー
    メッシ「タイトルを勝ち取り続けたい」
  • アトレティコ、カンペオン そしてマドリーはタイトルなし
    ジダンチームは失敗し、無冠でシーズンを終える
  • グアルディオラのマンチェスター・シティがプレミア王者に

コメント

  1. トム より:

    最後まで3バックでしたね…
    恐らく来季も3バックを基準に選手の入れ替えを考えるのでしょう。
    監督がクーマンであればですが。

    メッシいなけりゃどうにもならぬ、という見本のような試合になりました。
    メッシの穴をどう埋めるかを見てみましたが、クーマンは完全に無策でした。
    まずCBは3人揃ってるにも関わらず、デヨンクをCBに使ってしまった。
    メッシがいないなら、デヨンクのダイナミズムは前線にこそ必要だった筈です。
    慣れない左で微妙なミンゲサと、久々ジュニオルの左サイドは、ほぼ機能せず。
    右もトリンカオでは完全にパンチ不足で、高給グリーズマンは崩しの場面では力不足であり、崩しはほぼデンベレ一本でした。
    このスタメンではこうなる事は予想できたでしょうに、クーマンがずっとベンチでブツブツ言いながらイラついてたのが何度も抜かれてまして、何とも。
    ピッチ上での問題は、精神面での問題だけではないでしょう。

    後半からパターン通り4-3-3へ。なぜ頑なにスタメンから4バックにしないのか…
    まあリーガ最終戦を頑張るも、パンチ不足のエイバルに助けられ、結局デンベレの突破からグリーズマンが決めて勝利。
    クーマンに求心力が無くなっていってるようで、来季が非常に不安になる最終戦でした。

    そしてスアレスの大活躍で、アトレチコがスアレスの涙と共に優勝です。
    ほぼ絶頂時のバルサを引き受けたバルトメウは、徹底的にバルサを破壊し、最後の仕事でスアレスとタイトルをアトレチコに引き渡しました。
    困難な状況の中で見事に仕事をやり遂げ、非常に複雑な涙を流したスアレスに、本当に申し訳ない気持ちと共に、おめでとうと言いたいです。

    来季は全てが闇の中ですが、クーマンが続投するとすれば、言い訳の効かない二年目となります。
    ですが、クーマンの力量はもう大体見えてしまった。
    それでもクンやデパイが機能すれば、リーガを争う事はできるでしょう。
    CLに手が届くとは思えませんが、今季よりはマシになると期待して、シーズンオフ中の動きを注視します。

  2. silver より:

     Ilaxは足首を負傷したようですが、これが最終節だったのが不幸中の幸いですかね。

    5→3に切り替える形も選手によってはうまくいくのかもしれませんが、まぁ今回のメンバーには見事に当てはまりませんでした。

    何はともあれ、今シーズンもお疲れ様でした!

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