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【マッチレポート】ラ・リーガ第6節 バルサ 3-0 エルチェ

最下位エルチェを一蹴。

すぐさま10人となった相手に難なく勝利。
チームの核となっているレバンドフスキ。

シュート本数25対1。久々の危なげない勝利だった。守備的にきたエルチェがわずか14分で10人となったことで、好きなように攻撃ができたバルセロナ。壁をこじ開けるのに少々苦労したものの、頼れるレバンドフスキが今回も決定力を示し、勝点3を確保している。もし日曜日のデルビでマドリーが引き分け以下なら、バルサは2020年6月ぶりの首位に立つ。

試合 覚え書き (雑)

●5-4-1の布陣を敷き、どうにか0-1もしくは0-0を狙おうとしたエルチェ。スペースを作るには効果的なボール展開が必要となるが、序盤のバルサはこれに苦労した。転換点となったのは、フレンキーの縦パスを受けGKと1対1になりかけたレバンドフスキに対するベルドゥのラグビータックル。エルチェ主将はこれで一発退場となる。14分のことだ。

 

●数的不利を解消すべく、すでに警告を1回受けていたケシエに2枚目を見せさせようとするエルチェの頑張りは続く。

●エルチェの守備ブロックを攻略したのはぺドリの絶妙な配球とバルデの攻め上がりだった。苦手としていた5バックを崩す手筋となるか。レバンドフスキメンフィスのマークを引きつけ合う動きも熟成が進めば武器になる。デンベレはこういう相手には良さを発揮しずらい。

LaLiga | jornada 6
17 de Septiembre 2022 – sabado 16:15
Camp Nou: 85,073
FC Barcelona Elche CF
3 0
Goles
Lewandowski (34)  
Memphis (41)  
Lewandowski (48)  
Titular
Ter Stegen (c)【5】 Edgar Badia
Koundé【6】 Palacios
Araujo【7】 Verdú
Eric【6】 Bigas
Balde【6】 Clerc
Frenkie【7】 Raúl Guti
Pedri【8】 John
Kessié【5】 Gumbau
Dembélé【7】 Morente
Memphis【7】 Boyé
Lewandowski【9】 Fidel
Cambio
Gavi【6】
cambioKessie (46)
Nico
cambioRaúl Guti (53)
Ansu Fati【6】
cambioMemphis (59)
Quina
cambioFidel (53)
Bellerin【6】
cambioEric (59)
Ponce
cambioMorente (68)
Raphinha【6】
cambioDembélé (60)
Josan
cambioBoyé (68)
Ferran【5】
cambioLewandowski (72)
Diego Glez
cambioBigas (77)
Entrenadores
Xavi Hernández Franciso Rodriguez
Arbitro
Muñiz Ruiz (gallego)
Tarjetas
Kessie (5)  
  Verdú (14TR)
  Bigas (29)
  Nico (70)
Ferran (73)  
名前の次の数字はSPORT評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total   Total 2a 1a
78.5% 76.1% 77.2%

Posesion del Balon

22.8% 23.9% 21.5%
2 1 3

Golesredcard

0 0 0
12 13 25 (9)

Tiros a puertaredcard

1 (1) 1 0
3 4 7

Ocasiones de Golredcard

0 0 0
5 1 6

Cornersredcard

0 0 0
3 2 5

Fueras de juegosredcard

3 2 1
    710

pasesredcard

214    
    115 perdidas de balon 119    
    58 recuperaciones de balon 55    
6 5 11

Faltasredcard

9 4 5
1 1 2

Tarjetas Amarillasredcard

2 1 1
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

1 0 1
Formación
セルジ・ロベルトが大事をとって招集外。
イニャキ、ベジェリン、ピケ、ブスケツ、アンス、フェラン、クリステンセン、マルコス、アルバ、ラフィーニャ、ガビ、パブロ・トーレ、アルナウ・テナスが控えスタート。

 

勝点1で最下位エルチェ相手であることから、複数のローテーション。ブスケツ、ガビ、ラフィーニャあたりがベンチスタートとなっている。右インテリオールにはケシエ、左エストレーモはメンフィス。右ラテラルにはクンデが起用された。左はバルデ。
エルチェが5-3-1の守備的布陣を敷き、前線によるプレッシングもなかったので自由にボールを持てた。相手の守備ラインは高めで、その裏をどんどん狙っていった。
フレンキーが持ち場を離れ、ぺドリがカバーするのはチームとしての戦術か、個人判断か。もうブスケツの代役はぺドリでいいんじゃないだろうか。
レバンドフスキがマークを引きつけたところにメンフィスやアンスが入ってくる。

選手交代は特にこれといってなし。ベジェリンはわりと中に絞る。

Titular Final
先発時 終了時
 

2022年9月18日(日)、エルチェ戦翌日のバルセロナスポーツ紙です。

MD「リーダー・レバンドフスキ」

md

  • ■リーダー・レバンドフスキ
  • → ポーランド人クラックの二発とメンフィスの技ありゴールでもう一つの有効な勝利
  • → バルサが順位表を支配し、もしマドリーが躓けば首位を維持へ
  • ■爆発寸前のデルビ
  • → ビニシウスを巡る議論で緊張感ある対決をもてなすメトロポリターノ

SPORT「先制男レバンドフスキ」

sport

  • ■先制男レバンドフスキ
  • → シュートのなかった守備的エルチェの壁を破り、2得点を決めたポーランド人
  • → もしマドリーがアトレティコとのデルビに勝たなければ、バルサは2年以上ぶりとなる首位に立てる
  • ■ベンゼマ不在で勝負のマドリー

コメント

  1. ロンド より:

    エルチェの5バックをどう崩すかという宿題に対して攻撃時に前に5人立たせるという選択
    攻撃時に左からバルデ、メンフィス、レビィ、ケシエ、デンベレ
    右はクンデが入ってトライアングル、左は大外バルデ、内側メンフィスの形を崩さずにペドリ、フレンキーが適宜絡む形
    メンフィスのポストプレーが効いていて、レビィが裏抜けでレッドカードをゲット
    レッドになって以降はエリックが持ち上がって、アラウホのワンバックみたいな局面も

    シャビは出場メンバーを疲労度と相手に合わせて調整
    ブスケッツがいない時はソロピボーテを諦めて、動き回るフレンキーとそれをカバーできるペドリの組み合わせを好んでいる
    ケシエは身体を張って起点になるプレーか裏抜けを期待されているが、ちょっとキャラ違い感

    5バック時にはデンベレの単騎突破は期待できないが、レビィとメンフィスが前に出て、フリーのペドリにパス
    ここ数試合ペドリがデンベレに横パス要求するも供給されずに単独勝負することもあったので、この試合のスペースの無さがあったとはいえ良い選択ができていた

    相手が一人少なくなって個の質で点が取れてしまった側面もあり、レッドカードが出ずに5バックをポストプレーからのワンタッチや裏抜け、ペドリのミドルなどで攻略する世界線も見てみたかった

    この試合の取り組みに関してはポジティブ。マンチェスターシティ戦と同じようにチャレンジしていたと思う
    インテルみたいなチームが5バック敷いてきた時が本当の試験
    その時に今日みたいな取り組みにするのか、ブスケを入れて違うやり方をするのかが見もの

  2. ゼロ より:

    エルチェ戦を見て、左ウイングはサイドに流れたり中に入ったりと起用に動けるメンフィスやアンスがベストだと感じます。

    メンフィスがいるとクロスのターゲットも増えますし、レバンドフスキとお互いにスペースをコントロールしてチャンスを作ってましたし、この選択肢は使ってほしいですね。

    フレンキーもレッドカードを誘発するパスやピンチの芽を摘み取ってましたし、ブスケツが起用できないときは彼に任せていいと思います。
    フレンキーは動きすぎる部分はあるものの、他の選手が空けたスペースをカバーしてくれれば問題ないかと。

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