天敵バイエルンにボコられて。
余力を残す相手に、全く歯が立たず。
2年連続でのヨーロッパリーグへ。
厳しい現実をこれでもかと見せつけられる完敗。先に終わっていたミラノでの試合でインテルが勝ち、バルサのチャンピオンズ敗退はキックオフ前に確定していたが、、戦力温存バイエルンを相手に意地を見せるどころか覇気なく敗れ、同大会での黒歴史に新たなページが刻まれる結末。地元で枠内シュートゼロとか、あんなに補強してもこのダメっぷりには泣ける。
試合 覚え書き (雑)
●プロジェクトの成果が実るのは数シーズン先であるとしても、、2年連続でのチャンピオンズ・グループステージ敗退は、バルサからすると失敗でしかない。抽選での不運、FIFAウイルス、誤審騒動と逆風は吹いたが、それ以上にチームとして機能していない・競争力がないのが大問題。チャンピオンズの水準にないことが明解になったのは収穫か・・・ これがバルサの現実だ。
●守備が脆いが故に、やむを得ないファールを犯さざるを得ないのがセルヒオ・ブスケツ。カードをもらう確率が高くなるのは必然で、実際チーム随一の被カード数となる。そんなセルヒオがバイエルン戦でも警告を受け、次節プルゼニ戦を出場停止。バルサはヨーロッパリーグへ回るため、今季での退団が予想されるブスケツにとって、この惨敗が最後のチャンピオンズとなるのか。
●ピケとアルバを冬市場で追い出して、さらなる補強をするべきだとの論調が強まっているのに辟易する。どうやらまだ“刷新”が未完成で、チャビとともに突き進んでいく必要があるらしい。
●前線からボールを追うも、奪えない。インテンシティで圧倒的な敗北。ゲームの組み立てもできない。どの局面でも優位性がない。バイエルンは効果的に危険を作り出し、確実に好機を活かす。0-2で迎えた後半もリアクションなく、システム変更も効果出ず。
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Champions League | jornada 5 | |
26 de Octubre 2022 – miercoles 21:00 Camp Nou:84,016 |
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FC Barcelona | Bayern München |
0 | 3 |
Goles | |
Mané (10) | |
Choupo-Moting (31) | |
Pavard (90+5) | |
Titular | |
Ter Stegen【4】 | Ulreich |
Bellerin【4】 | Mazraoui |
Kounde【4】 | Upamecano |
Marcos【4】 | De Ligt |
Balde【6】 | Davies |
Busquets (c)【4】 | Kimmich |
Kessie【3】 | Goretzka |
Frenkie【4】 | Gnabry |
Pedri【4】 | Musiala |
Dembélé【5】 | Mané |
Lewandowski【4】 | Choupo-Moting |
Cambio | |
Ferran【5】 Busquets (58) |
Sabitzer Goretzka (46) |
Raphinha【4】 Pedri (58) |
Müller Choupo-Moting (63) |
Eric【4】 Koundé (67) |
Pavard Upamecano (63) |
Ansu Fati【5】 Dembélé (67) |
Gravenberch Musiala (67) |
Pablo Torre【5】 Lewandowski (82) |
Stanisic Mazraoui (79) |
Entrenadores | |
Xavi Hernández | Julian Nagelsmann |
Arbitro | |
Anthony Taylor (ingles) | |
Tarjetas | |
Mazraoui (16) | |
Goretzka (23) | |
Upamecano (35) | |
Busquets (41) | |
名前の次の数字はSPORT評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
52.5% | 51.3% | 51.8% |
Posesion del Balon |
48.2% | 48.7% | 47.5% |
0 | 0 | 0 |
Goles |
3 | 1 | 2 |
1 | 9 | 10 (0) |
Tiros a puerta |
13 (7) | 7 | 6 |
0 | 0 | 0 |
Ocasiones de Gol |
5 | 2 | 3 |
1 | 1 | 2 |
Corners |
4 | 4 | 0 |
0 | 2 | 2 |
Fueras de juegos |
5 | 2 | 3 |
501 |
pases |
470 | ||||
148 | perdidas de balon | 110 | ||||
57 | recuperaciones de balon | 59 | ||||
5 | 9 | 14 |
Faltas |
13 | 3 | 10 |
1 | 0 | 1 |
Tarjetas Amarillas |
3 | 0 | 3 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
Formación | |
アラウホ、メンフィス、クリステンセン、セルジ・ロベルトが負傷中。
イニャキ、ピケ、アンス、フェラン、アルバ、ラフィーニャ、エリク、ガビ、パブロ・トーレ、アルナウ・テナスが控えスタート。 週末のリーグ戦で機能したシステムを採用。ただしダメージを負ったガビと負傷したセルジ・ロベルトが先発を外れ、その不在の影響は大きく感じられた。アスレティック戦で上手くいったフレンキーの動きも、さっそく対策を取られ封じられる。流動性なくレバは孤立。あらゆる局面で数的・位置的不利となっていた。覇気もない。
後半はシステム変更で活路を見出そうとする。ブスケツとぺドリに代えて、フェランとラフィーニャを投入。4-2-3-1へと変更された。しかしこれは機能せず。
最後はレバンドフスキがお役御免となってアンスがプンタに。パブロ・トーレがメディアプンタとなってちょっとした希望を感じさせた。 |
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Titular | Final |
2022年10月27日(木)、バイエルン戦翌日のバルセロナスポーツ紙です。
MD「チャオ(4-0)。ぶっ壊れた(0-3)。」
- ■チャオ(4-0)。ぶっ壊れた(0-3)。(それぞれ伊語と独語)
- → バルサが2年連続でヨーロッパリーグへ。効果的なフットボルができず自滅
- → ミラノでの奇跡は起きず、バルサはカンプノウでもバイエルンの水準に届かず
SPORT「申し分ない失敗」
- ■申し分ない失敗
- → バルサが悲しき試合に敗れる
- → ミラノでの奇跡は起こらず、インテルがビクトリアに大勝
- → 枠内シュートのなかった青えんじチームを、ヨーロッパリーグが待っている
- ■ラポルタ「前を見なければ。私たちには別のコンペティションがある」「この再建には浮沈があることを知っている」
コメント
今季ワースト、怒りを覚える試合でした。
数年無冠でもチャビに賭けて良いかと思っていましたが、流石にこれは酷い。
速やかな監督交代もやむなしだと感じてきました。
メンバーを見た時点で負ける気でいた事が明確でしたが、ここまで酷い戦術と選手起用を行うとは思いませんでした。
練習試合として考えても次節以降に役立つ内容もありませんでしたね。
セルジ・ロベルトがいないことでデンベレが機能しないことは明白でしたし、ケシエを右に起用した事で更にビルドアップが壊滅的となりました。
前方にスペースがあるうちに攻め上がれなければデンベレを起用するのは愚策てましかありません。
また、右サイドが使えない事で左だけ警戒すれば良くなったためフレンキー、ペドリを圧殺するのも簡単でしたね。
マルコス・アロンソの起用も相手を考えれば全くない選択ではないと思いますが、エリックの持ち出しがフレンキーを活かす事になっていた事も確かなので、非常に守備的な考えに思えます。
せめて極端な左オーバーロードと頻繁なポジションチェンジを起こすなどの大きな変更はしなければならなかったはずですが、それもありませんでした。
私のような素人でも勝つつもりがないことが開始前からわかってしまいました。
よくもまぁ、「我々はバルサなんだ」、とか言えますよね…
補強すれば勝てるなんてのは現実逃避、無為無策の極みですね。
現地クレものび太君みたいになってしまったのでしょうか。
失敗補強を繰り返してなお学ばないのは
いかにもバルサ的ではありますが…
カンテラーノで全部を埋める必要は全くありませんが、チームの形を示せる程度にはラ・マシア育ちを入れなければバルサらしさと結果を両立出来ないことは明白です。
傑出したクラックももちろん必要ですが、そもそもまともな戦術を教え込める監督と、少なくとも数年後のビジョンを持ったオーナーが必要だと感じました。
今年の補強も良くなかったですしね。
ペジェリン、ケシエの試合中含めた存在感のなさは酷いものですし、セントラルはラングレでもそう変わらなかったと思います。
唯一レヴァは当たっていますが、強豪相手に決定的な仕事が出来ていないため、未来を切り売りしただけの価値があるとは思えません。
カピタンズを売ったり、レオを戻したからと言って現状が解決するわけがないでしょう。
ディテールの質の低さが目立つデンベレの売却とかのが先じゃないでしょうか。
いかにも暗黒時代を思わせる状況に戦々恐々しています。
当時を超えそうな予感すらあります…