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マッチデータ|リーガ第13節 バレンシア 1-1 バルサ

Liga Española
jornada 13

前半はかなりバルサが優勢、ロドリゴに先制されアルバ弾で追い付く。
よくぞ、あれを認めなかったなというメッシのゴール。

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Valencia CF FC Barcelona
1 1
26 de Noviembre – Dom 20:45 h
Mestalla
: 47,775
Goles
Rodrigo (59)  
  Jordi Alba (82)
Titular
Neto 【7】Ter Stegen
Montoya 【6】Semedo
Garay 【7】Umtiti
Gabriel 【7】Vermaelen
Gayá 【8】Jordi Alba
Soler 【6】Busquets
Parejo 【6】Rakitic
Kondogbia 【6】Iniesta (c)
Guedes 【6】Paulinho
Rodrigo 【7】Messi
Zaza 【5】Suárez
Cambios
Rodrigo→ Andreas Pereira (81) Rakitic→【4】Deulofeu (67)
Garay→ Vezo (85) Iniesta→【6】Denis (71)
Soler→ Santi Mina (89) Semedo→【5】Aleix (79)
Entrenadores
Marcelino García Toral 【6】Ernesto Valverde
Arbitro
Iglesias Villanueva (gallego)
Tarjetas
Kondoogbia (31)  
Gabriel (44)  
Rodrigo (74)  
Andreas Pereira (88)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 2 4 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
3 5 8 (1) Tiros a puerta 12 (8) 5 7
0 2 2 Ocasiones de Gol 3 1 2
2 1 3 Corners 9 3 6
3 0 3 Fueras de juegos 8 5 3
5 7 12 Faltas 11 7 4
    330 (248) pases 751 (653)    
29%   31% Posesion del Balon 69%   71%
Formación

アルダ、デンベレ、ラフィーニャ、マスチェラーノ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメスが負傷中。ピケが出場停止。ダビ・コスタス、デニス、シレセン、デウロフェウ、アルカセル、ディニェ、アレイシがベンチスタート。

ピケが出場停止のため、ベルマーレンが先発出場(今季初)。全体として問題なく任務をこなした。システムは4-4-2。パウリーニョが上下動。メッシもよく上下動。前半のプレッシングとボール回収はすばらしかった。

選手交代の1人目はラキティッチに替えてデウロフェウ。デウロは中央から左にいることも多かった。2人目はイニエスタからデニス・スアレス。最後はセメドがベンチに下がって、アレイシに出番。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Rodrigo (59)  
  Jordi Alba (82)
Reporte
 

リーガ優勝争いの今後を左右する、1位と2位の直接対決。バルセロニスタとしては、引き分けはちょっと不満の残る結果だった。その理由は、全体としてバルサが優勢だったことに加えて(特に前半)、完全にゴールラインを超えていたメッシのゴールが審判に認められなかったこと。副審も主審もどこを見ているのか、と小1時間問い詰めたい気分だ。終了8分前、アルバのゴラッソ同点弾が決まってどうにか安堵。

圧倒的ボール回収

バルセロニスタの記憶に新しい、昨シーズンのベティス戦における「数10cmゴールラインを超えてるにもかかわらずノーゴールにされて引き分けた事件」。さすがにあのレベルの誤審はそうは起こらないだろうと思っていたが、1年と経たずしてまた再会してしまうからリーガはすごい。

クラブ新記録となるリーガ8連勝を達成したバレンシアの、本拠地へと乗り込んでの首位vs2位対決。前半のバルセロナの動きは非常によく、プレッシングとボール回収はほぼ完璧といってよい出来映えだった。メスタージャの熱気に押されるバレンシアを、自陣から出させない守備。バレンシアが少しタッチを誤れば、バルサがことごとく絡め取る。前半は相手の狙うカウンターも発動させず、バルサが試合をコントロールした。

ただ、コントロール=やりたい放題とならないのがフットボルで、バレンシアの守備網を突破するのは容易ではなかった。ルイス・スアレスは次々にオフサイドに引っかかり、パウリーニョラキティッチのロングシュートもGKネトを慌てさせるには足りない。メッシを徹底マークされると、今のバルセロナはあまり打つ手がない

明らかな合法的ゴールが認められず

この試合最大の事件は30分に発生した。スアレスのパスを受けたメッシがエリア外からはなった力強いシュートを、GKネトが一度は止めたものの後逸。そしてボールはゴールラインを超えて弾むのだが、審判団はネトがライン上でクリアをしたと見たと見たらしく、得点と認めなかったのだ。

ラインギリギリなら理解もするが、遠目にも超えたと分かるであろうレベル。WOWOWのハーフタイム特集でラ・リーガのハビエル・テバス会長が「世界最高のリーグ」と強調していたが、放送のタイミングが良すぎて失笑だった。

このゴールが認められていたとしても、バルサが勝っていたとは限らない。しかし試合展開への影響は確実にあった。そこが腹立たしい。

これでもし、続くカウンターでのザザのシュートが決まっていたらどうなっていたか・・・ その後バルサは判定の余地のないゴールを目指していったが、シュートは打ててもチャンスにはならず。0-1で終わっているべき前半は、0-0のまま終了している。

後半はバレンシアのペース

ハーフタイムが明けると試合のパノラマは変化し、バレンシアのペースとなって進んでいった。彼らが前へ出た一方で、バルセロナは前半のようにボールを回収することが出来なくなり。どちらがゴールを決めてもおかしくない、オープンな展開へと変わっていった。

狙われたのは、不安定さが見えていたネルソン・セメドのサイドだ。バレンシアが先制した59分の場面では、攻め上がったガヤグデスに対してセメドは数的に不利な状況。最後はゴールライン前からのガヤのセンタリングを、ニアポスト前へ侵入したロドリゴが押し込みテル・ステーゲンの壁を突破している。

メッシ=アルバのホットライン

もし審判の誤審がなければ先行していた試合で、逆に先制されて負けては堪ったものではない。バルベルデ監督は流れを変えるべく、ラキティッチに替えてデウロフェウを送む。しかし残念なことに、金髪のエストレーモは起爆剤となるにはほど遠い出来映え。クレの期待に応えられなかった。

イニエスタと交代で入ったデニスも、悪くはなかったが今回は救世主になれず。スコアを振り出しに戻す英雄になったのは、食習慣を変えて好調を持続しているジョルディ・アルバだった。

それはシーズン初黒星が脳裏によぎり始めた82分のことだ。ゴール正面30数メートルの位置から、メッシがエリア内へと浮き球のボールを供給。これに裏へと抜け出したアルバが直接合わせ、デランテロ顔負けのゴラッソをゴール右端へと蹴り込んでみせた。それにしても良いところでつながってくれる、メッシ=アルバのホットなラインよ。

このアルバのゴールで、バルサは負けを免れると同時にバレンシアの勝点3を阻止した。2位との勝点差は「4」のまま変わらず。最悪は回避できてよかったが、こういう試合は両チームにとって後味が悪いので、繰り返される審判問題は本当になんとかしてほしい。月並みな締めですが、結局その1点です。

 

 

コメント

  1. katsuya mitsuhata より:

    WOWOWのハーフタイムで、リーガは遠距離からの定点カメラ、360℃カメラなどの最高の設備を整えているといっていたのが一番の見どころでしたね。

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