グレミオとの合意成立まであと一歩
FCバルセロナが獲得を目指し、最後の詰めに入っているというアルトゥール・メロ(21)。現在ロベルト・フェルナンデス(強化技術部長)とアンドレ・クリー(ブラジル担当)がポルトアレグレにて、グレミオと話し合ってるところです。
昨日にもメディカルチェックを受けるとの噂も流れたアルトゥールですが、各報道を見るとまだクラブ間合意には至っていない。ブラジルメディアの GloboEsporte 曰く、「90%合意」だそうです。
3,000万ユーロ+変動額1,000万ユーロ
アルトゥール移籍におけるFCバルセロナからグレミオへのオファー額は、固定額3,000万+変動額1,000万ユーロと言われています。
アルトゥールの保有権はグレミオが60%を、選手家族が20%を、セルソ・リゴという事業家が20%をもっている。彼ら三者がこの移籍金を分け合います。
2019年1月移籍で
アルトゥールの契約解除金は5,000万ユーロですが、入団をブラジルのシーズンが終了する2019年1月まで待つことによって、3,000万ユーロ+変動額への値下げに成功した、とSPORTはいいます。
(バルサはどうせ、コウチーニョのポルトガル国籍取得が実現しないと、EU外選手枠が空かずアルトゥールを出場登録できない)
変動額1,000万ユーロの支払い条件はメディアによって違っているのですが、SPORTによれば、
●アルトゥールによるタイトル獲得
●バルサでの出場試合数
●バロンデオロの候補者リスト30名に入る
●バルサとの最初の契約更新
と達成はそう容易ではない。
安定した活躍を残した場合のみ、合計4,000万ユーロになるバルサの目論見が通るようです。
2月22日のSPORT紙は「モナコの襲撃によって交渉が一時停止」と書いてますが、そのオファー内容が「グレミオへのオファーはバルサより少なく、選手年俸は多い」そうなので、バルサLOVEのアルトゥールが動くと考えにくい。
あとは「残り10%」らしい未解決部分がまとまれば、バルサのアルトゥールが誕生でしょう(ただし加入は約1年後)。
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