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デ・リフトは、クレが期待するほどバルサ移籍に近くない(かも)

合意目前か、それともまだ熟考中か アヤックスは今夜シーズン最終戦につき、最終決断は間もなく

FCバルセロナがこの夏の獲得を目指す、大型セントラルのマティイス・デ・リフト(19)。きっと彼はカンプノウ行きを選ぶはずだ、と楽天的なクレ界隈ですが、実際のところは1ヶ月前よりも入団から遠ざかっているとの報道もあります。

その理由は、デ・リフトが自分にとって最良の選択はなにかと熟考し、手元に届いている全てのオファーを検討しているから。

アヤックスをこの夏に出る、と決めた時点では、レオ・メッシや親友フレンキー・デ・ヨングとプレーできるバルサ移籍が優勢だったそうですが、今は他クラブの可能性も却下することなく評価している模様です。15日のMD紙より。

一方でSPORTは楽観的なんですけれど。

欠けているのはスポーツ面か、金銭面か

MD紙によると、バルサは先週金曜日、アムステルダムにてデ・リフト側と面談をしています。
そこで年俸であったりスポーツ計画であったりを、ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長やペップ・セグラGMらが直接説明したらしいのですが、若きセントラルが納得するまでには至らなかった。

デ・リフトにバルサ移籍をためらわせているのは、結局一番最初に迷っているといわれていた部分、“ジェラール・ピケが君臨するカンプノウでは満足のいく出場時間を得られるかどうか分からない問題”です。
キミならすぐにスカッドの重要な一員になる、との説得も、迷いを晴らすには足らないほどにピケの存在が大きいということか。

経済的な点ではミノ・ライオラ代理人へのコミッションも含めて、バルサのオファーは合格ラインに達しているとMDは言いますが、さて。
SPORTは対照的に、デ・リフトはスポーツ面ではなく金銭面でもっと良い条件を引き出したがっていると述べているので、もはや信じたい方を信じておけくらいの状況です。

今夜シーズン最終試合

チャンピオンズ準決勝で涙を呑んでいるアヤックスは、今夜のエールディビジがシーズン最終戦となります(5シーズンぶりのリーグ優勝はほぼ確実の状況)。

よって明日から24日のオランダ代表合宿までは自分の将来について考えまくることが可能となり、最終回答はそれまでに導き出されることでしょう。
バルサはデ・ヨング作戦と同様にバルトメウ自ら先頭に立ち、セントラルの「Sí」を勝ち取るための最終攻勢へ。SPORT情報ではバルサとアヤックスはすでに合意に達しているので、デ・リフトと合意すれば移籍成立となります。

デ・リフト獲得にかなり楽観的なSPORTと、まだ思うほど合意に近くないとするMDと、どちらを信じるべきか・・・ バルサが良い位置にいるのは確かっぽいんですけれど。

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