スカッド編成方針の変更とセグンダB降格で、がらりと入れ替わる
スペインの2部リーグ、ラ・リーガ1|2|3 はまだ今週末に最終節を残していますが、降格が確定したバルサBにとってはもう、それもどうだっていい話です。
関心が向かっているのは、ガルシア・ピミエンタが来季率いるフィリアル(Bチーム)がどんなチームになるのか。確実のなのは編成方針の変化に伴い、現所属選手の大半がいなくなるであろうことです。
今季の主力は大半が移籍
育成を主目的にするという方針転換とセグンダB(実質3部)降格により、バルサBは今季レギュラーだった選手たちの大半が移籍するだろうと見られています。
チームの中心となるのは、今季フベニール(ユース)AでUEFAユースリーグを制した選手たち。
セグンダ・ディビシオンを戦うためにバルサにレンタルされていた選手たちは元のクラブに帰り、エルネスト・バルベルデにカウントされない主力たちの多くは「セグンダBではプレーできない」と新天地を探すことになりそうです。
いなくなりそうな選手たちは、以下になります。
*印はレンタルバック
- ポルテーロ:オルトラ、バロ*
- デフェンサ:パレンシア、モレール、ダビ・コスタス*、ロドリ・タリン、マルティネス、ククレジャ、オングラ*、アラウホ*
- セントロカンピスタ:リベラ*、ガラレタ、サルサネダス、アラニャー
- デランテロ:ナウエル*、アルナイス、カルドナ、ビティーニョ*、カルラス・ペレス
オルトラ、パレンシア、クク、ロドリ、ガラレタ・・・
正ポルテーロで第3カピタンのアドリアン・オルトラは、トップチームの第3ポルテーロになるかもしれないけれど、退団も半々以上?
カピタンのセルジ・パレンシアは昇格のタイミングを逃してますし、チングリが戦力としないのであれば移籍でしょう。マルク・ククレジャも同じく、完全であれ期限付であれ、成長するために新天地を探すはずです。
セントラルで第2カピタンのロドリ・タリンは、フベニールからミンゲーサとチュミが上がり、サンティ・ブエノが戻ってくるであろうから移籍が濃厚。
残念なのはルイス・デ・ガラレタで、バルベルデが獲得を望んだといわれる彼ですが結局今季はデビューもなく、8月に25歳になってしまうこともあってトップ昇格しないのであれば退団となるでしょう。
カルラス・ペレスはピミエンタの期待するデランテロですが、6月末で契約が切れるうえにベンフィカが熱烈ラブコール中らしいので旅立ってしまうかもしれません。なにせトップチーム入りのオファーだそうですから強い・・・。
カルラス・アラニャーはトップ昇格です。
昇格するフベニール選手たち
来季のバルサBは、フベニールAの選手を中心として編成されていきます。
イニャキ・ペーニャ(ポルテーロ)、マテウ・モレイ、ギジェム・ハイメ(右ラテラル)、チュミ、ミンゲーサ(セントラル)、ファン・ミランダ(左ラテラル)、アレックス・コジャード、リキ・プッチ、モンチュ、ジャンドロ・オレジャナ(セントロカンピスタ)、アレハンドロ・マルケス(デランテロ)
モンチュは英国ボーンマスに移籍すると見られていましたが、バルサの最終オファーを受け入れ、瀬戸際で契約延長になるだろうとMDが伝えています。
コジャードも無事、契約更新目前とのこと。
リキ・プッチは先日、残留宣言していますし、フベニールの中盤ユニットはそのままバルサBへと上がりそうです。
二人のアレハンドロ、オレジャナとマルケスはフベニールに籍を置きながらもバルサBでプレーする方式。
これに今季すでに昇格していたホルヘ・クエンカ、オリオル・ブスケツ、アベル・ルイス
補強組のバロウ、McGuane
一度他クラブに出されていた選手たち(サンティ・ブエノ、モハ、ラファ・ムヒカ、アレックス・カルボネイ)が加わっていきます。
ここ数年とは異なり、かなりカンテラーノ色が濃くなるスカッド編成につき、楽しみです。
そのうち何人がトップチームに昇格していくか。
2014年にUEFAユースリーグを制した面子(ムニール、アダマ、カプトゥム、ドンゴウ etc)は軒並みいなくなってしまいましたし(ムニールは戻ってくるけど)、今回のユース欧州王者たちは1人でも多くカンプノウにきてほしいなぁ。
このニュースのまとめ
- ・来季のバルサBは、今季のフベニール選手が中心となる
- ・バルサBの主力たちは大半がいなくなる見込み
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