ロベルト・フェルナンデスの後釜をバルサが探している
オフシーズンに入り、どのクラブが誰を狙っている、いやこの選手だと盛り上がっている今日この頃。ひっそりと注目されているのが、FCバルセロナの強化技術部長(セクレタリオ・テクニコ)ロベルト・フェルナンデスの去就です。
ロベルト・フェルナンデスとバルサの契約はこの6月30日で満了するのですが、更新するのか退団になるのかはいまだハッキリしていない。理事会の意見が統一されておらず、かつ後釜も見つからないのでロベルトは宙ぶらりんのまま置かれています。
ちなみにセクレタリオ・テクニコについてや、バルサの簡単な組織図はこちらを参考にしてください。
バルトメウ会長曰く、「最終的な決断をするのはペップ・セグラ」です。
セクレタリオ・テクニコ候補
チームの未来図に大きな影響を及ぼすこの人事。当然水面下ではあれこれ動いているでしょうし、次期セクレタリオ・テクニコ候補としては複数の名前がメディアに出ています。
その一人が敏腕マネージャーとしてフットボール界に名を轟かせるモンチことラモン・ロドリゲス・ベルデホ(現ASローマ)であり、今はなき御大の息子ジョルディ・クルイフです。
先日はさらにカタルーニャラジオのチャビ・カンポス記者が、“バルサがプリメーラ・ディビシオンの某クラブのセクレタリオ・テクニコにオファーを出した”と伝えたそうで、モンチやジョルディ・クルイフより、この人が有力なのかもしれません。
いわゆるスポーツディレクターであるモンチさんが、セクレタリオ・テクニコ職というのも違和感がありますし。
迷うモンチ?
とはいえモンチで話を進めていきますと、現段階ではまだバルサは具体的なオファーは出しておらず、ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長が信頼を寄せるある理事が真剣に勧誘を行っている段階だ、とMDは言います。
1年前にローマと5年契約を結んだばかりのモンチさんが早々にバルサのオファーを受け入れるとは考えにくいですが、5月30日付のMDによれば “モンチは迷っている”。その理由は“ローマのスポーツプロジェクトがあまり野心的ではないと思い始めた”からだそうなんですね。
その点、バルサなら1億ユーロ級のクラックを獲得したり、チャンピオンズ制覇のためのスカッド作りを任されたりと野心度は格別でしょう。でもわずか1年で乗った船を下りるか・・・、そしてマネージャーはペップ・セグラであること・・・。
このニュースの肝はモンチさん云々より、ロベルト・フェルナンデスの去就が未だ定かではないことです。
頭の片隅に、近々、強化技術部の再編があるかもしれないと覚えてもらえればと思います。
このニュースのまとめ
- ・バルサの強化技術部長、ロベルト・フェルナンデスの契約は6月30日まで
- ・ロベルトの去就はまだ未定
- ・後任候補にはモンチやジョルディ・クルイフらの名が挙がっている
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