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バルサの誇り、ラ・マシアの若者たち340名集結

毎年恒例、育成部門のプレゼンテーション式典

ラ・マシア

2017年11月14日、FCバルセロナのトレーニング施設シウタット・エスポルティーバにて育成部門の2017/18プレゼンテーション式典が催されました。バルサBからプレベンハミンまで、プロとアマチュア、男女合わせて20チームの340名(男子274、女子66)が大集結。アモールは若者たちに向け「バルサにいるということを評価してほしい」とメッセージを送っています。

バルサBからプレベンハミンまで

世界最高の選手たちが集うFCバルセロナは、若者たちの育成でも世界的に有名です。トップチームへの選手供給元となるバルサBから、あどけないちびっ子たちがプレーするプレベンハミン(7-8歳)まで男女合わせて340名が所属するので、全員が集合すると壮観。バルサカラーに染められたラ・マシアが若干妖しげですが・・・ 失礼。

スピーチを行った少年少女たちも立派で。女子代表でマイク前に立ったベルタ・グラス(インファンティル・アレビン主将)はこう言います。

「私たちの努力に対するクラブの信頼へとお返しをしたいです。私たちは毎日、バルサのカラーと価値を感じ、ハードワークに取り組んでいます。それをそれぞれの試合で伝えたいです」

男子代表でスピーチしたのは、日本での大会でスポーツ精神を示して有名になったインファンティルA主将のアドリア・カプデビラでした。

「チームメイトを代表し、監督、理学療法士、庶務、タクシー運転手、テクニカルスタッフ、保護者、そしてスポーツ委員会メンバーの皆さんに感謝します。皆さんは僕たちが小さな頃から、スポーツ選手としてだけでなく、人間としても成長させてくれた。それが一番大事なことです」

「バルサにいる、その事実を評価して」

育成部門プロフェッショナルカテゴリの強化責任者(セクレタリオ・テクニコ)ギジェルモ・アモールホセ・マリ・バケーロの若者たちへのメッセージも紹介しておきます。

まずはトップチームと理事会の橋渡し役も兼任するアモールから。

「再び自分がこの場にいることを嬉しく思います。全ての家族によるお子さんたちへの協力と、少年少女たちがクラブにもたらしてくれるものに感謝をします。しかし一番重要なのは、皆さんがバルサにいるという事実を評価することです。何歳であれ、ここに入ることはとても難しい。時間を有効に使ってください。毎日がハードワークです。欲することを達成するには、それしかない。私たちはトップチームへと多くの選手を送り届けているクラブなのです」

そしてホセ・マリ・バケーロ

「ラ・マシアが人とフットボル選手を育てるアカデミーであることをいつも覚えていてください。親と監督たちは、どんな状況にも適応できる人間を作り上げなければならない。急ぐ必要はありません。あらゆるレベルで成熟しながら、それぞれの年代に適したスピリットを持って過ごしていくことです。トップチームへと上がるのは難しいですが、夢を見なければならない。私にとっての成功とは、持てる全てを出すことです。その他は多くの場合、一時的なことです」

バケーロジョハン・クライフがウェンブリー決勝キックオフ前に語った言葉をもじり、メッセージを締めくくっています。「毎日トレーニングのためにピッチへと出て、楽しんでください」

 

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