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デ・ヨングは恐れる、バルサ移籍がなくなることを

もしデ・リフトが先にバルセロナへ移籍した場合、アヤックスが自分も手放すのかどうか

FCバルセロナが獲得を目指しているというアヤックスの二人の宝石たち、フレンキー・デ・ヨングマティイス・デ・リフト

このFIFAウィークは連日ふたりがバルサ系メディアの表紙を飾り、ウンティティに長期離脱の可能性が出てセントラル事情が苦しくなっていることで、バルサはなんならデ・リフトを1月に獲りにいくんじゃないかとも報じられています。

そこでどうなるかというと、夏のウワサの主役だったフレンキー・デ・ヨングが不安になる。マティイス・デ・リフトを引き抜かれたアヤックスが彼との約束を守らず、待ち焦がれるバルサ移籍がなくなるのではないかという不安です。さもありなん。

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夏の約束

2018年夏、FCバルセロナはセルヒオ・ブスケツの代役となるだけでなく複数のポジションをこなせるデ・ヨングの獲得に動きました。

しかし4年間優勝から遠ざかっているリーグタイトルの奪還や、チャンピオンズのあったアヤックスはバルサからの申し出を全て拒否。移籍交渉は次へと持ち越されることになりました。

この時、デ・ヨングは波風立てるようなことを一際せず、アヤックスの意向に従った。その代わりに取り付けたのが、2019年夏にはバルサ移籍を実現させるとの約束です。こちら、10月13日のSPORT紙情報。

チームメイトのデ・リフトが急浮上し・・・

しかしです、フレンキー・デ・ヨングにとって想定外だったのは筋肉トラブルで大事なバイエルン戦を欠場することになったことと、バルサ側の事情の変化です。

チャンピオンズのバイエルン戦にはバルサのペップ・セグラ(スポーツマネージャー)とエリック・アビダル(強化技術部長)が現地観戦していたのですが、デ・ヨングを見たかったらしいこの試合でマティイス・デ・リフトが大活躍。セントラルが際どいバルサにとって、デ・リフトが一気に優先補強ターゲットに躍り出たわけです。

そしてもしアヤックスがバルサとの交渉を受け入れ、デ・リフトがカンプノウに先に行った場合、自分のバルセロナ移籍はどうなるのだろうか・・・ デ・ヨングがそう不安に思っても不思議はないでしょう。

SPORT紙曰く、そこでデ・ヨングマルク・オーベルマルス(スポーツディレクター)と面談し、あなたたちがした夏の約束を覚えていますか、約束はちゃんと守ってくださいよと伝えたのだそうです。

利益を求める代理人

バルセロナとしては、デ・ヨングデ・リフトを揃って獲得することを目指しています。若きセントロカンピスタへの情熱がなくなったわけではないので、そこはデ・ヨングは安心しても大丈夫です。
しかしデ・ヨングにはマンチェスター・シティが8,000万ユーロのオファーを出したとの話もあり、さらなる札束合戦になる恐れもある。そしてデ・ヨングの代理人、こちらの動きも油断ならないようです。

10月15日のSPORT紙によると、バルサはこのデ・ヨングの代理人アリ・ドゥルスンをセントロカンピスタ獲得の大きな障害だと考えています。

理由はドゥルスン代理人が最近マネージメント会社から独立していて、有力顧客であるフレンキー・デ・ヨングの移籍で大きな利益を出したがっているらしいこと。

スペインでは代理人への手数料は移籍金の5%までしか認められていないのですが、イングランドはもっと払えるゆえ、ドゥルスン代理人がデ・ヨングを競売にかけることをバルサは恐れているというんですね。
バルサはいかなる場合も、オークションへの参加を良しとしていません。

デ・ヨング本人と直接話し合う

そこで、バルサはアヤックスとの連絡を利用し、デ・ヨング本人と接触。
彼を直接説得することで、代理人の思惑を阻止する作戦に出ています。

デ・ヨングドゥルスン代理人の関係は分かりませんし、ドゥルスン氏がどれだけ経済的利益に執着するのかは不明ですが、21歳の若者が海千山千のエージェントと対峙するのも簡単ではなさそう。
バルセロナはさっさとアヤックスとの交渉に持ち込みたいところです。

ちなみにマティイス・デ・リフトの代理人はあの曲者ミノ・ライオラ
イブラヒモビッチを巡ってグアルディオラと争っていたイタリア人代理人ですが、現在はバルサとの関係が良好につき、むしろセントラルのカンプノウ上陸で協力を得られそうってことで期待しましょう。

このニュースのまとめ

  • ・デ・ヨングはオーベルマルスと会い、夏の約束を思い出させた
  • ・デ・リフトが先にバルサへ移籍した場合、自分はどうなるか不安
  • ・バルサはアヤックスの両選手が欲しい
  • ・バルサはデ・ヨングの代理人を疑っている

 

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