Copa del Rey | 1/8 final, ida
バルベルデの実験は機能せず。
デニスへのファールで得たPKをコウチーニョが決め、希望をつないだ。
主力を温存し臨んだ、シウタ・デ・バレンシアでのレバンテ戦。バルベルデの目論見は前半早々の2失点で崩れ、終盤のペナルティキックで1点を返すのがやっとだった。守備で脆く、攻撃もリズムが作れず。来週のカンプノウでは骨の折れる仕事が待っている。
一見、バルサがゴールを祝っているかのような。
試合の流れ
●開始18分で2失点:バルセロナのゲームプランは開始早々に難渋することになる。昨年末のリーグ戦(0-5)のリベンジをするべく意欲満々にプレーするレバンテに初編成の守備ラインが呑まれ、18分間で2点を奪われてしまうのだ。あれよ、あれよの2失点だった。
●バルサの最初の失点はわずか4分のこと。左斜め方向からのフリーキック(蹴ったのは元カンテラーノのロチーナ)をカバコに頭で押し込まれて1-0。ブスケツとチュミの間に上手く入られ、フリーで仕留められた。
レバンテの2点目は18分。ミランダのコウチーニョへのパスをカバコにカットされ、こぼれ球を拾ったボアテングかのパスでボルハ・マヨラルがラインを突破。ムリージョがマークに付いていたが脚の間を通され、シレセンの届かないコースにシュートが決まっている。
●カウンターで好機:自陣から出ることもままならなかったバルサが、最初のシュートを放ったのは19分のウスマン・デンベレだった。バルセロナの守備は緩かったが、レバンテもまた緩く、その後はマルコムとデンベレのカウンターによってペナルティエリアへの単騎突入には成功。スピードで存在感を示した。スピードでは。
●守備ラインを交代:2点ビハインドで迎えたハーフタイム。状況改善のためにバルベルデがまず施した変更が、左ラテラルをミランダからセルジ・ロベルトに替えることだった。しかしこれは残念ながら、あまり効果を発揮せず。セルヒオ・ブスケツの配置場所など、ほかに重要な問題箇所があったようだ。さらに58分にはチュミに替えてラングレを投入。
●命拾い:後半に入ってからもレバンテは決定機を作り続けた。とにかく最終ラインの裏をよく取られたバルサ。54分のマヨラル弾はシレセンがセーブ、64分にモラーレスが1対1になった場面では終わったかと思ったが、シュートが浮いたことでバルサは命拾いした(シレセンにかすっていた)。
●希望をつなぐPK獲得:コウチーニョ、デンベレ、アラニャー・・・。バルサ選手たちからは、どうにかしようとの想いは伝わってくるのだが、チームとしてレバンテを崩すことが出来ない。そんななか、個人突破からバルサに希望をもたらしたのがデニス・スアレスだった。持ち味のドリブルで右サイドを突破するデニスを、コケがたまらず足をかけて倒しPKの笛(85分)。コウチーニョかキッカーの重責を果たし、第2節へと希望をつなぐアウェーゴールを手にしたのだった。
●燃えるレバンテを相手に、シウタ・デ・バレンシアであっという間に2点を先行され、それでも2-1でゲームを終えたのは20分頃のイヤな予感からすれば上等か。1週間後のバルベルデの起用メンバーはどうなる?
トピックス
●更新中:。。。
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Levante UD | FC Barcelona |
2 | 1 |
10 de Enero 2019 – Jueves 21:30 h Ciutat de Valencia :17,614 |
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Goles | |
Cabaco (4) | |
Borja Mayoral (18) | |
Coutinho (85pk) | |
Titular | |
Aitor Fernández | 【】Cillessen |
Coke | 【】Semedo |
Postigo | 【】Murillo |
Cabaco | 【】Chumi |
Chema | 【】Miranda |
Prcic | 【】Busquets (c) |
Campaña | 【】Aleñá |
Rochina | 【】Arturo Vidal |
Simon | 【】Coutinho |
Boateng | 【】Dembélé |
Borja Mayoral | 【】Malcom |
Cambios | |
Boateng→ Morales (62) | Miranda→【】Sergi Roberto (46) |
Chema→ Jason (69) | Chumi→【】Lenglet (58) |
Rochina→ Doukouré (75) | Malcom→【】Denis (67) |
Entrenadores | |
Paco López | 【】Ernesto Valverde |
Arbitro | |
De Burgos Bengoetxea (vasco) | |
Tarjetas | |
Prcic (41) | Murillo (23) |
Cabaco (49) | Aleñá (40) |
Borja Mayoral (90+3) | Chumi (43) |
Busquets (74) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
2 | 0 | 2 |
Goles |
1 | 1 | 0 |
7 | 5 | 12 (7) |
Tiros a puerta |
14 (7) | 9 | 5 |
3 | 2 | 5 |
Ocasiones de Gol |
2 | 1 | 1 |
2 | 1 | 3 |
Corners |
0 | 0 | 0 |
2 | 1 | 3 |
Fueras de juegos |
3 | 1 | 2 |
318 |
pases |
559 | ||||
37% | Posesion del Balon | 63% | ||||
5 | 11 | 16 |
Faltas |
13 | 5 | 8 |
1 | 2 | 3 |
Tarjetas Amarillas |
4 | 1 | 3 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
Formación | |
ラフィーニャ、サンペール、ウンティティ、ベルマーレンが負傷欠場。 メンバーを大幅入れ替え。最終ラインは初出場のムリージョ+バルサB選手ふたり(チュミ、ミランダ)の新鮮な組み合わせとなった。セントラルの間にセルヒオ・ブスケツが入り、カバー。その前方をアルトゥロ・ビダルが右へ左へと走り回った。 最初の交代はハーフタイム中で、ミランダに代わってセルジ・ロベルトが左ラテラルに。 |
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Titular | Final |
コメント
例年の国王杯がもはやローテーション出来ないことのエクスキューズと化していますね。
むしろ序盤でモタついたツケを払わされているというか。
ずっと懸念していたSBの控え問題は本当にどうなるんでしょう。
時間は残されているんですから現実的な回答が欲しいです。