8月5日の怪我から16日、グループ練習に加わった大エース
順調にトレーニングが進めば、日曜日のベティス戦での招集も
ネイマールの“長編メロドラマ”やウスマン・デンベレの騒動に辟易としているバルセロニスタの元へ、朗報が届きました。レオ・メッシが8月21日(水) 夕方のトレーニングでグループに加わり、通常メニューをこなしたのです。
ちょっと間に合うのは難しいか・・・と思われていたベティス戦の出場も、これで見えてきた。少なくとも招集はされそうですし、スアレスとデンベレを欠く状況での大エース復帰はとても心強いです(ベンチの切り札であっても)。
初めてのグループトレーニング参加
8月21日は午前と夕方、二度のトレーニングが行われた“強化日”でした。
我らのメッシは午前のセッションはまだ個別メニューを継続したのですが、18時30分からの夕方の部にはチームメイトたちとともにトレーニングに参加。
クラブが公開した動画を見ると、これが怪我(8月5日、右ふくらはぎ)後初めてのグループ練習だとは思えないような動きで、やはりメッシはものが違うなと感心します。
この日に合わせてか散髪もしていますし、気合入っていそう。
試合用のユニフォームでトレーニングしてるのが、変な感じ。
大エースがグループ練習に戻ってきた、との知らせは、家出王子だの過去の失敗に学ばないモスキートだの、夏バテを助長するような話題にうんざりしていたバルセロニズモに喜びをもたらしました。
フレンキー・デ・ヨングやアントワン・グリースマンにとっても、それは嬉しかったんじゃないかな。
ベティス戦の招集リスト入りを目指して
日曜日のベティス戦@カンプノウまでに残されたトレーニングはあと2回(金・土。木は休日)。
最近の動画を見るに激しく動けているメッシですが、8月5日の怪我によってプレシーズンマッチに全く出場しておらず、チームメイトたちとトレーニングするのもこれが初めてであることを考慮すれば、医療サービス部としてはリスクは冒したくないでしょう。
アクシデントがなければ、招集リスト入りはありそう。
しかし途中出場で様子を見るのが順当ですし、決着の付いた試合終盤に、頑張る必要なく出場できれば申し分ないのですが。
アンス・ファティ:フベニールの宝石
レオ・メッシがグループに復帰した8月21日(水)のトレーニングにおいて、もうひとり注目を集めたのがアンス・ファティ(16)でした。
16歳にしてフベニールA(U-19)に所属しているのも際立っていますが、このプレシーズンはバルサBで試合に出て活躍、さらに昨日はエルネスト・バルベルデにトレーニングに呼ばれたラ・マシアの宝石。
同世代では頭ひとつ抜けたスピードと大胆さ、俊敏さ、機動力、シュート力を武器に敵陣を破壊するデランテロです。
本職は“偽9番”ですがエストレーモもこなせ、昨季はフベニールAのリーグ戦で15ゴールを決めてチーム得点王と。UEFAユースリーグでも4得点をあげています。
少し前に延長した契約では、契約解除金が1億ユーロに設定されたのも納得の数字です。
まずはビクトル・バルデスの、そしてガルシア・ピミエンタのチームですくすく成長してほしい。
ファーストチームのフランス人エストレーモは信用を失墜させていますし、グリーズマンの年齢も考えればチャンスは訪れると思うので、焦ることなく “その時”のために準備を整えていってくださいまし。
夢の第一歩は叶った。ここからが本当の挑戦。バモス!
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