高インテンシティと巧みな推進の前に完敗。
最後に盛り返したものの、明らかに劣っていたバルサ。
観客席がドイツ人ファンだらけだったことが物議を呼ぶ。
。
試合 覚え書き (雑)
●試合はフランクフルトのペースで始まる。前線からの激しいプレッシング、エリア内でLindstromを引き倒してしまったエリク・ガルシア。開始4分にしてPKで先制点を奪われ、チャビチームはいきなり苦境に立った。ドイツチームのプレッシングとスピードの前に圧倒されるバルサ。どの局地戦でも数的優位にあったのはフランクフルトだった。バルサの武器はデンベレの個人突破くらいで、さすがにそれでは勝ち目はない。
●まるで敵地:チャビチームの応援のためにどれだけのバルサファンが集まるのか注目された平日夜のカンプノウは、残念ながらフランクフルトファンだらけの珍事となった。報道では3万人以上が入場したとされ、白く染まった観客席はあたかも敵地。相手ファンには当日券を売らないと言われていたが、普通に売られたようだ。マナーの悪いドイツ人も多数いたと怒りの声が上がる。身の不安を感じ、早々に帰宅したバルサファンも多くいた模様だ。
その抗議のため、後半最初の10分間、北ゴール裏の熱いファンたちは応援席から退去する出来事もあった。
●極上のバルサならそんなドイツチームのプレッシングとスピードをいなせたかもしれないが、、この試合でのバルセロナはプレーをコントロールすることができなかった。ここへきて心身ともに疲れている?相手GK前までたどり着けないバルサに対し、容易くバルサ陣内深くへ侵入するフランクフルト。攻めたいけれど、相手の速攻が怖い。そうこうしているうちにBorréのキャノン弾が決まり、ぺドリが負傷するのだった(涙)。
●怪我をしてしまったぺドリに代わって入ったフレンキーの存在はバルサの攻撃を改善させたかにも見えたが、決定機を作り出せるようになったかというと、さほど変化はなかった。67分には逆に3点目を決められ、精神的に大ダメージを受けるバルセロニズモ。ドイツ色カンプノウはフランクフルトの快勝に大いに沸いた。
●90分が終わろうという頃、ごり押しによるバルサの反撃が始まる。気持ちよかったブスケツのミサイル弾。せめて点差が2つなら、延長戦に持ち込めたかもしれない。果たしてチャビは最近のチームの落ち込みを修正することができるのか、それを見ていく4月後半となりそうだ。
●
Europa League | 1/4 final, vuelta | |
14 de Abril 2022 – jueves : 21:00 h Camp Nou :79,468 |
|
FC Barcelona | Eintracht Frankfurt |
2 | 3 |
Goles | |
Kostic (4pk) | |
Borré (36) | |
Kostic (67) | |
Busquets (90+1) | |
Memphis (90+11pk) | |
Titular | |
Ter Stegen【】 | Trapp |
Mingueza【】 | Touré |
Araujo【】 | Hinteregger |
Eric【】 | N’Dicka |
Jordi Alba【】 | Knauff |
Busquets (c)【】 | Jakic |
Pedri【】 | Rode |
Gavi【】 | Kostic |
Dembélé【】 | Lindstrom |
Ferran【】 | Kamada |
Aubameyang【】 | Borré |
Cambio | |
Frenkie【】 Pedri (46) |
Hrustic Rode (80) |
Adama【】 Aubameyang (61) |
Hauge Lindstrom (80) |
Dest【】 Mingueza (61) |
Ache Borré (90) |
Luuk【】 Eric (70) |
Hasebe Touré (90+9) |
Memphis【】 Ferran (80) |
Chandler Knauff (90+9) |
Entrenadores | |
Xavi Hernández | Oliver Glasner |
Arbitro | |
Arthur Dias (portugués) | |
Tarjetas | |
Eric (3) | |
Jakic (24) | |
Gavi (28) | |
Hrustic (83) | |
Dembélé (90+4) | |
N’Dicka (90+5) | |
Knauff (90+5) | |
N’Dicka (90+10DA) | |
Trapp (90+11) | |
名前の次の数字はSPORT評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 2 | 2 |
Goles |
3 | 1 | 2 |
2 | 8 | 10 (4) |
Tiros a puerta |
15 (7) | 6 | 9 |
2 | 6 | 8 |
Ocasiones de Gol |
5 | 3 | 2 |
4 | 1 | 5 |
Corners |
0 | 0 | 0 |
0 | 2 | 2 |
Fueras de juegos |
2 | 0 | 2 |
353 | 330 | 683 |
pases |
232 | 108 | 124 |
75.2% | 74.5% | 74.8% | Posesion del Balon | 25.2% | 25.5% | 24.8% |
148 | perdidas de balon | 118 | ||||
64 | recuperaciones de balon | 64 | ||||
4 | 3 | 7 |
Faltas |
18 | 11 | 7 |
2 | 1 | 3 |
Tarjetas Amarillas |
4 | 3 | 1 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
1 | 1 | 0 |
Formación | |
ピケ、アンス、セルジ・ロベルト、ウンティティが負傷中。アルベスは登録外。 ネト、デスト、リキ・プッチ、メンフィス、アダマ、ブライスウェイト、ラングレ、ルーク、フレンキー、ニコ、バルデ、アルナウ・テナスがベンチスタート。 制約があるなかでのベストメンバーか。意外だったのはフレンキーではなくガビが起用されたこと。 頼れるぺドリが前半のみで負傷交代し、後半頭からフレンキーが登場。 |
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Titular | Final |
2022年4月15日(金)、アイントラクト・フランクフルト戦翌日のバルセロナスポーツ紙です。
MD「カンプノウでの破綻」
- ■ カンプノウでの破綻(※KAPUTTはドイツ語)
- → ほとんど敵対的だったエスタディで0-3と崩れたバルサの妥当な敗退
- → ドイツ人ファンが大量にいたことによる恥ずかしさと怒り
- ■ ぺドリが負傷し、今季に別れを言う可能性
SPORT「なんて期待はずれか!」
- ■ なんて期待はずれか!
- → バルサの遅すぎた最後のリアクション、幻滅させる試合でヨーロッパリーグ敗退
- → ぺドリを怪我で失った青えんじチームはもう一つのタイトルを逃し、今後ラ・リーガに専念する
- ■ カンプノウの観客席に信じられないほど溢れたドイツ人ファンたち
- → ラポルタ「バルセロニスタとして恥じている。対策を取り、再発しないようにする」
コメント
現地クレの裏切りがあるとは信じられない。少なくとも私は本気で優勝を願っていましたが…………現地クレはEL事態に出ているのが恥とみていたんですね。まさか25000シートも…………恐ろしい現地クレの皆さん。
ヨーロッパではブスケツ、アルバでは戦えない。もう6年以上も明白な事象に目を背け続けた必然の敗退ですね。
その上エリガル、ミンゲサ、ガビとインテンシティの低さを上乗せ。
チャビだから余計カンテラ外せなくなる自縄自縛っぷり。
フットボールはボールゲームだけど、一番大切なのは情熱。今のバルサには情熱が足りない。情熱が無ければスタジアムに熱狂なんかない。より良いフットボールなんてあり得ない。
ブスケツの冷めたプレーで観客呼べる訳ない。その彼がカピタン。とは言え長年の功労者で年俸ダウン呑んでくれた聖人達でもある。ツラいですね。
見事なまでの掌返し
わかってないねー。
ブスケツのシュートも素晴らしかった。
ダメだったのでミンゲサ、ここがアウベスだったらデンベレと崩せたはず。
ミンゲサは今のバルサで出れるレベルではない。
他がよくなったから全く機能していないようにみえた。
デストに変えてからよくなったけど、
あとはガビよりはやめにデヨング出してからよかったかな。。
勝たないといけない試合だったから。