- ■リーガ連敗で警告ランプがチカチカし始めているルーチョバルサに対し、各所で関係者たちが見解を述べる。TV3の番組ではジョゼップ・マリア・バルトメウ会長、とあるイベントではヨハン・クライフ、そしてRAC1のインタビューではルイス・スアレス。
- ■バルトメウ 「緊急性は一切ない。結果はいずれやって来る。夏には大きな変化があったわけで、忍耐を持たなければならない。」「ルイス・エンリケへの信頼は完全だよ。この連敗を私たちはすぐに忘れるだろう」 [TV3]
- ■ヨハン・クライフ 「物事がなぜ機能しないのかを知るためには、まず何故機能するのかを知らなければならない。そして多くの変化があった時には、機械が機能するためには少しずつ行く必要があるんだ。近年はディティールが失われているし、すべての判断(もしくは裁判)もそれを手助けしていない」「監督が次々に代わることも、事を難しくする」
- ■ヨハン・クライフ 「チームの事情に介入するつもりはない。内部で何が起きているのかを私は知らないからね。ただルイス・エンリケには有利な点が一つある。それは彼がバルサへ来た時、彼を獲ったのは私だったという点だよ」
- ■ルイス・スアレス 「ビッグクラブでの要求レベルの高さを僕らはよく知ってるよ。連敗して批判を受けるのは当然の事だ。僕らは状況を元に戻せるさ」「負けを飲み込むのは難しいけれど、今は忘れないといけない。フットボルはリベンジの機会をくれるものだし、僕らに求められるのは状況をひっくり返すことだよ。僕らは自分たちを信じている」 [RAC1]
- ■ルイス・スアレス 「プレミアのような難しいリーグの最優秀選手に選ばれて、クリスティアノ・ロナウドと並んで欧州最多得点者となって、バロンデオロのリストに入らないと注目されるよね。でも僕は黙っておくよ。事を大きくしたくないからね」
- ————————————————————————セルヒオ・ブスケツ
- ■トレーニング終了後、会見当番としてプレスルームに登場したのはセルヒオ・ブスケツ。バルサの5番は現在のチーム状況に関し、シーズンはまだ序盤だと強調した。「始まったばかりなんだ。1週間前まで僕らは首位だったけれど、今は違う。この状況を変えることがロッカールーム全体の意思だよ」
- ■「連敗したことで議論が起こるのは普通のことだし、全てが注視される。負けるからには上手く行っていないこともあるわけで、改善が必要だけれど、勝っても負けても僕らはいつも自己批判をしてるよ。ハードワークを続けて、改善を続けていかないとね。それしかない」
- ■「アヤックス戦で流れを変えられることを期待してる。去年は彼らがかなり強く押してきて、序盤は彼らが上だった。アヤックスに退場者が出て、僕らのゴールが決まってからは全てが変わったけれど、今回は同じようにならないことを期待してるよ」
- ■「恥骨炎?全部ウワサだ。そのあたりの怪我はあったけど、今はもう良くなってるんだ。今は予防の運動をしてるだけだよ」
- ————————————————————————トレーニング
- ■アヤックス戦へと向けたトレーニング。トップチームの起用可能な全選手とバルサBのサンドロ、ムニール、エドガル・イエ、ハリロビッチ、サンペールが参加した。
- ■セルジ・ロベルトは右太ももの内転筋を伸ばしており、アヤックス戦は欠場する。この日のセッションも別メニュー調整。トーマス・ベルマーレンもまた個別での調整となった。
- ■アンドレス・イニエスタとジェレミー・マテューは物理療法。
- ————————————————————————その他バルサ関連
- ■FCバルセロナがAuditorio 1899での式典にて1940~50年代にクラブで活躍した選手たち(Ferran Argila、Enrique Martin、Vicenc Martinez、Miquel Ferrer、Jozep Duro、Jaume Peiro、Joaquim Tejedo 、Gustau Biosca)らを表彰。
- ■先日86歳でこの世を去った“シンココパス”時代の選手Gustau Bioscaさんの告別式が営まれ、バルトメウ会長ほか数多くのバルサ関係者たちが列席した。