- ■FCバルセロナ監督ルイス・エンリケによる国王杯エルチェ戦の前日会見。メディアが一番大きく取り上げているコメントは、やはりレオ・メッシに関するもの。「メッシがバルサにあと何年もいることが、全てのクレの願いだ。来シーズンに彼のいないチームを私たちは計画していないよ」
- ■ルイス・エンリケと報道陣の緊張状態は続いている模様。記者たちからの(時に遠慮のない)質問に対し、監督はつっけんどんな返答を幾つも返している。「当事者に訊ねるべきだ」、「キミたちがニュースを作り出している」などなど。
- ■(エルチェ戦)「いつもと同じやり方で臨んでいく。目指すのは勝利だ」「試合に勝ち続けることが私たちの挑戦だ。良いプレーをすることで、より勝利へと近づく。だから魅力的なプレーが出来るよう試みていくよ」
- ■(バルサB選手の起用)「ルールによって先発では4人しか起用出来ないけれど、彼らを見る機会を活用していくよ。何人かは出場機会を手にするだろう」
- ■「ネイマール?ひどいタックルの傷から回復中だよ。幸い重傷ではなかったし、すぐにプレーに戻れるだろう。チャビは明日は出場しない。彼も軽傷なので、近々復帰できると思う」
- ■「ライバルたちが全試合に勝つのは困難だ。私たちは彼らの取りこぼしを利用しなければならない。リーガは最後までもつれるだろう」「シーズンの重要な瞬間のために、より多くの選手を戦力としていきたい。それが私たちの強みの一つだ」
- アビダル 「来週には…」
- ■エリック・アビダルがサバデイ銀行本社にて行われた、チャリティ本“Relats Solidaris”の売上報告イベントに出席。今年は自らが表紙を飾りパトロンとなった本の収益金51,990ユーロを、嚢胞性線維症対策のためにAssociacio Catalana に寄付する旨を発表した。
- ■その会見でアビダル曰く、「今朝バルトメウ会長とバルサスクールのディレクターとなる件について話をしたよ。来週には良いニュースがあるんじゃないかな」「今週中にもう一度会長と話し合う予定だよ」
- ■エリック・アビダル 「(チーム状況)今求められるのは全員が一つになることだ。ファンには、最後の日までクレである僕のように、チームをいつもサポートしてほしい」
- ■Relats Solidaris はカタルーニャとマドリーのスポーツジャーナリストたちが毎年執筆しているチャリティ本で、バルサ関係者がメインキャラクターとなって毎年発行し今回で第9弾。収益金が慈善目的の団体や病院などに寄付される。
- エルチェ戦への最終トレーニング
- ■国王杯1/8ファイナル・ブエルタ(第2レグ)へと向けた最後のトレーニング。バルサBから6選手(ムニール、ハリロビッチ、アダマ、グンバウ、サンペール、エドガル・イエ)が参加した。
- ■チャビ・エルナンデスとネイマールは引き続き個別調整で、翌日の出場はない見込み。
- ■ルイス・エンリケによる招集リストは遠征当日の木曜朝に発表される。
- ダニ・アルベスとの契約
- ■今年の6月でバルサとの契約が終わるダニ・アルベスについて、元妻で代理人のディノラ・サンタ・アナ氏がコメント。「ダニはバルサに残るとも去るとも考えてはいません。どちらもオープンな状況です。バルサが来年1月まで選手を補強出来ないことで、彼が残る必要があるとも退団すべきとも私たちは考えていない。もしオファーが届けば、それらを評価して決断を下すでしょう」
- ■「ダニ・アルベスは常に、所属したクラブに忠実でした。それは彼の経歴が示しています。いま彼は6月までバルサのために働かなければならないとだけ考えている。毎日チームを助けるためにベストの状態であろうと努力し、それ以外のことは私に委ねています」
- その他バルサ関連
- ■ボージャン・ケルキッチ 「ルイス・エンリケに欠けてるのは選手を理解することだよ。彼も元選手だったし、チームがどう感じるのかを知っている。彼のやり方が成功したかどうかは、シーズンの最後に分かるさ」、「ルイス・エンリケはあまり話し好きな人じゃない。毎日彼のスタッフと仕事をして、選手とは距離をとるんだ。会話はあまりしないよ。監督にはそれぞれのやり方があるし、彼の場合はそういう感じだ」、「選手が成果をあげるには刺激が必要だし、メッシの場合は自分が重要だと感じることだよ」 [L’Esportiu]
- ■カルラス・プジョルとイバン・デラペーニャのセリエAツアーは続き、この日はユベントスのトレーニング場を訪問。チームのスペイン人選手たちフェルナンド・ジョレンテ、アルバロ・モラタと記念撮影。
- ■ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長 「現在のFIFAの基準では、今のメッシはいないだろう」「FIFAが“バルサ・ケース”をかつての“ボスマン判決”のようにしたいのかどうかは知らない」「チームにタイトル獲得の可能性がある間は選挙は行わない」「レオ、ネイマール、スアレスのトリデンテは史上最高」「エウセビオ解任は考えていない」「メッシはここでキャリアを終えたがっている。彼の将来に関する議論はない」
- ■フベニールAのGKアンドレ・オナナ(18)がアヤックス・アムステルダムへと移籍。契約期間は2018年まで。