- ■この週末は世界各地で代表チームによる公式戦・親善試合が行われ、バルサ選手たちも活躍を見せた。中でも注目はラフィーニャ・アルカンタラのブラジル代表デビューと、トルコ代表で得点を決めたアルダ・トゥラン。
- ■ラフィーニャはアメリカ合衆国で行われたコスタリカとの親善試合(1-0で勝利)でフル代表初出場。80分、怪我のルイス・グスタボと交代でピッチに立った。下にラフィーニャのコメントあり。
- ■アルダ・トゥランはオランダとのユーロ予選にて1ゴール1アシストの活躍。3-0勝利における主役となった。8分の先制点をアシストすると、26分には相手のエラーを逃さず2-0の追加点。アルダは57分、疲労と筋肉の違和感のためベンチへと退いた。トルコはこれで3位に浮上し、プレーオフ出場に向け前進。
- ■右足首の捻挫から回復したアルダ・トゥランは3日(木)のリトアニア戦(1-1)で3ヶ月ぶりに実戦復帰し、先制点をアシストしていた。
- ■ベルギー代表のトーマス・ベルマーレンはキプロスとのユーロ予選(0-1勝利で予選突破をほぼ確定)に90分間フル出場。ベルマーレンのフォームが上がってきているのは朗報。
- ■イバン・ラキティッチを擁するクロアチアはノルウェーに2-0で敗れ、プレーオフに回りそうな気配。
- ■スペイン代表はユーロ予選でスロバキアに2-0で勝利。先制点はジョルディ・アルバ(6分、ヘディング)、追加点はイニエスタ(28分、PK)とバルサ勢が大きく貢献した。スペインはこれでスロバキアと勝点18で並び、グループCの首位に浮上。
- ■ラ・ロハではジェラール・ピケ、セルヒオ・ブスケツが先発フル出場。イニエスタは84分にコケと交代。バルトラは出番なし。
- ラフィーニャ 「人生最良の日」
- ■コスタリカとの親善試合で念願のブラジル代表デビューを飾ったラフィーニャ・アルカンタラがブラジルフットボル連盟のウェブサイトにて喜びのコメント。「僕の人生で最高の日だよ。子供の頃からの夢が叶ったんだ。これまでに数え切れないほどにこの日を想像してきたけど、現実はそれ以上だった」
- ■「子供の頃、僕は兄のチアゴとVivendas(故郷の町)でプレーしていて、2002年のブラジル代表選手を真似るのが好きだった。彼らを見て、このチームのシャツをずっと着たいと思っていた」。もう一つの夢はアイドルのカカーと一緒にプレーすること。火曜日のUSA戦で実現しますかどうか。
- ■今回の親善試合でブラジル代表監督ドゥンガのアシスタントを務めているエジミルソン曰く、「ラフィーニャは全てを兼ね備えた選手で、高い技術があってドリブルとボール運びに長けている。成熟することで代表に大きく貢献してくれるだろう。この調子でいければ、すぐに重要な選手になれると確信してるよ」 [FCB]
- ネイマール 「控えはイヤ」
- ■コスタリカ戦は親善試合につき、コパアメリカのコロンビア戦にて4試合の出場停止処分(残り2試合)を受けたネイマールも出場。3人目の交代選手として、82分にドグラス・コスタに代わってピッチに入った。
- ■ベンチスタートだったことに対し、ネイマールは不満。試合終了後、ESPNのインタビューに「ベンチにいるのには慣れていないし、受け入れもしないよ。試合に出たいし、常に先発イレブンに入れるようハードワークしていきたい」、「ベンチは好きじゃない。僕の仕事はプレーすること。いつだってピッチにいて、チームメイトたちを助けたいんだ」と答える。
- ■ドゥンガ監督 「ネイマールをもっと使いたいけれど、同時にワールドカップ予選のことも考えなければならない。他の選手たちにも出番を与え、新しいシステムを模索しないといけないんだ。先のことも考える必要がある」、「彼のように競争力の高い選手は常に出場したがるもので、不満を漏らすのは普通のことだよ。(USA戦では)彼を起用するだろう。どのように?それは見てもらえば」
- 選手たちの休日
- ■FCバルセロナのトップチームは土日と2連休。代表戦のない選手たちは思い思いに羽を伸ばしている。
- ■マラガ戦で負傷したとされ、アトレティコ戦への出場が微妙とされるセルジ・ロベルトがインスタグラムに温泉リゾート施設 MAGMA CENTRE LUDIC TERMAL でくつろぐ写真を投稿。マルク・ムニエサとカノジョさんも一緒(こちら)。
- ■ダニ・アルベスはイタリアのモンツァ・サーキットを訪れ、F-1イタリアグランプリを観戦。ブラジル人でウィリアムズに所属するフェリペ・マッサに招待された模様。
- ■ルイス・エンリケはイビサ島でのミニバケーション。
- その他バルサ関連
- ■バルサがこれまでの公式戦で決めた8ゴールのうち、7つが左足でのゴールという珍事。ルイス・スアレスがセビージャとの欧州スーパーカップにて右足で決めたゴール以外は全て左足。内訳はメッシが3つ、ラフィーニャが1つ、ペドロが1つ、スアレスが1つ、ベルマーレンが1つ。 [FCB]
- ■セルタ会長のカルロス・モウリーニョ氏が地元紙Faro de Vigoの取材の中で、ノリートと契約更新に関して口頭での合意に達したこと、バルサからのオファーには有利な条件が付く条項が存在していないことを明かす。「契約解除金は2,500万ユーロとなるだろう。記者の皆さんにはクラブの言うことを信じてほしい。この金額は全てのクラブが対象となり、例外は存在していない。それが真実だ」
- ■ガブリ率いるフベニールAがLa Salleに0-4で快勝し、リーグ戦白星発進。
- ■女子チームもUDGテネリフェにリーグ初戦勝利(1-3)。
- ■セグンダBで久々に実現したエスパニョールBとのダービーマッチは、3-2でペリコたちの勝利。CKで2点を奪われ、2度同点に追いつくも最後は敗れた。エスパニョールの先制点は元バルサのダルマウ。ジェラール・ロペス率いるバルサBは先週の開幕戦を引き分けており、3試合を終えてまだ未勝利(勝点1)。