プレシーズン日程 ほぼ固まる

希望するプレシーズンを手にしたルイス・エンリケ。

この2015/16シーズンがどのような結果に終わろうとも、ルイス・エンリケは契約どおりに来季もバルサ監督を続投し、プロジェクトの3年目に挑んでいきます。それは彼がこのチームには自分がやれることがまだあると考えているからですし、やるからには当然、目指すは全タイトル制覇でしょう。そのために必要なのは万全の準備、土台作り。会長への働きかけによってミスターが手にしたのは、ツアーのない静かな夏でありました。

集金ツアーは行わない

マーケティングの重要性が声高に叫ばれる昨今、プレシーズンはツアーに出ましょう、アジアやアメリカで販売促進活動をしましょうというマーケティング戦略部門の要請を押さえ込み、近場での親善試合しか行いたくないとの希望をテクニコが叶えるのは簡単ではないでしょう。

しかしルイス・エンリケはそれを実現させました。今年の夏、FCバルセロナは遠方への集金ツアーには赴かない。訪れるのは飛行機で2-3時間の欧州内だけ。それによってチームの負担はぐんと減ります。涼しい国で基礎体力をつけ、タフなシーズンに備える。ただでさえ暑い夏に、わざわざ酷暑地域を訪れた選手たちが、移動やスポンサー活動で疲弊している様子を毎年のようにメディアを通して見る者としましても、これは非常に嬉しいニュースです。静かな夏はいまや非常に貴重なものとなりました。

英国ステージ、親善試合3つ

6日付のSPORT紙によりますと、FCバルセロナのプレシーズンは7月18日(月)に始まる見込みだそうです。6月開催のコパアメリカ2016やユーロ2016に出場する選手たちがたくさんいるので、この日に集合するトップチーム選手は少数となるでしょうが、中心選手不在のこの時期はバルサBの選手にとってはアピールチャンスです。活きの良い若者が数多くルイス・エンリケの目に留まることを期待します。プレシーズン開始以降の主な日程は次のようになるようです。

  • ■7月18・19日(月・火) – プレシーズン開始/メディカルチェック
  • ■7月20日(水)~26日(火) – シウター・エスポルティーバでのトレーニング
  • ■7月28日(木)~8月6日(土) – 英国セントジョージス・パークでの合宿
  • ・7月30日(土)バルサ対セルティック(ダブリン)
  • ・8月3日(水)バルサ対レスター(ストックホルム)
  • ・8月6日(土)リバポー対バルサ(場所未定)
  • ■8月8/9日(月/火) – ガンペル杯
  • ■8月12日(金) – スーペルコパ・デ・エスパーニャ(イダ)
  • ■8月15日(月) – スーペルコパ・デ・エスパーニャ(ブエルタ)
  • ■8月20・21日 – リーガ開幕

クラブやLFPからの公式発表がないので、英国ステージやガンペル杯、スーペルコパの日程は未確定ですが、確定している7月30日のセルティック戦と8月3日のレスター戦やリーガ開幕日から逆算すると、可能性としてはこのあたりが濃厚のようです。

リーガと国王杯の優勝チームが決まってないので、スーペルコパは仮の日程ですが、もしバルサが出場権を得た場合、“ガンペル杯は新チームの初披露の機会とするべし”というバルトメウ理事会の信条に従えば、ガンペル杯は8月8日前後が有力と。リーガ開幕日はLFPが昨日(5日)、スペインフットボル連盟に対し8月20/21日開幕で申し出ているそうです。

親善試合での最大のお楽しみはやはり、輝けるプレミア王者レスターとの顔合わせでしょう。嬉しいのは8月3日であれば、コパアメリカに参加した南米組の選手たちがすでに戻ってきていて、問題なく出場できるであろう点。コパアメリカは6月26日が決勝なので、リオ五輪に呼ばれるネイマールラフィーニャ以外は遅くとも7月末にはチームに合流することになります。

ということで、良い条件でシーズンの準備が出来そうな今年のプレシーズンの日程でした。あとは補強選手が順調に決まり、早い時期からチームに合流できれば言うこと無しです。

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