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イニエスタ「ここ以上の場所はない」

 

改めてバルサで引退することが目標だと述べたラ・マンチャの男。

夕方に行われた木曜日のトレーニング終了後、会見当番としてシウター・エスポルティーバの会見室に現れたのはアンドレス・イニエスタでした。イニエスタといえば現在バルサとの契約延長交渉中で、マンチェスターの2クラブが獲得を狙っていると報じられていました。しかしこの日ドンは、バルサでキャリアを終えるという自分の意志に変化がないことを強調。話し合いは順調に進んでおり、間もなく合意に達するだろうと語っています。「バルサとの間になんら争いごとはないよ。クラブは僕の残留を望んでいるし、僕もここに残りたいと思っているんだ」

 

クラブもドンも願いは同じ

自身を巡る英国方面のウワサと契約交渉に関し、ドン・アンドレスはこうコメントしました。「メディアに流れる情報や記者の言葉は僕にはコントロールできない事柄だからね。僕にできるのは、いつも言ってきたことを繰り返すことだけ。(同じことを言うのは)時にはうんざりもするけれど、僕の願いはここでキャリアを終えることで、クラブの希望も同じなんだ。全員が合意を望んでいるし、ここ以上の場所はどこにもないってことを僕は知っている。僕は今29歳。まだあと何年かはここで高いレベルな成果を残していけると思う

契約交渉については、イニエスタがメッシに次ぐ年俸を望んでいる云々とも報じられていました。「おカネは全然問題じゃないよ。自分がチームで何番目に多くもらっているかはどうだって好いんだ。より良い選手へと成長していくことが、僕のモチベーションだからね」

 

バルサのプレースタイルに議論なし

リーガ新記録となる開幕7連勝の懸かった土曜日のアルメリア戦には、記録のためというよりは「勢いを伸ばしていくために勝ち続けたい」と燃えるイニエスタは、最近のプレースタイル議論に関してこう見解を述べています。「スタイルについては、僕の中では議論の余地なんてないんだ。僕らは何年間も同じやり方でプレーをしているし、このスポーツをある一つの方法で理解をしているからね。バルサの選手はみんなよく似た個性を持っていて、ミスターはそれを知っている。このチームには明確なスタイルがあって、勝ち続けるためには向上していく必要があるってだけだよ」

マルティーノ監督は積極的にローテーションを採用しています。不動のレギュラー格だったドンはシーズン序盤、試合には出ているもののベンチスタートも増加。この件もまた、契約交渉に絡めて取り上げられていました。「今僕は、かつてないほどに幸せだよ。一番大事なのは全員がプレーし、役立っていると感じること。プレーできない時は嬉しくはないけど、それはみんなに起こることだからね。受け入れなければいけない。決めるのは監督。彼はまず第一に考えてるのはチームの利益だし、僕らは監督に選ばれた時に最高の成果を残せるように、できるかぎり良い状態である必要があるんだ

最初の数試合、イニエスタの身体は重そうでした。「正常運行モードに入るまでは、ちょっとばかり苦労するんだ。僕が望むのはチームと一緒に勢いを上げ、出番を増やしていくことさ」

 

元気で張り切っているプジョル

“盗人”騒ぎとなっている、エルチェ対マドリーでのムニス・フェルナンデス主審の無茶なジャッジについては、「正直なところ、僕は試合を見てないんだ。結果を知って、その後でみんなと同じ映像を見ただけだよ。審判の判定について話すのは難しいし、僕は彼らをそっとしておこうと言いたい。審判には彼ら自身の委員会がある。決断は彼らが下すよ」とコメント。

復帰目前のプジョルに関しては、「ミニゲームの後に話をしたんだけど、全てが順調だ、公式戦でプレーしたいって言ってたよ。早く最高のニュースが届くことを期待してる。それはこれからの成り行き次第なんだけれどね」と語っています。

 

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