イニエスタ 2018!

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クラブオフィスで儀式を完了したドン・アンドレス。

チームのクリスマス休暇初日となった2013年12月23日のお昼頃、白無地のシャツに濃紺のジャケットをまとったアンドレス・イニエスタが、父のホセ・アントニ・イニエスタ、代理人のラモン・ソストレス、そして愛娘バレリアちゃんを伴ってカンプノウを訪れました。クラブオフィスにて彼を待っていたのは会長のサンドロ・ロセイ、副会長のジョゼップ・マリア・バルトメウ、そしてスポーツディレクターのアンドニ・スビサレッタ。彼らの目的はドンとクラブとの新たなる契約書に署名をし、がっちりと握手を交わした写真を世に配信するためです。

2018年6月まで+自動延長オプション付き

これにてクラブ史を代表する大クラックとバルサの結びつきは2018年まで延長され、イニエスタが目標とするバルセロナでの現役引退にまた一歩前進しました。現在29歳のイニは、この契約を全うすれば34歳。さらには、2017/18シーズン以降の2年間は先発出場数によって自動的に契約が延長される条項があることも、先日ロセイ会長の口から説明されていますので、万事上手くいけば、この署名によってイニエスタは36歳までバルサの選手となります。

今回の契約更新は秋口から語られていました。イニエスタが無理な要求をするとは考えられなかったので、短期での決着になるかとも思われましたが、想像ほどには話し合いはとんとん拍子とはいかず。夏に退団したトレーナーのエミリ・リカルトの復帰をドンが条件にしている、といった報道もなされ、デリケートそうな時期もありました。英国方面からはシティやユナイテッドといったところが興味を示している、と伝えられたりもしました。

しかしイニエスタとソストレス代理人は誠実対応を貫き、メディアに向かって「先のことは誰にも分からない」とか「話を聞くことは否定しない」とか発言することで、クラブにプレッシャーをかけようとはしませんでした。どこからともなく怪しげな情報が現れても、“ドンがクレを裏切るはずがない”との確信により、ファンが気を病むこともなかったのです。

「幸せであるためのクリスマス」

オフィスでのサイン儀式終了後、バルサTVの取材に応じ、「クラブと僕の意図は同じだったし、単に時間の問題だったんだ」と説明するイニエスタ。これで彼は2018年までカンプノウでプレーする権利を得たわけですが、その安心感に腰を下ろすつもりはないと言います。「僕は契約の最後じゃなくて、今を見たいんだ。僕はこの先何年間も、このクラブで求められるレベルでいられる。それが毎日僕を動かす主なモチベーションだよ

シーズン序盤こそ試験運転的起用の多かったイニエスタですが、年末を迎えて本来の調子を取り戻し、ヘタフェ戦ではチームの逆転勝利に貢献しました。そのドンはチームの現状についてこう言います。「僕らはリーガの首位として、良い形で1年を終えたね。多くの点で、チームはとても良い状態だよ。これはチームと個人の両面で、幸せであるためのクリスマスだ

そして「2014年はメンタルと希望がすごくハイな年になるだろう。4月5月を、あらゆるタイトルの可能性を残して迎えられるようにしたいね。このチームにはそれをやってのける能力があるよ」と新年への抱負を述べたドン。彼は冬休みの最初の数日をバルセロナで過ごし、後に故郷のフエンテアルビージャへと向かいます。フル充電となったイニエスタの2014年の活躍がとても楽しみであります。

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