バルサのネイマール、本日誕生

 

ブラジルの若きエース、27日に契約書にサイン。

この週末はクレにとって、ネイマールで沸いた2日間となりました。サントスFCがバルサからのオファーを受け入れ、他クラブ(マドリー)からのオファーと一緒にネイマール側に提示した、との報がブラジルより伝わってきたのが日本時間の土曜午前。そして翌日には彼がバルサを選択したとの(予想どおりの)ニュースが世界を駆け巡り、次世代メガクラックのカンプノウ行きが決定したのです。あとは儀式である契約書への署名を済ませば、ネイのバルサ入団が100%確定。その署名式は本日27日、サンパウロにて行われる予定となっています。

 

ドラマのメインキャストたち

まずは復習と確認、そして記録の意味を込め、この週末のネイマール物語をまとめておきます。今回のブラジルの若きエースのバルサ移籍決定において、大きな役割を果たした人物は、バルサからサンパウロへと派遣されていたラウール・サンジェイ・フットボルディレクター、サンドロ・ロセイ会長、ネイマール父、バルサ側のエージェントであるアンドレ・クリー、マルコス・マラキアス代理人、そしてワグネル・リベイロ代理人です。代理人が多いので、それぞれの立ち位置を記すとこんな感じとなります。

■ネイマール父
言うまでもなく、息子の利益のために誰よりも働く人物。バルサの選手になるというネイの夢を現実とするべく汗を流した。バルサとサントスが合意する上でカギとなる。マドリーは彼を1,500万ユーロの手数料で口説こうとしたが、その誘いには応じなかった。

■アンドレ・クリー
サンドロ・ロセイが全幅の信頼を寄せ、バルサのブラジルでの移籍交渉をサポートする代理人。ネイマール作戦には2年前から従事し、全ての活動に関わってきた。今回の陰のキーマン。

■マルコス・マラキアス
ネイマール父の友人で、バルサ側に立つ代理人。今回の交渉は、彼なしでは考えられなかったといわれる。ネイマールも彼を慕っているらしい。ちなみにケイリソンとエンリケの代理人でもある。

■ワグネル・リベイロ
公式にはネイマールの代理人となっているが、この2年間はレアル・マドリーのブラジルにおける広報係として活動。その立場から得られる情報を元にネイのバルサ移籍を阻止し、白組へと連れて行こうとしたがムダだった。近々解任?

 

ストーリー終盤の流れ

FCバルセロナによる今回のアタックは5月10日に始まりました。サンドロ・ロセイ会長がこの日、マドリー市でサントス会長オディリオ・ロドリゲス氏と会談。その5日後にはバルサのフットボルディレクターであるラウール・サンジェイが、交渉を完了させるべくブラジルへと降り立っています。15日(水)、22日(水)の役員会議ではバルサからのオファーに首を縦に振らなかったサントスでしたが、この木曜の話し合いで、両者はほぼ合意に達していたようです。

そして金曜、ドラマは急展開を見せ始めます。現地時間16時にネイマール父がサントスの本拠地ビラ・ベルミーロを訪れ、交渉を延ばそうとするクラブに対し、バルサからのオファーに合意するように求めたのです。父はその1時間後にスタジアムを離れ、サンジェイ、クリー、マラキアスらとミーティング。ここには他にもサントスの弁護士も加わっていて、決着が間近であることを予感させています。この会議は5時間にも及びました。そして苦労の末、サントスは将来バルサとの親善試合で得る収入の一部と引き換えに、DIS社の権利保有率(当初は40%)を下げてもらったようです。この話し合いがまとまった時点で、事実上オペは完了といえます。

サントスが公式ウェブページにて、役員会がネイマールの移籍を受け入れ、あと彼へと2つのオファーを手渡すと発表したのが20時49分のことでした。その後、ネイマールと父は記者団が待ち受けるなかでスタジアムへと到着。事務所にてクラブからバルサとマドリーによるオファーを受け取ったネイは、「人生で一番幸せな瞬間。これから家族とどうするか決めるよ。答えは5分後かもしれないし、30分後、あるいは3日後かもしれない」とのコメントを残し、ビラ・ベルミーロを去っています。

その後、若きクラックは母ナジーネさん、妹ラファエラさん、親友たちと合流して、個人事務所(自宅?)にて夕食。表向きとしましてはオファーを検討することになっていましたが、実際のところは”サントスとバルサが合意して良かったねディナー”です。諦めの悪いAS紙が土曜日の紙面にて”まだ脈はある!”とデマを流す一方で、すでに彼の結論は出ていました。

 

本人によるサプライズ発表

バルセロニスタ待望のニュースは、スペイン時間の土曜深夜に訪れています。しかもネイマール本人によるフライングによって^^。SPORT紙によると、その前日に彼の意思を聞いたバルサとサントスはもう少し後、具体的には両クラブが日曜日の試合を終えた後に公式発表を行う予定だったのだそうです。しかしネイはそれまで我慢することができず、インスタグラムのアカウントにて「月曜日にバルセロナとの契約書にサインをする」と発表。ブラジル時間22時、バルセロナ時間午前3時のことでした。

今のご時世、情報は瞬時に世界を駆け巡ります。ネイマールがぶっちゃけてしまっては、もうクラブも黙ってはいられない。バルサは3時30分に公式ウェブにて、”サントスとネイマールの移籍で合意し、デランテロとは5年契約を結ぶ”と明らかにし、最後にサントスがそれに続いています。

というわけで、予想されたよりもおよそ1日ほど早く、ドタバタとした発表となったバルサ移籍ですが、最後はネイマール本人がウワサに終止符を打ったのは嬉しきことです(関係者の皆さんは大変だったでしょうが)。彼のバルサへの強い思いが伝わってきますし。

 

来週初めにプレゼンテーション?

ネイマールの涙デランテロが明かしたように、バルサとの契約書へのサインは今日27日にブラジルで行われます。そして28日にはホッと一息つく暇もなくリオデジャネイロにてセレソンの合宿に合流し、6月2日(日)にポルトアレグレでイングランドとの親善試合。それが終わると飛行機へと飛び乗り、3日(月)にバルセロナへと到着の予定となっています。そして4日(火)にメディカルチェックを通過すれば、いよいよカンプノウでのプレゼンテーションとの流れのようです(現時点では未定)。

日曜の午前にはブラジルのテレビ局Globoesporteの番組Esporte Espatacularにて、ネイマールがインスタグラムにアップしたファンへの別れの手紙の本人による朗読が流されていて(出演はなし)、ファンには温かく受け入れられたようです。サントスを表門から堂々と出ることをずっと気にかけていた彼。それが成し遂げられたのも、新たなるファンの1人として嬉しいことです(写真は26日のブラジル全国選手権第1節キックオフ前、国歌演奏時の涙)。

ちなみに移籍金はまだ明らかにはされていませんが、SPORT紙によるとサントス、DIS、TIESAに合計で2,800万ユーロ、ネイマール側へのボーナスに3,000万ユーロ。ブラジルのメディアは移籍金は合計3,500万ユーロだと報じています。年俸は700万ユーロで共通。契約期間はクラブによって5年(~2018)と発表済みです。

 

コメント

  1. Junta Momonari より:

    やっと完了しましたね♪
    後はポルテーロとディフェンサの補強(^^)
    良い補強と調整をしてほしいですね

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