購入オプションを持っているバルサだが、行使するかどうか未決定。体格の良いテクニシャンとで迷っているという
今年3月にFCバルセロナ入団が内定し、グレミオとの合意が公式発表もされているアルトゥール・メロ(21)。あとはいつ加入になるのか、その決断だけだと思っていたら、もっとフィジカルのある中盤が良いんじゃないかとの議論が出ているなんて記事が出て驚きです。
グレミオには頭金を支払済みとか
バルサは3月、グレミオ・デ・ポルトアレグレとアルトゥール・メロの購入オプション契約を結びました。その内容はバルサは2018年に権利を行使することができ、移籍金は固定額3,000万ユーロ+変動額900万ユーロになるというもの。
MD紙の知るところでは、バルサはすでに頭金の400万ユーロを支払っていて、7月に残り2,600万ユーロを払うのか、購入オプションを放棄するのかどうかを決めることになるそうです。放棄する場合、支払い済みの400万ユーロは帰ってきません。
アルトゥールを獲るか迷う理由。
それはもっとガタイのあってテクニシャンのセントロカンピスタを獲るべきではないのか、との議論がクラブ内部にあるってのがその理由です。。。アルトゥールは172cm。バルサっぽい身長。
もっとフィジカルのある選手
上背があって技術が高い中盤選手、といえばアンドレ・ゴメスがいますが、このカンプノウでポテンシャルを発揮することができなかったアンドレに替えて、近いタイプの選手を獲ろうというのは迷走感があるような・・・
この候補としてウワサに上がって来始めたのが、ベティスのファビアン・ルイス(22歳、189cm)です。
ベティスといえばダニ・セバージョスで、マドリーとの獲得戦で敗れたことがトゲになっているのかどうか知りませんが、契約解除金3,000万ユーロはアルトゥールの残り2,600万ユーロと近いといえば、近い。
ただファビアンは1月にベティスとの契約を更新したばかりで、ベティス愛もふんだんに語ってますので、引き抜きは簡単じゃないでしょう。
これでアルトゥールを「止~めた」ってしたら、すごく喜んでくれてただけに気の毒。
チャビタイプの選手が必要だとの論はどうなったと問い詰めたくもなります。
このニュースのまとめ
- ・バルサはアルトゥールの購入オプションでグレミオと合意している
- ・グレミオにはすでに400万ユーロ払っているらしい
- ・しかしバルサ内部に、フィジカルに強い選手必要論あり
- ・バルサはこれからアルトゥールを獲るか、止めるか決める
コメント
イニエスタの後継者探しなんだろうけどYouTubeを見る限り程遠いレベル。
そこそこライン間で受け運べるみたいだけど、この程度の選手に外国人枠と30万ユーロを与える・・・?
まずイニエスタみたいにライン間で受け前に向いてドライブしたり、マーカーを剥がしたり、スペースを作ったり埋めたり、キラーパスを送ったりする選手は世界中探してもどこにもいない。
かすりもしない。
技術的に近い選手はいるがインテリジェンスが足りなかったり何かが足りない。
なので強化部が悩むのも無理はない。
そこで現実的な選択としてポグバみたいなフィジカルタイプが浮かび上がる。
この選手ディスカウトできたら欲しい気もするが、インテリジェンスが足りないのに変わりはないし、パーティー大好きな映画スタータイプはバルサにはどうかな・・・ヒエラルキーを壊す金銭闘争タイプだし。
まあ普通に考えれば左のインテリオールはセルジかアラニャでいいはずなのに何で30万ユーロも出すんだろ???
戦術理解度が決して低くないゴメスでも全くバルサのインテリオールやピボーテは勤まらなかったのを鑑みるべき。
ましてアルトゥールなるブラジル人には悪いが、技術的にもフィジカル的にもインテリジェンスもバルサのセントロカンピスタのレベルにないと感じる。
キケ・セティエンはクライフのフットボールをやっているのでベティスとの選手のやり取りは良い事。
キケ・セティエンが来シーズンのヨーロッパで成功したら次期バルサ監督の候補になる。