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バルデスのサヨナラ昼食会

 

メンバー全員参加のランチ会で、退団を告げたビクトル。

自分が来シーズンはバルサにいないことを、ビクトル・バルデスがチームメンバーへと伝えました。守護神は23日、すでに馴染みとなっている郊外のレストラン Masia Can Ferran での昼食会を招集。検査のためにニューヨークを訪問中のティト・ビラノバ、クラブの許可を手に個人的理由でロサンゼルスを訪れているジェラール・ピケ、そしてスポンサーイベントに出席のダニ・アルベスを除く全チームメンバーの前で、今季限りでのサヨナラを告げたのでありました。ビクトルの恩人である元ポルテーロコーチ、ファン・カルロス・ウンスエもまたこの会に招待されています。

チームで孤立しているだとか、なにかとネガティブな記事の多かったバルデスですが、今回のこの件は、寂しいながらもホッコリさせてくれるニュースです。おそらくはクラブとの話し合いが決着していない段階での、このちょっと前例のない食事会はチームを驚かせたようですが、テクニコたちも招待しているのですからそういうことかと。ビクトルはチームメイトやコーチ陣だけでなく、各チームスタッフや、シウター・エスポルティーバで毎日世話になっている料理チーム、警備の人たちも招待し、みんながそれに応じています。

この昼食会では、バルデスによる別れのスピーチはどうやら行われていません。その代わりに彼は、11年間に渡ったトップチームでの自らのプレー集のビデオを流し、サヨナラの言葉としたとか。映像が終わった時には参加者たちから万雷の拍手が守護神へと送られたそうで、ビクトルが少しはにかみながらも感謝する姿が目に浮かびます。

あとは関係がこじれていると言われるアンドニ・スビサレッタとの話が上手くまとまり、クラブと彼の双方にとってメリットのある形での退団発表となりますように。地元ファンとの最後の時間は、リーガ最終節のマラガ戦。アビダルにとってもラストとなりそうなこの試合、いろいろ泣けそうです。

 

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