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バルデス「お金で決めたことは一度もない」

 

メディアで言われていることに対するビクトルの反論。

スペイン代表として日曜日のナイジェリア戦に先発し、大忙しの末にゼロ失点でゴールを守り通したバルデス。彼のインタビュー記事が23日のEL PAIS紙に掲載されていますので、その中から幾つかのコメントを紹介してみましょう。あと1年バルサでプレーし、来年は南仏の富豪クラブに行くのではないか・・・?とも言われているビクトルですが、移籍先にこだわりはなく、お金を優先条件で選ぶこともないと強調しています。

スペインには残らないだろうね。でもどこだっていいんだ。その時が訪れれば、どこへ行くか決めるさ。僕にはまだ時間があるからね。イタリアでもドイツでもロシアでも中国でも・・・ 海を渡ろうとも、すごく遠くでも僕はかまわない。僕のことをよく分かっている人なら、僕がお金を話をするのが大嫌いなのを知ってるよ。僕はこの人生において、お金で物事を決めたことは一度もないんだ。僕にとって、バルサは一つの感情。このユニフォームに袖を通すのは毎回、感情的な行為なんだ」

心のクラブであるバルサを何故出ることにしたのか。その理由をビクトルは、かつての恩師グアルディオラの言葉をなぞらえてこう言いました。「これはごく自然な決断だよ。僕はバルサで12年間過ごすことになるし、バルサのポルテーロは1年で2年の価値があるからね。精神的な消耗がものすごいんだ。契約が満了する1年前となって僕は分かれ道に立ち、もし準備OKならば決断をしていただろう。でも正直なところ、自分はムリだと思う。素晴らしい時を過ごしたけれど、別の道を探す時が来たんだよ」

 

自分の性格が論争を助長する

そしてバルデスは「ファンには感謝の言葉しかない。僕がボールを触った時の拍手はすごかった」とファンからのサポートの感謝を述べる一方で、「バルサではメディアが力を持っている」として次のようにも語っています。「誰も本当のことを尋ねないし、落ち度はいつだってポルテーロ、つまり僕にあるんだ。僕は自分の性格が、論争を助長することを知ってる。だって僕は自分を守るために話しに出たり、記者に電話をしたりしないからね。サヨナラ昼食会を主催したといわれた日もそうさ。あれはチームの食事会で、500試合出場を果たした僕がみんなを招待したんだ。僕は誰にも別れを告げる必要はなかった。バルデスで論争を売るのは簡単なんだ」

マラガ戦でプレーしなかった理由については、守護神はこう説明しています。「2週間前からそう決まってたんだ。ティトにローテーションをしたいけどどう思う、と訊ねられたから、好いんじゃないかって答えた。でも僕はデルビーにはプレーをしたかった。クレである僕にとって、デルビーはとても特別だからね。それでマラガ戦はピントがプレーをして、彼は最高の試合をしたよ。僕がピントと話をしてない?僕に対してもそうだけど、彼に対する敬意も足りないと思う。彼はバルセロナにものすごく多くを与えてきた選手だよ。コルドバへと試合をしに行ったり、8週間ぶりにリーガでプレーしたりするのは、とても難しいことなんだ」

生まれ変わってもまたポルテーロをしますか?との質問に、「うん。ポルテーロは僕に全てを与えてくれたから」と回答したビクトルはまた、失点を許すことの辛さについては次のように言っています。「トレーニングであっても失点は辛いんだ。失点は自分が良い仕事をしてなかったという感覚を残すからね。強い競争心を持っているポルテーロにとっては、それは矢を打ち込まれるようなものだよ」

 

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