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パス成功率100%の男

 

もっとダイナミックなソングも見たい。

先週土曜日のバジャドリー戦にて、ある珍しい記録が生まれました。達成したのはアレックス・ソング。彼はこの試合で102本のパスを試み、その全てを成功させたのです。2013/14シーズンのリーガ・エスパニョーラにおいて、パス成功率100%はソングが第一号となります。

ブスケツに休養を与えるために、バジャドリー戦で先発起用となったソング。そして彼はその90数分間で快挙といえる数字を残すのですが、彼のプレーが光り輝いていたかといえば、そこはまた別の話です。チームの出来がいまいちだった前半は特にボールを受けても出しどころがなく、長くボールを触っている場面も何度かありましたし、守備ではバルトラのフォローに助けられたりもしていました。もちろん102本のパスを全て通すことは並大抵ではありません。その正確なプレーに文句はないのですが、パスの幾つかを外してもソングがインパクトのあるパフォーマンスを残した試合は他にあった。“チャビがパス成功率100%だった場合”とは意味合いが少々違います。

今はブスケツの控えとして起用されることがほとんどのソングですが、セルティック戦の前日会見でマルティーノ監督は「私はソングはドブレピボーテというよ  りもインテリオールだと思っている」との見解を示しており、今後の変化に期待が持てます。ソングはアーセナル時代、ファンペルシーのゴールを幾つもアシストするなど、攻撃のセンスがある選手。バルサでは守備的な位置での出場ばかりなので、インテリオール起用はとても楽しみです。ピボーテもいいけど、ダイナミズム溢れるソングも見たい。対戦相手によってはかなり面白い存在になりそうな雰囲気があります。エル・タタもまた、良い案を見つける雰囲気を持ってますしね。

 

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