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マルティーノ「もし来季も私がここにいるなら、それは事が上手く運んだということ」

 

来年も続投を願うけれども、それは結果次第だと監督。

フットボル外の話題が大きな比率を占めている、ここ数日のバルサ周辺。金曜日にはレオ・メッシによる発言(半年おきに契約を更新する必要はない、と述べたファウス副会長に対し、「セニョール・ファウスはフットボルを何も知らない人だ」と斬った)が新たな話題となりました。そういったフットボル外の雑音に対し、この土曜日にヘタフェ戦の前日会見に現れたヘラルド・マルティーノ監督は“一切立ち入るつもりはない”、との姿勢を示しています。「個人的に心配しているのは、チームがどうプレーするかだよ」

 

外野の騒音は気にしない

首都方面からのアンチキャンペーンに対し、前日の会見でビクトル・バルデスが団結の重要性を訴えていました。それにはミスターも賛同します。「私たちはスポーツに集中しなければならない。それが私たちの仕事なんだ。ビクトルの発言の中に、興味深い言葉がある。それはグループとして自分たちに集中することがより強くなることだ、というものだよ。それが出来れば、巷の声は私たちに影響しなくなるだろう。内側から強くなければ、雰囲気に潰れる。雰囲気は勝てば良くなり、負ければ悪くなるものだ。3日おきに流されてはいけない」

周囲のムードについては、タタさんはこうも述べます。「問題には自然なものと、引き起こされたものがある。定かではない問題や、1試合の結果による悪い雰囲気は自然なものではない。自然な問題であれば、私たちはそれを乗り越えなければならない。けれども引き起こされた問題であれば、無視するようにする必要があるんだ

メッシとファウス副会長の揉め事には、監督は口を挟もうとはしませんでした。

私が心配しているのは、チームがどうプレーするかだ。私はフットボル的な部分に影響しない問題に気を逸らしたりはしない。私はチームがよりソリッドになり、勝ち、選手たちの状態がよくあることに集中したいんだ。バルセロナの監督として私は重要な問題を気にかける必要があるようだし、私にとって非常に重要なのはフットボル的な事柄だけを見ることだよ。私は副会長が言ったことも、レオが言ったこともよく知らない。私たちが興味を持たねばならないのは、バルセロナのフットボルについてだ

そしてフットボル的なことであるリオネル・メッシの回復具合に関しては、タタさんはこう説明しています。「すでに計画されているわけではないけれど、おそらくはアルゼンチンでレオに会うことになるだろう。彼はロサリオでトレーニングをするだろうし、26日から私たちがここへ戻ってくる29日までの間にトレーニングの様子を見に行ってレオと会うと思う。ただいずれにせよ、彼のリハビリや回復の状況は逐一伝えられている。新年にグループ練習に復帰する時には、完璧なコンディションになっているだろう

 

チャビとプジョルを外した理由

今回のヘタフェ戦ではチャビ・エルナンデスとカルラス・プジョルが招集リストから外れました。その理由については。「これが決定的な状況であれば、リスクを冒してチャビを呼んでいたかもしれない。けれどもシーズンは今半ばであるし、後に回復するための時間が2週間あることも考慮し、私たちはリスクを冒さないことを選んだんだ。そしてプジョルは、今回の遠征には参加する必要はないだろうと私たちは考えている」

明日の対戦相手であるヘタフェに関しては、「良いチームだし、地元で良い結果を残している。空中戦に強く、前線にはスペースを活かすのが上手いスピードのあるデランテロたちがいるね。私たちが彼らを落ち着かなくさせ、彼らに私たちが不安にさせられないようなプレーを目指していくよ」と語ったマルティーノ。メッシもネイマールも起用できない状況で、セスクが“偽9番”を務めるのか?との問いには、「セルジ・ロベルトやアレクシス、ドングウもプレーできる。もっとも、アレクシスとドングウは“偽”ではなくて本物の9番になるだろうけれどね」と答えています。

またアンドレス・イニエスタの契約延長に関しては、マルティーノ監督はこんな喩えを用いてその重要性を表現しました。「NBAでは彼のような選手をフランチャイズプレーヤーと呼ぶ。彼も多かれ少なかれ、そうだろうね。この知らせに私たちはとても幸せだよ」

 

退団は考えていない

最近のウワサの中には、タタさんが今季限りでバルセロナを去るのでは?との憶測も含まれています。「監督は誰でもベストを強く望んでいるものだし、仕事に連続性をもちたいと願っている。ただ私はその件を確約できる状況になく、自分で決められるものでもないんだ。それは結果次第だよ。次の5月にバルセロナがどうなっているか、誰にも知る由はない。私には、自分が生み出していないものに関して説明をする必要はないしね。もし来年も私がバルセロナの監督であるなら、それは物事が上手くいったから。そして私たちが願うのはそうなることだよ

そして。「私は居心地よくやっているし、チームとも上手くいってる。私はこの街が好きで、チームのプレーも好きだ。ムイビエン(ベリーグー)だよ。自分がここに何年も居ると思っているなんて、どのように言えるだろう?ここでは結果と成績がものを言うんだ。そしてそれは3日おきに試される

2013年最後となる日曜日のヘタフェ戦では、良い終わり方をするのが重要だとミスターは言います。「リーガを首位をキープするだけでなく、堅いパフォーマンスによってこの1年を終えることが非常に重要だ。ここ最近の試合のパフォーマンスがより向上し続けることを期待してるよ。シーズンの後半に臨んでいくためにも、良い形で1年を終えるのが精神的にとても重要だと思う

 

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