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アビダルの復帰計画は少し延期

 

以前に報じられていたよりは、プレー復帰は先になる見込み。

事が順調に進めば、2月10日(日)のヘタフェ戦(カンプノウ)にて感動のプレー復帰もあるんじゃないか、と言われていたエリック・アビダルですが、残念ながらそのシーンはもうちょっと先に延期となりそうです。なにせミラクルといえる肝移植からのエリート競技復帰。過去に実現した例すらほとんどないのですから。

アビさんは先週23日、el Hspital Clinicへと入院しました。クラブの発表によれば「昨年4月に受けた肝移植の経過を診るため、3-4日入院をする」。つまりは術後のルーチンである検査を幾つか受け、患部の状態が上々であることを確認してサクッと退院、というふうになると予想されていたのですが、実際に彼が退院したのは28日のことでした。予定よりも2日ほど、入院が長引いたわけです。

ここで推測できることは、アビダルの今回の入院は検査を目的とするだけではなく、なんらかの問題を解決するためのものだったというものです。しかしそれは肝移植から1年以内の患者には普通に起こる類の問題。クラブは「アビダルは来週よりトレーニングに戻る」と発表しており、深刻なトラブルではないでしょう。スーパーアビダルといえど、術後1年は用心が必要であるとの原則から外れるわけではないんですよね(彼がすごすぎ、つい忘れてしまう)。

というわけで不必要なリスクを冒すことはありませんから、エリックの復帰計画も若干練り直しとなります。トレーニングは来週より再開しますので、今週はゆっくりと自宅静養。それによって約2週間は運動から遠ざかることになりますから、失った体力を取り戻すのにしばらくはかかるでしょう。最初はジムで調整し、後にグラウンド練習復帰と考えるのが妥当。そこからはフォームの上がり具合を見て、具体的な復帰プランとなりましょう。

ウェンブリーのチャンピオンズ決勝までは、まだたくさん時間はありますから!バモス、エリック!

 

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