栄養士を雇い、万全のコンディション作りを行うエース。
パリ・サンジェルマンとの試合で右太ももを痛め、それによってバイエルンとの戦いにほとんど参加することができなかったことは、レオ・メッシにとって痛恨の出来事でした。もう二度とあんな悔しくてイヤな思いはしたくない。今後も自分がトップクラスの選手であり続けるためには、今以上のケアが必要になる。そこでメッシはこの夏、ベストのフィジカルコンディションを取り戻すべく、クラブ外部の栄養士と契約を交わしたのだそうです(情報元はSPORT紙)。
この2013/14シーズンは、メッシのみならず多くのフットボル選手にとって重要な意味を持っています。そうさせているのは、シーズン終了後に開幕するブラジルでのムンディアル。悲願であるこのタイトルを獲得するためにも、彼はバルサにて最高のシーズンを送り、万全の準備を整えておかなければならない。怪我をしてイマイチの仕上がりで来夏を迎えるわけにはいきません。それにシーズン前半戦にて再び無双状態となれば、リベリーを押しのけ、5年連続バロンデオロなんてのも見えてくるでしょう。バイエルンに粉砕されたチャンピオンズでも、心のトゲを抜くべく闘志を燃やしているのは間違いない。メッシがいつも以上に今季に燃える理由は幾つもあるわけです。
そしてプロの栄養士を雇い、絶対の信頼をおくファンホ・ブラウとともに身体作りを行ってきた結果、レオはわずか1ヶ月で2キロの減量に成功したらしく。言われてみれば、バレンシア戦でのメッシはあご周りもすっきりしていたような・・・。メスタージャでの3つのゴールはいずれも心身のキレを感じさせるものでしたし、燃えるメッシとエル・タタのローテーション起用が上手く反応すれば、すばらしい1年になる期待は大であります。
バルサ入団時よりも体重を2キロ増やし、理想的な重さになったというネイマール(MUNDO DEPORITIVO紙情報)の存在もまた、メッシの負担を軽減させることでしょう。ムンディアルでの栄冠を目指す2人のクラックが怪我なくシーズンを乗り切れば、自ずとバルサにタイトルがくる。そう確信するこの9月あたまです。
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