バルトラ「プジョルのようになりたい」

難しさの中にこそチャンスがある、と若き才能。

さて2012-13シーズンのチーム編成において気になるのは、バルサBから昇格してくるカンテラーノたちの落ち着き先です。ティトチームに残るのか、それともどこかへ修行に出るのか。トップチーム濃厚なのはダニ・アルベスの控えとなり、ダニ自身もたいそう可愛がっているマルティン・モントーヤと、セントラルの期待の星マルク・バルトラ。現在マルクはワイン畑に囲まれたのどかな村、生まれ故郷のSant Jaume dels Domenysでバケーション中でして、彼の元を訪れたSPORT紙のインタビューにて将来への希望を語っています。

ひとつ夢が叶えば、次の夢へ

10歳でバルサのフットボル・バッセに入団したバルトラは、「その瞬間」のために全力で準備をしてきたそうです。トップチーム契約を得る来季は、間違いなくその瞬間となります。「そうなると確信してるよ。僕がトップチームでやれると信頼してくれた人たちみんなに、お返しをする時がきたんだ。自分の持てる力を出し尽くしていこうと思う。(中略)カンテラでは辛いこともあったけれど、良いことの方がずっと多かったよ。良い監督たちにも恵まれたし、たくさんのことを教えてもらった。これからは出来るだけ長くバルサに居られるよう、全力を出していきたい」

爽やかなり、マルク。タフなポジション争いについては、若者はこう目を輝かせています。「難しい挑戦なのは判ってる。でも僕は燃えているし、難しさの中にこそ大きなチャンスがあるんだ。(まずは)プレシーズンに全力で挑むよ。僕の最初の夢はトップチームにたどり着くことだった。それが叶ったなら、今度は可能なかぎりそこに残るのが次の目標だ。僕のアイドルはプジョルだし、彼の通った道を歩んでいければと思う。大変な道のりだとは知っているけど、少しずつ、一日ずつ練習を重ねて、訪れるチャンスを活かしていければと思うんだ」

イケメンのバルトラと、ターザン系のプジョル。マルクはむしろ、WAKA旦那のタイプのように見えます。「どちらにもすごく注目してるよ。彼らは世界最高のセントラルだし、マスチェラーノもそうだね。この2年間は彼らと一緒に練習できて、多くを学び、助言ももらえてとても嬉しかった」

責任は引き受ける

ちなみに”チアゴ・シウバが来なかったのはあなたたちにとって朗報でしたね?”という問いに対し、バルトラは「誰が来ることになっても、来た人から学ぶだけ。でもアンドレウ、ムニ、それに僕と世界最高のセントラルたちがいれば、ポジションはきっちりカバーされてると思う」と自負をのぞかせています。ではトップチームでは徐々に出番を増やしていきたいのか、あるいはいきなり責任を負う立場になってもやったる気はあるのか。若者はこう答えました。「僕は何年も準備をしてきたし、バルサBでの2年はその役に立った。もし最初の試合から責任を負う必要があるなら、それを引き受けるよ。それが3試合目でも、3ヶ月でも同じさ。最初はあまり信頼はないだろうけれど、僕は自分をすごく信じているし、この時のために精神面での準備をかなりやってきたんだ」

頼もしいではないですか。バルトラは続けます。「フットボルでは良いプレーをするだけじゃなく、精神的にすごく強くなければならない。そして精神力があれば、僕には問題は発生しないと思うんだ。何故なら僕は、全てに適応できるからね。まずはハードにトレーニングを行っていくよ」

数年後にバルトラが、セントラルのレギュラーとなっていればステキ。こういう楽しみ方をさせてくれるバルサというクラブも、毎年思うことながら、どこまでもステキであります。バモス、マルク!

 

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