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ルイス・エンリケ「ラージョはボールを争ってくる数少ないチームの一つ」

敵将パコ・ヘメスを大絶賛するルーチョ。

FCバルセロナは今週末のリーガ第26節を、現地の昼12時(日本時間20時)という非常に稀な時間に行います。カンプノウに迎えるのは、パコ・ヘメス監督率いるラージョ・バジェカーノ。彼らは非常に勇敢なフットボルを実践していることで評価されており、バルサ監督ルイス・エンリケもまた、土曜日の前日会見にて彼らのプレーに惜しみない賛辞を送っています。カンプノウでもおそらく、引き分けではなく勝利を狙ってくるであろうラージョ。レアな日曜正午の試合でもありますし、スタジアムも盛り上がるんじゃないでしょうか。

勇敢なるラージョ

以下はラージョ・バジェカーノ戦の前日会見におけるルイス・エンリケのコメント抜粋です(SPORT、MUNDO DEPORTIVOを参考)。

ラージョの特徴
「ライバルチームは全てにそれぞれの難しさ(強さ)があるけれど、確かなのはラージョがとりわけ強いパーソナリティを備えたチームの一つであり、立ち上がりから一気に試合に入り、私たちと本当にボールを争ってくる数少ないチームであるということだ。とても魅力的な相手だよ」

「もし彼らのプレッシャーが上手くかかり、私たちにひらめきがなければ、私たちは苦しむことになるだろう。こちらが上回れば、勝つチャンスは大きくなる。それはひいて守ってくる相手との試合と同じだよ。こちらが解決策を見つけられるかもしれないし、厄介な試合になるかもしれない。上手く攻められれば、私たちの可能性は大きくなる」

パコ・ヘメス監督
「彼とは代表チームで一緒にいる機会があったけれど、あの迅速なセントラルの背後にこんなに攻撃的なフットボルをする監督が潜んでいるとは想像もしなかったよ。監督としての彼を私は大好きなんだ。こういうプレーをするチームのおかげでスタジアムは満員になる。レベルの高いチームを見るのが私は好きだし、ラージョはリーガのベストチームの一つだと思う」

少ない予算であっても勇敢に良いフットボルがプレーできることを彼は示している。もっとポテンシャルのあるチームを率いる彼が見たいね」

リーガをくれる試合であるかのように

チームのメンタリティ
「注意を失わず、各試合をリーガを決める試合であるかのようにプレーすることがポイントとなるだろう。リーガは勝点を重ねていくのが難しい選手権。カンペオナートの終わりが近づくにつれ、難しさは増していく。下位のチームは勝点が必要となり、サプライズを起こし、ビッグチームが勝点を失うことになる。危険度が増えていくんだ」

試合開始時間
「良くも悪くもないさ。ルーティンが異なり、全てが変わってくるということだ。ただ時間に関わらず、いつもしていることをしていくよ。トレーニングをする代わりに、午前中に試合をする感じだ。私が好きかどうかはどうでもよく、12時にプレーしなければならない。それは私たちにはコントロールできないことであり、どちらのチームも条件は同じ。言い訳にはならないよ」

コパ決勝進出
「それで平静を手に入れた、とは思わないし、いったんは忘れなければならない。私たちはリーガ、チャンピオンズ制覇を狙っていく必要があるんだ。コパは危険な相手との決勝戦になるけれど、5月の中旬まではコパに興味はない。私たちは今はリーガとチャンピオンズに集中している

コパ決勝会場論争
「私は憶測話はしないし、論争に興味はないよ。フットボルスタジアムであってくれればいいさ」

先発関連

ペドロの貢献(ネイマールが出場停止につき、アピールの機会到来)
「個人レベルでは、彼は他の選手にない特徴を備えている。縦への突破力があり、得点力があり、サイドを開き、そして常に競う準備ができている選手だ」

ラキティッチのピボーテ
「セルヒオ(ブスケツ)の負傷を受け、彼がその解決策の一つになる可能性はあるね。まあ、私たちには幾つかの選択肢があるわけで、私からヒントは与えはしないよ。マスチェラーノにとっては自然なポジションだし、セルジ・ロベルトやチャビもそのポジションでプレーできる。選択肢は幾つもあるんだ」

セルジ・ロベルトやモントーヤの状況
「チームの一員として普通に扱っているよ。スカッドは22-23名の選手から成る、というのは誰もが知っていることだ。シーズンの最後になれば、各自が決断を下すだろう

昨季の試合買収問題
「イヤなニュースだね。フットボルのために、物事が明らかになることを期待してるよ」

 

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