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ネイマールがパーティに入れなかった夜

サントス時代の出来事。

FCバルセロナが世界に誇る南米トリデンテのなかで、今現在、ちょっとばかり主役の座から遠ざかっているのがネイマールJrです。レオ・メッシはクラブでの公式戦400ゴールをついに達成。記録を意識していたか、398ゴールあたりからはほんのわずかな硬さがあったように思えた大エースですが(足の腫れの件もあった)、400を超えた今、再びケチャップどばどば状態になるんじゃないかと予想します。ルイス・スアレスは絶好調で、今夜もやってくれそう。あとはネイマールに当たりが戻ればトリデンテ無双ですから、PSG戦がその幕開けになればと期待するところです。

そんなネイマールに関し、けっこうどうでもいいエピソードが紹介されていましたので食いついてみます^^; (ネタ元はブラジルのGlobo.comの記事を取り上げるSPORT紙)。それは2010年3月20日のことです。当時ネイがプレーしていたサントスFCは、ニューヨーク・レッドブルズの新スタジアム、レッドブル・アリーナの落成記念試合に参加しました。ゲームは地元チームが3-1で勝利。ネイマールが主役となる話は、その夜に起こります。

夜のパーティに呼ばれたものの…

記念試合を終えたサントスの選手とテクニコたちは、ニューヨークでパーティをやりますので是非参加しませんか?と招待を受けます。そういうお誘いに、ネイマールがやる気を出さないわけがない。気合十分の王子は、さっそくビッグアップルシティへと繰り出します。以下、当時サントスで一緒だったゲオルゲ・ルーカス(セルタにも所属)の裏話コメントです。

「試合の後、僕らはパーティーに行かないかと誘いを受けたんだ。僕のルームメイトだったネイマールは、洋服を買いに出かけて行ったよ。彼は自分のイメージを気にかけていたからね。彼はすでにチームのスターの一人だった。そして買い物から戻ってきた時、彼は自分がパーティーに入れないことを知った。21歳以下だったから、ダンスパーティーに入れなかったんだ。チームの大半は楽しみに行ってるわけで、それは彼にとって本当にフラストレーションだった。僕らがホテルに戻った時は、彼はすでに眠っていたよ」

2010年3月といえば、サントスがクラブワールドカップでバルサと対戦する1年半前。今ではもう、飛ぶ鳥を落とすネイマールですから、彼を締め出すナイトクラブはきっとないでしょう。しかし当時はまだ、少なくともニューヨークでは“坊やは帰ってねんねしな”状態だった、というお話でした。

 

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