扁桃腺炎の手術で、鉄分が減少。
FCバルセロナの新加入選手として、パレスチナとイスラエルへの“ピースツアー”を終え、アジアツアーを開始しているネイマール・ダ・シルバ・ジュニオール。「夢が1つずつ叶っている」と幸せな時を過ごしている彼ですが、実は今ちょっとした身体トラブルを抱えているのだそうです。4日のEl Pais紙が明かしたところによると、バルサの11番が貧血を患っていて、クラブ医療部からの治療を受けているとのこと。夏休み中に受けた扁桃腺炎の手術がその原因となります。
ネイマールが貧血状態にあることは、扁桃腺炎の手術後から判っていたそうです。理由は手術によって彼が思ったよりも出血していたから。バルサの医療部は7月29日、プレシーズン合流時に行ったメディカルチェックの血液検査によって、その事実を確認しています。いま彼の血液はヘモグロビン濃度が低く、鉄分が不足している状態にある。それによってどういう症状が起こるかというと、まず一つめに疲れやすくなり、そして消耗後の回復が遅くなります。幸い、鉄分不足は軽度だということなので心配は要らないらしく、ブラジルでの数値よりも改善してきている。現在は食事とサプリメントによって治療中で、すぐに万全の状態に戻るだろうとのことです。
公式シーズンが開始するまでに、90分のフル出場を果たすのはどうやら難しいそうなのですが、トレーニングはこれといった問題も起こらずフルメニューで実行中のネイマール。彼くらいの血中鉄分欠乏症ならば一般的に1ヵ月半~2ヶ月ほどで回復するそうなので、7月上旬に貧血状態となった彼は、8月末あたりには完治する見込みとなります。なんだかんだいって、栄養あるものをしっかり食べるのが一番。鉄分不足解消のためのお奨め食材は、、、レバー、しじみ、ひじき、煮干し、パセリなどなどです。
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