バルトメウ、“誰か”を獲得?

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二極化するのは悪い政治家だ、と前会長。

FCバルセロナの次期会長の座を目指す筆頭候補、ジョゼップ・マリア・バルトメウとジョアン・ラポルタの両氏がチームプレゼンテーションを終え、この夏の選挙戦も徐々に盛り上がってきています。先週末にもうひとりのプレ候補であるジョルディ・マホ絡みでセルヒオ・ラモス爆弾がぶすぶすと煙をあげ、こちらではなくマドリー方面で爆発したことに続き、現段階での大きな話題はラポルタ陣営のスポーツディレクターとしてエリック・アビダルが迎え入れられるというニュース。対してバルトメウ陣営に関しては、こちらは公表されたものではありませんが、“ある選手”の所属するクラブの会長との移籍交渉で合意した、とのウワサが流れています。

スペイン人セントロカンピスタ

ジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長が某選手の移籍ですでに某会長と合意した、とのニュースはMD紙がまず最初に報じたようです。同紙によると、バルトメウは22日午後に売り手となるクラブの会長さんと話し合いを行い、合意するところにまで至ったとのこと。選手に関する情報はほとんど漏れてはいないけれど、それはリーガでプレーするトップクラスの選手で、スペイン人のセントロカンピスタらしいと記しています。この合意はバルトメウが個人的に取り付けたもので、その選手がいったい誰なのかは、■選挙に勝った場合に発表するとするのがMD紙。■投票から一週間ほど前に明らかにするとするのがSPORT紙です。

リーガでプレーする、実力あるスペイン人セントロカンピスタ、、、まさかのコケはないでしょうし、どちらさんでしょうかねぇ?こういった仮合意の話題はこれからも各陣営から出てくること間違いなしですが、前職だったバルトメウの場合は技術委員会であったり、ルイス・エンリケもまた関心を持っている選手なのは確かでしょう。去年の夏も、似たような話があったような気もしますが、果たして。

バルトメウ 「私たちは勝者のサイクルに入った」

そのジョゼップ・マリア・バルトメウは22日夜、ラジオ局RAC1の番組に出演し、己の主張を行うとともに、その数時間前にラポルタから受けた批判へのコメントなどをしています。目立った言葉を幾つか取り上げますと、次のような感じです。

「私はこれからも勝ち続け、また幸せであり続けたいと思っている。私たちは勝者のサイクルに入ったし、それはこれからも続いていくからね。ベルリンでの決勝戦に勝った一時間後、私はロッカールームへと行ったのだけれど、選手たちはすでにヨーロッパスーパーカップやクラブワールドカップの話をしていたよ。チームの雰囲気は素晴らしく、それは私をとても楽観的にしてくれるんだ

トリプレーテは去る1月に私たちが、自分のためではなくクラブのために良い決断を下したことの結果だ。けれどもトリプレーテだけでなく、私たちは経済面でも、財産面でも、社会面でもリーダーだと思う。私たちはそれら3つの点を何度も何度も考えてきたよ。スポーツ面を別にすれば、2010年のクラブは持続不能といえる状況にあった。お金はなく、さらに4億ユーロを超える負債を抱えていた

「スポーツ面では(ロセイ時代から)フットボル部門で12のタイトルを、全セクションでは50のタイトルを獲得している」

(ラポルタからの批判に対して)「返答する必要はない。私の中で明らかなのは、私には事を二極化する考えはないということだ。その逆で、団結することで無敵になることを私たちは証明してきた。二極化するのは悪い政治家だよ」

(ラポルタが掲げるマシア、カタルーニャ、クライフ、UNICEFについて)「ラ・マシアは機能していない。(他所から)毎年トップチームに選手が来ているんだからね。カタルーニャは(地元民以外はよく分からんので省略)。クライフに関しては、、私ならメッシを付け加えるだろうね。そしてUNICEFに関しては、私たちはプロジェクトを拡大し、毎年の分担金を増額している」

「アビダルにはしたいことを決める自由がある。私にとって、彼はクラブの財産であり、大きなカリスマを持った元選手だ。(スポーツディレクター云々は)驚かなかった。数日前からウワサは流れていたからね」

(カタール航空との契約延長)「唯一の本気オファーだったので、そう書面に書き、アサンブレア(ソシオ総会)に委ねた。もし10月までにそれを上回るオファーが届かなければ、受け入れるかどうかを決めなければならない。私たちは複数のオファーを求めてきたし、今も私たちの執行部がこの件で働いている。他のオファーはかなり見劣りがするもので、どれも4,000万ユーロには届かない。市場調査では、私たちのユニフォームにカタール航空があるという理由で、バルサを避ける企業も国もないという結果で一致しているし、問題はないんだ。ここでのみ生み出されている議論だよ」

ネイマールの件でロセイや私が訴えられているのは、私たちがバルサを守ってきたからだ。法律家も大学教授たちも、不正はないとの意見で一致している。それに加えて、私たちはクラブ顧問の助言以上のことはしていない。問題は徐々に消えてなくなり、最終的には何もなくなることだろう」

アビさん、ラポルタ陣営に

アビダル 「ラ・マシアを再生したい」

一方でもうひとりの本命プレ候補ジョアン・ラポルタですが、昨日22日、バルセロナ市内の選挙本部にて自らの“将来の理事会メンバー”のプレゼンテーションを行っています。その中での最大の目玉は、なんといってもエリック・アビダル。もしラポルタが7月18日の選挙に勝った場合、アビさんはセクレタリオ・テクニコ(強化部長)になるのだそうです。そのお披露目の席でアビダル曰く、

僕らのこのプロジェクトに胸を弾ませてるよ。バルサはクラブ以上の存在で、僕のクラブだ。引退をしたならここへと戻りたいと、僕はいつも言ってきた。ジャンのことはよく知っているし、彼のことをとても信頼している。彼も僕を信じてくれてる。僕らは互いの目を見て、一切の隠し事なく話し合ったよ」、「ラ・マシアをもう一度、アンドレスやメッシ、チャビのような選手を輩出するところにしたいんだ」。アビさんにそう言われると、よし頑張れ!と思ってしまうのが彼の偉大さです。その他のアビダルコメントは次のような感じです。

「メッシとはテレパシーでつながってるんだ。僕の考えることを、彼は知っている。(チームの)選手全員に守られていると感じているし、僕がこの役を志願する前に、僕がこうするであろうことを彼は知っていたと確信してるよ」

「人々は僕の信条を知っているし、世界中のバルセロニスタの敬意を勝ち取りたいと思っている。僕は民主主義者だから、全ての意見を尊重するよ」

「このことが家族や子供たちにどう影響するかを考えた後、引き受ける決断をしたよ。やるからには勝って来いって家族には言われたね。たくさんのファンに、バルサに戻ってきてと求められたことにも影響を受けた。ファンを失望させたくはない

ラ・マシアがクラブの柱

ラポルタはそして、「私たちを偉大にしたヨハン・クライフ、あるいはチキ・ベギリスタインのフィロソフィーは、ルイス・エンリケとともに継続していく」と、2014/15シーズンの路線を続けていく旨を強調。「私にとってバルサはクラブ以上の存在であり、それはクライフ、ラ・マシア、カタルーニャ、UNICEFに基づいている。これらが私たちの提案するプロジェクトの柱だ」と述べています。

そのうちのラ・マシアに関しては、「アイデンティティであり、クラブが持続可能であるための重要な柱だ。もう一度ラ・マシアを機能させたい。私たちの大成功は、ラ・マシアによって可能となったんだ。このモデルとともに将来の土台を作りたいと思う。イニエスタやブスケツ、ペドロ、チャビ、メッシがそうだったように、私たちのスタイルで勝利へと至るためのトップクラスの選手たちをラ・マシアから出したい」とのこと。

カタールかUNICEFか、については、「カタールのみが成功への選択肢だとは理解できない。彼らは説明が必要だろう。私たちはUNICEFとつながっていたい。カタールの政治体制と私たちは相容れないんだ。彼らからは全てをカネで買っているという印象を受ける。それはバルサのやり方ではない」、「私たちはUNICEF、彼ら(バルトメウ)はカタールだ。UNICEFとともに、世界がバルサに与えているものへのお返しがしたい。自分たちは感謝しなければならない、と私たちは感じているんだ」、との主張です。

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