アルベス「お世辞は受け取らない」

ペドロには残留してほしいが、決めるのは彼と。

ダニ・アルベスはスーペルコパの王です。ヨーロッパの方はセビージャ時代と合わせて3回優勝していて、今回勝てばパオロ・マルディーニの記録(4回)に並ぶ。スペインの方も5回制してますから、もしバルサが両方に勝つなら、ダニのスーペルコパコレクションは合計10個になるわけです。10日のUEFAによる前日会見にバルサ選手代表としてイニエスタとともに出席したのはそういった理由からでしょうし、チーム視点で見れば、ダニがいることはスーペルコパ獲得の“お守り”となる。今回も是非、その“効力”が発揮されますように。

ちなみに2006年にバルサがセビージャに敗れた欧州スーペルコパ(3-0)では、アルベスはそのセビージャに所属していました。当時も本命視されたのはバルサでしたが、結果はライカールトチームの完敗。そういった経験から、特に一発勝負では何があるか分からないとラテラルは言います。

本命かどうかピッチで示す

「ファイナルというものは、プレーし、競わなければならない。世間では僕らが本命と見なされているようだけど、僕らはそれを(ピッチで)証明しなければならないんだ。バルサとセビージャはタイプが異なり、今のフットボルは実力が拮抗しているから本命なんてものは存在しないよ。そのことを僕はすでに経験しているしね。僕らは準備を整えている。お世辞は相応しい瞬間が来るまで受け取りはしないさ」

さすがのアルベス節、といったところです。ダニさんはその他にも、すったもんだの末に残留を決めた件に関しては「クラブの外に出ていた片一方の足より、中に残っていた片足の方が強かった。だから残留したんだ。これからもチームメイトとチームのために身を捧げていくよ。バルサに全てを捧げる」とコメント。退団が濃厚とされるペドロについては、こんなふうに語っています。

僕なら残るように勧めるだろうけど、口出しする人の数が増えるほどに決めるのは難しくなるしね。僕らは介入すべきじゃない。残留するかどうかは彼の問題。彼が心に従って決めることだ。僕としてはペドロには何年も残ってほしいから、残るのであれば僕らはすごく嬉しい。でももし出て行くのであれば、僕らはそれを尊重しないといけないね

“クレイジー”なアルダが必要

新加入のアルダ・トゥランに関しては、賛辞を惜しまないダニです。「彼が僕らのチームにいるのはとても光栄なことだよ。1月まで試合に出られないのは残念なことだけど、その知性と資質によってチームにかなり貢献してくれることだろう。彼はフェノメノだ。それに対戦をしていた時から、彼はすごく愉快なやつだったよ。試合の間中、彼はずっと喋っててね、僕らのチームには彼のようなちょっとクレイジーなやつが必要なんだ。だから彼がチームにいることを僕らはとても嬉しく思ってるよ」

チャビの「6」を守りたい

一方、ダニ・アルベスは10日付のMD紙のインタビューのなかで、この夏にカタールへと旅立ったチャビ・エルナンデスの背番号「6」を引き継いだ件について、その理由を説明しています。「幾つかの理由から、彼の番号をお願いしたんだ。まず一つめは僕の誕生日が(5月)6日だったからで、二つめがセビージャでも使っていた番号だったから。それともう一つ、僕は同じ背番号を長い間着けてプレーするのが好きじゃなくてね、飽きてくると変更するんだ。僕はこれまで、2と(アビダルの)22を使ってきたし、そこに6が加わる」

幾つかの空き番号の中で、「6」を選んだのにはもちろんもっと“マトモ”な理由もあります。「6番を選んだのは自分をチャビになぞらえているからじゃないよ。だってチャビは誰とも比べることはできないからね。彼はとても長い間このクラブでプレーしていた選手で、僕は彼のようにここで生まれ育ったわけではないけれど、彼にものすごく敬服しているからこそ彼の番号を着けるんだ。プロとしてどうあるか、人としてどうあるかを、彼は僕に教えてくれた。特に人間としてだね。僕らはたくさんの楽しいことや、そうでもないことを共有してきた。彼とはたくさんのことを話したよ」

バルサとの契約を延長した理由の一つが、チャビとの会話だった。僕は彼と話をして、誰にも6番を身に着けてほしくないと彼に言ったんだ。自分なら彼のようにこの番号を守っていけると考えている。人生において僕はチャレンジすることを望む。6番を着けることは最大のチャレンジの一つだよ」

背番号6を引き継ぐ際、チャビに事前に断っていたわけではなかった、とアルベスは言います。「彼には伝えず、空いていた6番を選んだんだ。その後でチャビと話をしたよ。彼は僕に、僕が6番を守ることを嬉しく思うと言ってくれた。だからチャビの祝福はばっちり受けているよ

別の誰かにチャビの6番を付けられたくなかったとの思い、自分なら6番を守っていけるという自信と覚悟、受け取りました。パフォーマンスが悪いと6番を汚すな、と批判を受けるでしょうが、アルベスのそういう熱い気持ちは大好きなので応援したいです。まずは古巣セビージャとのスーペルコパ・デ・エウロパで、6番アルベスの良さを示そう!フォルサ!

 

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