Vamos a remontar !

 

チームにはカンプノウ大観衆がついている。

あのケチの付き始めとなったサンシーロでの惨敗から3週間。その後、ドブレクラシコでの悪夢を経験したティトロウラチームに、汚名返上の機会がやってきました。2-0からの逆転の懸かった、カンプノウ決戦。この一週間というもの、メディアの前に登場した選手たちは、口々に”逆転は可能だ”と強調してきました。それがハッタリなのか事実なのかをピッチ上で証明する戦い、それが今宵の1/8ファイナルブエルタです。複数の選手たちが言うように、このチームに欠けている唯一のエピソードが大逆転。やっちゃいましょう、今日このカンプノウで。

 

全員が団結することで力を生む

もし近々この命果てるとして、このバルサ(ペップ以降)に関して何か心残りはあるだろうかと考えた時、リーガ優勝は何度も目撃したし、チャンピオンズ制覇もLIVEで2度見させてもらったし、世界王者にもなったし、バロンデオロも獲ったし、そのフットボルによって一世を風靡したし、、、と、彼らには全てのものを与えてもらったことを改めて認識します。足りないものといったら、チャビやアルベスが言っていた”歴史的大逆転”くらい。バンガールのチームがチェルシー相手にやってのけたような、ああいう試合です。

そういう意味において、今夜のミラン戦はその絶好のチャンスとなります。2-0をひっくり返したとして、タイトルは得られない。決勝へと進むわけでもない。やっとこさベスト8へ名乗りをあげるだけ。懸かっているのは誇りとはまたちょっと違う、なんというか、清々しい気分でシーズン終盤へと突入できるかどうかのムードです。ここで歴史的勝利を収められたなら、チームは勢力を拡大しつつある闇の住人たちを一掃することができましょう。クラブは再び一致団結し、ゴールへと向かってばく進するでしょう。

今宵のカンプノウに咲くモザイクの文字は、”SOM UN EQUIP”(私たちは一つのチームだ)です。つまりはピッチでボールを蹴り戦う選手たちだけでなく、ベンチやスタッフ、スタンドの9万人余の観客も含めて、ひとつのチームとして逆転へ挑むということ。クレは開始1秒からチームを後押しせねばならず、チームはプレーにてその声援をより引き出さなければなりません。スタジアムとチームが一体となってミランを飲み込むことが、魔法の夜への第一歩となります。

 

激しく、かつ慌てず急がず

ミッション達成のためにバルサは、頭と心の微妙なバランスが求められます。燃えるハートは絶対不可欠だけれど、攻め急いでは相手の思う壺。見るものを熱くする激しさを持ちつつ、理性も同時に持たなければなりません。なんとな~くぼんやり様子を見ていたら45分が終わりました、なんてのはダメダメ。攻めまくっていたらカウンターで失点して万事休すってのもダメ。プレスは激しく、かつ冷静に。攻めはハイスピードかつ慌てず正確に。自分たちの持ち味はとことん出し、相手の弱点を突きまくれるか。早い時間帯に先制できれば、ミラクルも現実味を帯びてきましょう。

12日付のSPORT紙には、”ティトからの5つの指示”として、このミラン戦でチームが行うべき5つの基本的だけれども決定的な行為が挙げられています。その5つは確かに非常にベーシックなプレーなのですが、最近のチームが出来ていないことでもある。もしこの”ティトの指示”を選手たちが遂行できたなら、3-0は十分に可能となります。あとはジョルディ・ロウラがどれだけ、その基本をチームに沁み込ませられるかでしょうか。

 

ティトからの5つの指示

早い時間での先制点
この重要性はもう、言うまでもありません。もし15分以内にミランのゴールネットを揺らせたなら、勝負の様相は大きく変化します。若いチームであるミランは、それで浮き足立つかもしれない。そして過去の実績から見ても、早々に先制した試合でのバルサの強さはずば抜けています。

ピッチを広く使う
それがエストレーモであれラテラルであれ、ピッチを可能なかぎり広く使うこともまた必勝法の一つです。守備者をずらりと並べてくるであろうミランのラインを、どれだけ広げられるかがミソ。サイドに張った選手が勝負を仕掛け、開いた場所をメッシ、イニエスタ、チャビらが如何に突けるかです。

ゴールチャンスで相手を消耗させる
難破船から水をすくい出す船員のように、引きこもるミランを打ちまくれるか、だとSPORT紙は表現しています。ボコられた経験の少ないミランの守備陣が、”もう勘弁してよ”というくらいにスタジアム全体でプレッシャーをかけられるか。精神戦に勝利する上でもチャンスを連続させることは重要で、ミランの足が震え始めるくらいに圧力をかけなければなりません。

セカンドボールを奪い、更なる圧力を
ライカー時代以降、バルサの長所だったライバルに息もつかせない波状攻撃。あっという間にボールを取り戻し、相手エリアの近くでプレーをし続けること、それがチャンスを生み出す上での第一歩です。そしてシュートを多く放ち、こぼれ球へとまず先に詰め寄ること。泥臭かろうがなんだろうが、ゴールを奪い取ること。フィジカル勝負に負けないことや、マークを外すスピードが求められます。

セットプレーを避ける
わずか1点を奪えばミランは相当楽になるため、バルサはとりわけ守備で激しくいかなければなりません。怖いのは彼らの得意とするカウンター。よって速攻を発動させない守備が、勝ち上がる上で超重要となります。そしてエリア側方でのファールやコーナーキックを可能なかぎり与えないこと。苦手なセットプレーの場面を作らないことで、見慣れた失点シーンを目撃しない可能性は増えるのです。

 

正直なところ、この5つのポイントを現在のチームがばっちり遂行する図は想像できないのですが(苦笑)、運でもなんでも、多少ドタバタしようとも、結果的に上手くいけば良しです。そして大逆転に成功するかどうかは分かりませんが、そもそもそれを信じていなければ、絶対に成功はしない。ポジティブに考えることが、流れを変える必須条件でしょう。そして9万数千人が一体となってチームを後押しすれば、ドえらいことだってきっと起こっちゃうに違いない。このチームを信じることに、理屈なんて要らない。全世界のクレの声援を受け、飛べよバルサ。フォルサ!!

 

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